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なつかしのピクシー絵本2
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    年の瀬ですね〜。Tote です。今年最後の更新です。

    年明け、リトルゴールデンブックは「なつかしディズニー」特集の予定ですが、ピクシー絵本は「なつかしのピクシー絵本」第2弾です。今回も、どれも日本でも発行されたことのあるタイトルです。このうち何冊かは持っていたなあ〜。なつかしい…。日本では全部で何タイトル発行されたんでしょうね。BOOKCOURiER で把握しているのは60〜70種類かなあ。そのうち、40種類ぐらい在庫していると思います(全てドイツ語版になりますが)。状態の良いものから、時期を見て第3弾、4弾と特集していきますので、お楽しみに。来年もウォッチしていてくださいね。

    1月中旬にはお店にアップできると思います。それまで待ちきれない方はこちらまでご連絡ください。また、リトルゴールデンブックとピクシー絵本でお探しのものがあれば、お店やブログで紹介していないものでもお気軽にお問い合わせください(返信は年明けになります)。

    それでは、良いお年をお迎えください。


    | Tote(トート) | 15:05 | comments(0) | - |
    冬の絵本2:幸福の王子
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      こんにちは。今日は冬のピクシー絵本をご紹介します。
      有名なお話、「幸福の王子」です。タイトルの日本語訳は「幸福な王子」と2種類あるようです。原作はオスカー・ワイルドだったんですね。

      子供の頃、初めてこのお話を読んだときは、童話には必ず「めでたし、めでたし。」の要素があるものだと思っていたので、あまりに哀しすぎて すごくショックでした(正確には童話ではないのかも)。切なくなるのはわかっているんだけど、また読み返してしまう、忘れられない物語になりました。

      哀しくも切ない物語が、このピクシー絵本では、ペンと透明水彩の繊細なタッチで描かれています。本当は今ごろ、エジプトにいるはずなんです…、とツバメが語るシーン。
      物語が冬のヨーロッパの凍えた街並の描写で続くなか、南国らしい蓮の花を背景にしたツバメの姿が挿入されています。王子の手伝いをしながらも、ツバメは早く暖かい南へ行きたいと切望していたんでしょうね。この絵があるから、物語の哀愁がよけいに引き立ちます。

      いくらなんでも悲しいよっ、と思っていたら、最後、王子の鉛の心臓とツバメを持ち帰る天使がとても愛くるしく、癒されるのでした。
      大人っぽく、洗練された絵本です。
      商品情報はこちらをどうぞ。

      | Tote(トート) | 11:32 | comments(0) | - |
      クリスマスの本の行方
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        現在、BOOKCOURiERでは新着商品の更新作業中です。

        クリスマスの絵本たちがトップページから消えていますが、お店から撤去されたわけではありません。リトルゴールデンブック、ピクシー絵本それぞれのカテゴリーの下に「クリスマス」の小カテゴリーを作り、そちらに移動しました。ディズニーと作家ものの絵本はそのままのカテゴリーに入っています。これからも通年でご覧いただけます。
        | Tote(トート) | 12:02 | comments(0) | - |
        冬の絵本1:ピーターとおおかみ
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          こんにちは〜、Tote です。
          寒いですね〜。

          今月はクリスマスと冬をテーマにした本を中心に品揃えをしていましたが、クリスマスが過ぎてみると(クリスマスは1月6日までありますからね、念のため)、「冬」がテーマの絵本って案外少ないことに気づきました。それでも冬は続くのです。Tote は寒がりなのですが、季節は楽しみたい(わがまま)ので、冬には暖かい部屋で冬の絵本を読むのがいいな。

          ということで、現在アップ中の「冬」の絵本の中からご紹介です。「ピーターとおおかみ」。
          ロシアの作曲家プロコフィエフによるこども向けの音楽作品として有名ですね。アニメ映画にもなっていたりします。ディズニーのアニメ作品にもなっていて(見たい!)、それを元にこの絵本が作られたようです。

          このお話、もともとはロシアの民話だったようです。だからなのか、絵本や映画によっては、ピーターと一緒に狼を捕まえに行く鳥がカラスだったり、『灰色の小鳥』だったりします(民話や伝承は再話する人によって細部が違うことがあります)。この絵本では、「サ―シャという年寄りの小鳥」となっています。



          この本は1976年版ですが、1947年の初版の雰囲気そのままに一部のページが2色刷りです。昔のロシアっぽくていい感じ。

          商品情報はこちらをどうぞ。
          | Tote(トート) | 11:51 | - | - |
          なつかしディズニー
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            ハッピークリスマス!
            楽しくクリスマスお過ごしですか?

            学生さんは今日から冬休み。クリスマスはこれから12日続くんです、と言われても、やはり日本人としてはお正月準備の態勢ですよね。Tote もお正月にむけてのお店の商品構成を思案中。個人的には冬休み、お正月と言えば、ディズニー映画や東京ディズニーランド(イクスピアリも含む)のイメージが強いんです。そこで、お正月に向けて『なつかしディズニー』特集をします!

            ダンボや3匹のこぶた、ピーターパンなど、むかーしから広く愛されてきたディズニーの絵本たちです。お正月前後にはお店に並ぶ予定です。お楽しみに!

            お店にアップされるまで待ちきれない!という方はこちらまでメールでお問い合わせくださいね。
            | Tote(トート) | 16:31 | comments(0) | - |
            Stille Nacht, heilige Nacht(静かなる夜、聖なる夜)
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              1970年代発行のピクシー絵本のクリスマスシリーズの1冊、「Stille Nacht, heilige Nacht(静かなる夜、聖なる夜)」。キリスト降誕のことをこどもたちにやさしく語りかける絵本です。

              クリスマスを待つこどもたち。こどもたちに語りかけるように、イエス・キリスト誕生のお話が進みます。品のあるきれいな色使いのイラスト。ヨーロッパの静かで落ち着いたクリスマスの雰囲気が伝わってきます。にぎやかに過ごすのもいいけれど、こういう絵本でクリスマス本来の意味を知ることも大切では?と思います。静かな聖夜を過ごすには最適な絵本です。

              商品の詳細についてはこちらをどうぞ。
              | Tote(トート) | 11:48 | comments(0) | - |
              サンタさんのおもちゃ工房
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                寒いですね〜。今日、ご紹介するのは、「Santa's Toy Shop(サンタさんのおもちゃ工房)」。とても楽しいディズニーの絵本です。

                こどもたちに配るたくさんのおもちゃをサンタさんは毎年どうやって調達しているのか、考えたことはありませんか?実は、サンタさんは自分でおもちゃ工場を持っていて、全て自社生産しているんです。

                この工場はサンタさんの自宅と兼用、おもちゃの種類ごとに部署が分かれていて、たくさんの小人たちが働いています。ミセス・サンタも、もちろんいます(アメリカのクリスマスの絵本には、ミセス・サンタがよく登場します)。こちらは、お人形部門。

                鉄道おもちゃとゲームなどの部門。この他にも12の部署があるんですって。


                ディズニーのリトルゴールデンブックは非常に多く、独立した品番になっているほど。ミッキーマウスなどおなじみのキャラクターの絵本のイメージが強いですが、この本のようにキャラクターの出てこないお話も結構あります。

                Tote がよくおぼえているのは、’80年代の実写版の『サンタクロース』という映画(ディズニー映画ではなかった?)。この映画の中でもサンタさんはおもちゃ工場をやっていました。この絵本の初版は1950年(この商品は1974年版です)。サンタさんがおもちゃ工場をはじめたのはいつなんだろう?

                商品の詳細についてはこちらをどうぞ。
                | Tote(トート) | 15:33 | comments(0) | - |
                Von Drauss Vom Walde Komm Ich Her(森の向こうから)
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                  「Von Drauss Vom Walde Komm Ich Her(森の向こうから)」、1976年発行のピクシー絵本です。12月1日の日記でも少しご紹介している通り、’70年代はクリスマスのシリーズが特別仕様で出版されていたようです。

                  その中でも、とてもポップでかわいい絵本なんです。天使や森の精、クリスマスチャイルドが出てきます。よいこのところにはおいしいお菓子。小さな頃大切にしていたおもちゃの入ったおもちゃ箱をのぞいているような気分になる絵本です。

                  商品の詳細についてはこちらをどうぞ。
                  | Tote(トート) | 14:38 | comments(0) | - |
                  クリスマスの前の晩
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                    今日、ご紹介するのはクリスマスのお話の定番、アメリカの古典ともいわれる「The Night Before Christmas(クリスマスの前の晩/1979年版)」です。

                    リトルゴールデンブックの中でもクリスマスの定番中の定番ともいえ、何十刷りと再販を重ねています。初版発行は1946年。
                    現在アップ中の1979年版と同じ Corinne Malvern の絵柄になったのは1951年版からのようです。

                    みんなが寝静まったクリスマスの前の晩、こどもたちのお父さんがプレゼントを持って来たサンタさんを目撃するというストーリー。
                    1820年代に書かれたクレメント・ムーアの詩が元になっています。

                    白いひげにプレゼントがたくさん入った袋を背負ったサンタさんやトナカイが引くソリなどのイメージはこの詩によるものといわれています。
                    アメリカでは、現在でもこの時期によく朗読されるそうです。


                    日本でも浸透している 白いひげに赤いスーツ、バタくさい笑顔のサンタさんのイメージは イラストレーター、Corinne Malvern の影響も大きいのでは?と思います。
                    この人は’40年代から’50年代にかけて非常に多くのリトルゴールデンブックを手がけていて、初期のリトルゴールデンブックのイメージ形成に大きく関わっていたようです。
                    でも、日本ではあまり知られていなくて英語の資料も少ないのです。もう少し、色々調べてみたいと思います。

                     
                    | Tote(トート) | 10:23 | - | - |
                    雪だるまとクリスマス
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                      今日ご紹介するのは、「Schneemanner-Weihnacht(雪だるまのクリスマス)」(日本語のタイトルは正式な訳ではありません)。

                      こどもたちが作った雪だるまが夜になると動き出して、クリスマスを祝う人間の家族をそっとのぞきにやってきます。雪に映る家の灯が暖かそうな、ほのぼのした絵本です。

                      昼の間にこどもたちが作ったたくさんの雪だるま。夜になると、家の方へ向かいます…
                      窓をそ〜とのぞく雪だるまたち。雪だるまに映る灯りから、幸せそうな家族の温もりが感じられます。のぞいているというより見守っているという感じですね。
                      翌朝の雪だるまたち…。でも、この後、こどもたちは また元気に雪だるまを作るのでした。

                      Tote はあまり雪の降らない地域に暮らしているので、こどもの頃は積もったりすると大騒ぎでした。昼間は雪合戦やったり、雪だるまを作ったりして、遊び疲れた夜、ふと「昼間、作った雪だるまはどうしているんだろう?」と思ったことがあります。こどもにとって、雪はイマジネーションを起こさせる特別なものなのかも。あー、あの頃は寒がりじゃなかった…。

                      水彩の雪のタッチがきれいな絵本です。お店の商品詳細ページはこちら
                      | Tote(トート) | 13:27 | comments(0) | - |

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