JUGEMテーマ:キャラクターの絵本
こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
Petzi(ペッツィ)について、ちょこっと。
ペッツィはデンマーク生まれのくまちゃんです。
1950年代に新聞漫画のキャラクターとして誕生しました。
以前の日本では、絵本をキャラクターグッズなど並行輸入品がわずかに販売されていましたが、数年前から公式キャラクターグッズが販売されるようになりました。
しかし、そのキャラクター名はラスムス・クルンプ=Rasmus Klump。
まあ、こちらが本来のデンマークでの名前なんですけどね。
Petzi(ペッツィ)はドイツでの名前なのです。
これまでは、けっこう前から主にドイツで出版や製造された本や雑貨が少しずつ輸入されていて、密やかながら、(Tote も含め)彼のファン層はいると思います。
そういう人たちにとっては、ペッツィなんだよね、やっぱり。
また、ドイツでは引き続きペッツィなので。
そこで、ブッククーリエ では、主に大見出しなどではペッツィとラスムス・クルンプを併記しております。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
今年は卯年なので、うさぎの絵本をたくさん紹介するつもりでいます。
うさぎの絵本は多い印象があって、アメリカのリトルゴールデンブックはうさぎ、ドイツのピクシー絵本はくま が1番多かったような気がするが、実際のところはどうなのか?
実は、2017年にブッククーリエの店頭に限ってですが、調べたことがありました。
その結果、キャラクターものを除く、よく登場する動物ベスト3はこちら:
リトルゴールデンブック
1位 うさぎ
2位 ねこ
3位 くま
ピクシー絵本
1位 くま
2位 ねずみ・はりねずみ
3位 ねこ
くま以外は身近な動物といった感じです(正直なところ、ねずみはあまり身近にいてほしくないけど)。
でも、リトルゴールデンブック・ピクシー絵本とも、けっこう意外な動物のお話があったりします。また、いろんな動物がたくさん出てくる絵本も多いです。
好きな動物の絵本を集めている人もいると思います。
こういうテーマで絵本のウィンドウショッピングをするのも楽しいですよ。
JUGEMテーマ:クリスマス
クリスマスが近いので、サンタさんのソリを引くトナカイたちについて。
ソリを引くトナカイはルドルフも入れて9頭。
ルドルフ以外のそれぞれのトナカイの名前、知ってますか?
1) ルドルフを先頭にポジション順に:
2)ダッシャー Dasher
3)ダンサー Dancer
4)プランサー Prancer
5)ヴィクセン Vixen
6)コメット Comet
7)キューピッド Cupid
8)ドンダー Donder
9)ブリッツェン Blitzen
このポジションにはちゃんと理由があるのです。
リチャード・スカリーの「ルドルフ(Rudolph)」にその理由が書かれています。
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
こんにちは、ブッククーリエ 店長のトートです。
いきなりですが、堀内誠一さんの原画展に行ってきました(本日最終日!)。
堀内誠一さんは「ぐるんぱのようちえん」や「たろうのおでかけ」などの作家さんとして知られていますが、アートディレクター、デザイナーとしても名実ともにすごい人でした。
あの伝説の雑誌「オリーブ」の初代アートディレクターをつとめたお方です。
原画を見て、あらためて絵の上手さに驚嘆しましたが、うーん、レイアウトやデザインもディレクションもすべて完璧なのです。天才なのだろう。
ご本人は絵本のお仕事がいちばんお好きだったようです。
小さいときは、ぐるんぱやたろうといっしょに抜けるようにクリアな色づかいの絵本の世界で遊ばせていただき、大人になってからはデザインの勉強をさせていただきました。とても大切に思っている作家さんです。
夏には横浜で大きな展覧会があるようです。
すっごく、楽しみ。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
「レビロ、あるサッカー少年のものがたり(Revilo)」、
サッカーにまつわる、ちょっとイイお話です。
ブラジルの小さな村にレビロという少年が家族といっしょに暮らしていました。
レビロのお父さんは村で唯一の自動車修理工場をやっています。
レビロはお父さんの仕事を手伝いながら、地元のクラブチームでサッカーをしていて、村いちばんの優秀な選手です。
レビロのサッカーについてのうわさは村をこえて広まっていきました。
そして、レビロのもとに国の内外の有力チームからスカウトの話がたくさんきました。有名になってお金持ちにもなれるチャンスだと村の人たちはおおさわぎ。
「レビロはどのプロチームに入るんだろう?」と村の人たちは興味しんしんですが、レビロはどんな選択をしたのでしょう?
ヒント:「村で車の修理を手伝える人はぼく以外にいない」とレビロは考えました。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:キャラクターの絵本
昨日ご紹介した「リトル・ルル(Little Lulu)」について、説明しておきます。
リトル・ルルの誕生は1935年。
新聞の漫画として連載され、世界中で大人気になりました。
アメコミの世界では1930年代から50年代にかけては「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、この頃の人気キャラのペーパーバックはすごい高値で取引されています。
アメリカの古本屋さんでは、店頭に出してなくて、お得意さんにだけ奥の金庫(書庫?)からこっそり出してきて見せてくれるような感じ。ルルちゃんもそんなキャラクターの1人です。
ジャンルの広いリトルゴールデンブックでは、アメコミのキャラクターもひと通りそろっています。みんな、子供向けにリライトされていますが、完成度は高いです。
日本の本屋さんで、ときどきアニメの画像をそのままコピーしただけのような絵本を見かけますが、そういうものとは違い、1冊の絵本としてちゃんと構成されているところがすごいところ。
先日ご紹介したものは1974年発行の第2版です。
「ゴールデンエイジ」ものよりは気軽に楽しんでいただけるかも。
でも、ほとんど再販されていないので、やはり希少本には変わりありません。
JUGEMテーマ:メディアリテラシー
こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。
寒の戻りがありながらも、春ですね。
本来ならいい季節ですが、東京は明日から「まん延防止等重点措置」が適用されるとのこと。ピンポイントに地域を絞った、よりキビしい緊急事態宣言みたいなものらしい。
当面、コロナ禍は続くということです。
こんなときこそ、本を読もうとコロナ感染流行が始まったころから Tote は言っているわけですが、とにかく絵本でも漫画でもいいので、いい本を読みましょう。
ここで、いい本とはなんぞやということになりますが、自分がいいと思えばそれでいいのだけど、まあ、ちょっと定義したいのが、ていねいに書かれた文章の本になるかなと思うのです。
ていねいに書かれた とは、きれいな日本語(あるいは他の言語)で書かれた ともいえるし、よく考えて書かれた ともいえるでしょう。
なぜだか行動に制限がかかると人間は心がすさむのか、短絡的になるのか、最近のSNSなんかでは、ていねいでもない、きれいでもない言葉が多く見かけます。
だからこそ、自分の心がすさまないように、よく考えて きれいな言葉でていねいに書かれた本を読みたいと思っています。
(ブッククーリエでは、そういう絵本をそろえております。)
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
昨日のピクシー絵本「ライオンのたんじょうび(Ein Löwe feiert Geburtstag)」に出てきたゴーファーってどういう動物かご存知ですか?
日本語では地リス(ジリス)という動物らしいです。
北米の動物で日本にはいないみたい。
名称からしてリスの仲間で、木の上ではなく地面にトンネルを掘って暮らすリスなんだそうです。穴堀りのエキスパートらしいです。
ちなみに、プレーリードッグもこの仲間なんだって(ドッグだけど犬じゃないんだ…)。
で、英和辞典でもゴーファー(Gopher)を調べてみると、まんま、ジリスとありました。Ground Squirrel ともいうそうです。
そういえば、この動物の「くまのプーさん」にも出てくるんです。
JUGEMテーマ:神話・伝承全般
こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。
ここのところ、プリンセスものの絵本を続けて紹介してきましたが、いかがでしたか?
ブッククーリエ では、いろんな年代のリトルゴールデンブックとピクシー絵本を扱っていますが、1980年前半ごろまでのプリンセスものの絵本は繊細でロマンチック、装飾的なものが多いですね。
90年代に入ると軽い明るいタッチやポップなイメージの絵が多くなって、最近はまたクラシックで装飾的な絵本が復活してきているように思います。
ところで、グリム童話にはプリンセスが登場するお話がいろいろとありますが、日本でよく読まれているのは「シンデレラ」や「白雪姫」かな?
これには、ディズニー・プリンセスの影響が大きいと思いますが。
ドイツのピクシー絵本では、「眠れる森の美女」の絵本も多いですね。あと、少しマニアックなところでは、「かえるの王様」もプリンセスが個性的でおもしろいですね。
ブッククーリエには、ディズニー・プリンセス専用のコーナーとグリム童話のピクシー絵本のコーナーがあります。
プリンセスの絵本をお探しなら、ぜひ一度のぞいてみてください。
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