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星の銀貨
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    今日のピクシー絵本も昔からある冬の童話、「星の銀貨(Die Sterntaler)」です。
    日本ではあまり有名ではありませんが、グリム童話なんです。

    両親が亡くなりひとりぼっちで住む所もなくした少女がいました。
    着の身着のまま ひとかけらのパンだけを持って冬の森を行きます。

    途中で出会った お腹をすかせた老人にパンをあげてしまいます。
    その後も出会う人たちに乞われるまま、服も下着もあげてしまうのです。
    雪景色って幻想的で、なんだか切なくなりますね。

    この子はどうなってしまうの?
    これでは あまりに悲しい、と思っていたら…

    空の星が銀貨となって降ってきたのでした。

    金貨のようにも見えますが、日本では書籍によっては「星の金貨」として収録されていることもあるようです(同じタイトルのテレビドラマがありましたが、全くの別物です。念のため)。Sterntaler の Stern は星、taler は昔のドイツの銀貨を指すので、「星の銀貨」としました。

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    | Tote(トート) | 08:24 | comments(2) | - |
    Comment
    続・星の銀貨

    http://anond.hatelabo.jp/20070324194905

    <正直な所、元神様は少し迷っていました。元々は同じこころざしだったとはいえ、目の前の少女が眩しくなってしまう程に自分は曇ってしまった。それ程までに神ということは辛いことでもある。そんなことを、このような幼い少女に託してしまっていいものだろうかと。しかし、少女の迷いのない真っ直ぐな瞳を、言葉を、姿を見て決めました。


    これからどうなるのか。それは誰にも、元神様だった人間などにはわかるはずもありません。しかし、自分にはできなかったことをあの少女なら、あの真っ直ぐで眩しい少女なら、成し遂げてくれるのではないかと、希望と、少しの悔しさを抱きながら、それでも願わずにはいられませんでした。人々が、そして少女が幸せであらんことを。久しぶりに純粋に人の幸せを願うことができた元神様は、そうして静かに息を引き取りました。>

    ※心温まるお話ですね。
    Posted by: Re Re Re Reptilian |at: 2011/08/11 8:01 PM
    いつもありがとうございます。
    春分の日ですね。
    もう3月もおわりですね。
    一年の3/4が終わりですね。
    今日一日が素敵な日でありますように!
    応援ポチしています☆
    Posted by: masa |at: 2015/03/21 5:49 AM








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