「しろばらとべにばら」の続きが気になる
2020.05.20 Wednesday | category:絵本の楽しみ方
JUGEMテーマ:神話・伝承全般
先日ご紹介した「しろばらとべにばら(SchneeweiBchen und Rosenrot)」ですが、続きというか結末が気になりますよね。
魔法で動物に姿を変えられていた王子さまが元の姿にもどるという童話はよくあって、その場合、ヒロインと結婚してめでたし、めでたしというのが、定番のエンディングかと。
「しろばらとべにばら」でも、クマの姿にされていた王子さまが元にもどりますが、ここで、あれっと思いませんか?
そう、このお話のヒロインは2人。
王子さま1人と女の子2人、どうするんだ…?、と Tote も思ったのですが、実は、王子さまには弟がいたのです。
そこで、しろばらは王子さまとべにばらは王子さまの弟と結婚し、みんなでいつまでも仲よく暮らしました。
というのが結末ですが、王子さまがクマから元にもどってからがけっこう長いですね。
この他にも、話の中ほどでしろばらとべにばらが悪い小人を(悪者と知らずに)助けるエピソードがありますが、この小人、長いひげが倒木の下じきになって動けなくなっていたり、川で魚のくわえたつり糸にひげがからまったりしたこともあり、そのたびに合わせて3回2人に助けてもらっているのです。
小人を助ける状況も↑このように非常にややこしく、説明するのにすごい文字数に…。絵本にすると文字数もページ数も多くなってしまいます。
このお話があまり絵本になってないのは、それも理由のひとつかもしれません。
ピクシー絵本版では、仕様でページ数が決まっていて、やはり文字数多めですが、お話自体はけっこうフルに再現されていると思います。
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)