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2月の特集予告
2010.01.30 Saturday | category:絵本全般
来月の特集についてお知らせします。
2月はひな祭りの準備期間、女子ならいくつになっても待ち遠しい!ということで、テーマは"Dolls & Girls(ドールズ&ガールズ)。”
お人形の絵本と女の子が主役の絵本を多数ご用意いたします!
お人形といえば…、もちろん、あの子の本もありますよ!
写真はリトルゴールデンブックばかりですが、ピクシー絵本もマニアックかつガーリィなものを集めています。
2月の第1週には店頭にアップする予定です。お楽しみに!!
それまで待ちきれない、という方はこちらまでご連絡を。
バレンタインデーのおすすめ
2010.01.29 Friday | category:ピクシー絵本
こんにちは、Tote です。もうすぐ、バレンタインデーですね。
特集中のなつかし絵本シリーズはとりあえずひと区切りさせていただいて、バレンタインデーまでにどうしてもご紹介したいピクシー絵本があるんです。
↑この2冊。「Das verliebte Stinktier(恋するスカンク)」(左)と「Alles Schokolade(なんでもチョコレート)」(右)です。*日本語のタイトルは正式なものではありません。ほとんど直訳です(ちょっと意訳も入ってます)。
「恋するスカンク」はパンダの女の子に恋をしたスカンク、チャーリーのお話。
念入りにおめかしして、デオドラントにも気をつかい…花束とチョコレートを手に告白するのですが、”スカンクの匂い”を嫌がられます。コアラのキャサリンに協力してもらって、”良い香りがする体”になろうとがんばります。やがて、自分にとって本当に大切な人に気づいたチャーリー。
ちょっぴりロマンチックで落ち着いたストーリー。大人もじゅうぶん楽しめます。
自分にとって本当に大切な人はだれ?ーこどもにも大人にも、大切なメッセージがこめられていると思うのです。
この絵本は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
商品の詳細については、こちらをご覧ください。
もう1冊は「なんでもチョコレート」。
チョコレートを使った11種類のお菓子のレシピ集です。お料理の本まであったなんて、ピクシー絵本は本当に幅が広い。さすがチョコレートの本場、と思えるぐらいお菓子のイラストがおいしそうなんです。作っているこどもたちも楽しそう。
「なんでもチョコレート」の商品情報はこちらです。
特集中のなつかし絵本シリーズはとりあえずひと区切りさせていただいて、バレンタインデーまでにどうしてもご紹介したいピクシー絵本があるんです。
↑この2冊。「Das verliebte Stinktier(恋するスカンク)」(左)と「Alles Schokolade(なんでもチョコレート)」(右)です。*日本語のタイトルは正式なものではありません。ほとんど直訳です(ちょっと意訳も入ってます)。
「恋するスカンク」はパンダの女の子に恋をしたスカンク、チャーリーのお話。
念入りにおめかしして、デオドラントにも気をつかい…花束とチョコレートを手に告白するのですが、”スカンクの匂い”を嫌がられます。コアラのキャサリンに協力してもらって、”良い香りがする体”になろうとがんばります。やがて、自分にとって本当に大切な人に気づいたチャーリー。
ちょっぴりロマンチックで落ち着いたストーリー。大人もじゅうぶん楽しめます。
自分にとって本当に大切な人はだれ?ーこどもにも大人にも、大切なメッセージがこめられていると思うのです。
この絵本は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
商品の詳細については、こちらをご覧ください。
もう1冊は「なんでもチョコレート」。
チョコレートを使った11種類のお菓子のレシピ集です。お料理の本まであったなんて、ピクシー絵本は本当に幅が広い。さすがチョコレートの本場、と思えるぐらいお菓子のイラストがおいしそうなんです。作っているこどもたちも楽しそう。
「なんでもチョコレート」の商品情報はこちらです。
クロのおつかい
2010.01.28 Thursday | category:ピクシー絵本
今日も「なつかしのピクシー絵本」からご紹介します。
「クロのお使い(Das Kommt Ein Hund)」です。日本語のタイトルは’70年代に出版されたときのものです。この絵本、小学生のころ持っていたなあ。犬好きなので、とても気に入っていました。
ストーリーはごくシンプル。クロという子犬がおつかいに行く様子を描いた絵本です。
1980年ごろまでのピクシー絵本はごくシンプルなストーリーのものが多いです。短くてもリズム感の良い文章と描写力あるイラストで完成度の高い絵本になっています。
ヨーロッパの街並がいいですね。クロの小ささが引き立って、健気に思えます。
まずは、パン屋さんへ。クロはとってもおりこう。お店の中に入らずに外からパン屋さんを呼びます。お店の人が品物を用意してくれるのをじっと待ちます。次は新聞を買って…。おじいさんが待つおうちに帰ります。でも、その前に…
昔は、うちの近所にもおつかい犬がいたけど、今はワンちゃんだけで町中を出歩くことはなくなりましたね。
犬好きの方におすすめの絵本です。
この絵本は売り切れましたが、他の版が再入荷しています。
商品情報はこちらです。
「クロのお使い(Das Kommt Ein Hund)」です。日本語のタイトルは’70年代に出版されたときのものです。この絵本、小学生のころ持っていたなあ。犬好きなので、とても気に入っていました。
ストーリーはごくシンプル。クロという子犬がおつかいに行く様子を描いた絵本です。
1980年ごろまでのピクシー絵本はごくシンプルなストーリーのものが多いです。短くてもリズム感の良い文章と描写力あるイラストで完成度の高い絵本になっています。
ヨーロッパの街並がいいですね。クロの小ささが引き立って、健気に思えます。
まずは、パン屋さんへ。クロはとってもおりこう。お店の中に入らずに外からパン屋さんを呼びます。お店の人が品物を用意してくれるのをじっと待ちます。次は新聞を買って…。おじいさんが待つおうちに帰ります。でも、その前に…
昔は、うちの近所にもおつかい犬がいたけど、今はワンちゃんだけで町中を出歩くことはなくなりましたね。
犬好きの方におすすめの絵本です。
この絵本は売り切れましたが、他の版が再入荷しています。
商品情報はこちらです。
まて!ボールぴょん
2010.01.27 Wednesday | category:ピクシー絵本
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
それでは、「なつかしのピクシー絵本」からご紹介します。
まずは、「Jurgens Ball(まて!ボールぴょん)」。
日本語のタイトルは’70年代に出版されたときのものです。
この絵本、スト―リーはごくシンプル。
男の子の投げたボールがぴょんぴょんはねて、ころがって、色んなところに行きます。
どこへ行っても、ちゃんと男の子のところに戻ってきます。
見ているだけでリズミカルで楽しくなってきます。
Tote が好きなのはこの↓シーン。
かえるたちの池にぽしゃん。かえるやおたまじゃくしもみんなびっくりして、ひゃーって感じで跳び出します。
’70年代らしいファンキーな絵がいいですね。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
なつかしのピクシー絵本について
2010.01.27 Wednesday | category:ピクシー絵本
リトルゴールデンブックの話題が続きましたが、もちろんピクシー絵本のことを忘れていたわけではありません。「なつかしのピクシー絵本」のご紹介もぼちぼちしていきますね。
「なつかしのピクシー絵本」は BOOKCOURiER 独自の定義で、以前に日本でも出版されたことのあるピクシー絵本のことです。ヨーロッパでは広く出版されているピクシー絵本ですが、日本でも1970年代の一時期、小学館から出版されていました。それが何年間だったのか、全部で何タイトル出ていたのか、把握できていません。いろいろと調べてはいるのですが、資料も少ないのです。
日本で出版されていたピクシー絵本について、なにかご存知の方、ご意見等ある方はこちらまでご連絡を。
「なつかしのピクシー絵本」は BOOKCOURiER 独自の定義で、以前に日本でも出版されたことのあるピクシー絵本のことです。ヨーロッパでは広く出版されているピクシー絵本ですが、日本でも1970年代の一時期、小学館から出版されていました。それが何年間だったのか、全部で何タイトル出ていたのか、把握できていません。いろいろと調べてはいるのですが、資料も少ないのです。
日本で出版されていたピクシー絵本について、なにかご存知の方、ご意見等ある方はこちらまでご連絡を。
おしゃれキャット
2010.01.26 Tuesday | category:リトルゴールデンブック
今日も「なつかしディズニー」からご紹介します。
「おしゃれキャット」、原題は「The Aristocats」。貴族という意味の単語、aristocrat をもじったもののようです。同名のディズニー映画(日本では1972年に公開)から書籍化されました。
パリの裕福な老婦人と暮らす猫のダッチェスとそのこどもたち。何不自由なく楽しく暮らしていたのですが…。老婦人が財産をダッチェスたちに残すよう遺言書を作ったことを知った執事の悪だくみによって、ダッチェスとこどもたちは見ず知らずの土地に捨てられてしまいます。そんなとき、野良猫のオマリーに出会います。オマリーに助けられながら、ダッチェスたちはパリのお屋敷に戻ろうとします。
この作品、映画が日本ではあまりヒットしなかったため(欧米での興行成績は良かったようです)、知名度が低いことと、子猫のマリーちゃんのキャラクターグッズが発売されたため、主役のダッチェスやオマリーよりもマリーちゃんばかりが有名になってしまいました。
絵本を読むと物語は起伏があっておもしろいし、ダッチェスのお母さんらしい気づかいや風来坊のオマリーとジャズミュージシャンの猫たち、悪役の執事も含めキャラクターの造型もしっかりしています。日本では映画の人気がなかったというのが不思議。
公開当時はディズニー作品としては少し異質と受け取られたのかもしれません。ストーリーはいわゆるおとぎ話的ではなく、割と現実味のある設定です。ディズニーのキャラクターで猫ってめずらしい上に、ダッチェスはエレガントな大人。だからこそ、ちょっとおてんばでキュートなマリーちゃんとの対比がきいていて楽しいのです。ダッチェスがマリーをエレガントな猫(aristocats)にしつけようとする場面がいいです。
商品情報はこちらです。
「おしゃれキャット」、原題は「The Aristocats」。貴族という意味の単語、aristocrat をもじったもののようです。同名のディズニー映画(日本では1972年に公開)から書籍化されました。
パリの裕福な老婦人と暮らす猫のダッチェスとそのこどもたち。何不自由なく楽しく暮らしていたのですが…。老婦人が財産をダッチェスたちに残すよう遺言書を作ったことを知った執事の悪だくみによって、ダッチェスとこどもたちは見ず知らずの土地に捨てられてしまいます。そんなとき、野良猫のオマリーに出会います。オマリーに助けられながら、ダッチェスたちはパリのお屋敷に戻ろうとします。
この作品、映画が日本ではあまりヒットしなかったため(欧米での興行成績は良かったようです)、知名度が低いことと、子猫のマリーちゃんのキャラクターグッズが発売されたため、主役のダッチェスやオマリーよりもマリーちゃんばかりが有名になってしまいました。
絵本を読むと物語は起伏があっておもしろいし、ダッチェスのお母さんらしい気づかいや風来坊のオマリーとジャズミュージシャンの猫たち、悪役の執事も含めキャラクターの造型もしっかりしています。日本では映画の人気がなかったというのが不思議。
公開当時はディズニー作品としては少し異質と受け取られたのかもしれません。ストーリーはいわゆるおとぎ話的ではなく、割と現実味のある設定です。ディズニーのキャラクターで猫ってめずらしい上に、ダッチェスはエレガントな大人。だからこそ、ちょっとおてんばでキュートなマリーちゃんとの対比がきいていて楽しいのです。ダッチェスがマリーをエレガントな猫(aristocats)にしつけようとする場面がいいです。
商品情報はこちらです。
ダンボ
2010.01.25 Monday | category:リトルゴールデンブック
今回ご紹介する「なつかしディズニー」の1冊は「ダンボ」。
同名のディズニー映画が元になった絵本です。
ダンボは多くの人の幼い頃の記憶にあって、なつかしいと感じるディズニー作品ではないでしょうか。
サーカスに生まれた子象のダンボ。大きすぎる耳をみんなにからかわれて…。お母さんのジャンボはダンボを守ろうとするあまり、騒ぎを起こして檻に入れられてしまいます。他の象からも仲間はずれにされ、ひとりぼっちで泣いているダンボをねずみのティモシーが励まします。「君のその大きな耳で空を飛ぶんだ。」ティモシーと飛ぶ練習をしますが、なかなかうまくいきません。そんなとき、カラスが1枚の羽根をくれます。「これは空を飛べる魔法の羽根だよ。」
映画も赤ちゃんでも楽しめることから小さな子供向けというイメージが強いですが、大人にとっても大切なことが散りばめられている物語だと思います。
まず、ものの見方を変えること(コンプレックスである大きな耳で飛べるという発見)。信じて努力すること。そして、ほんの少しの思い込み(カラスがくれた魔法の羽根)。
アメリカでの映画の公開は1941年、第2次世界対戦中でした。日本では、遅れること13年後の1954年に公開されました。リトルゴールデンブックの初版は1947年に発行されています。ディズニーシリーズの3番目でした。本当にながーく愛されている作品です。
商品情報はこちらです。
同名のディズニー映画が元になった絵本です。
ダンボは多くの人の幼い頃の記憶にあって、なつかしいと感じるディズニー作品ではないでしょうか。
サーカスに生まれた子象のダンボ。大きすぎる耳をみんなにからかわれて…。お母さんのジャンボはダンボを守ろうとするあまり、騒ぎを起こして檻に入れられてしまいます。他の象からも仲間はずれにされ、ひとりぼっちで泣いているダンボをねずみのティモシーが励まします。「君のその大きな耳で空を飛ぶんだ。」ティモシーと飛ぶ練習をしますが、なかなかうまくいきません。そんなとき、カラスが1枚の羽根をくれます。「これは空を飛べる魔法の羽根だよ。」
映画も赤ちゃんでも楽しめることから小さな子供向けというイメージが強いですが、大人にとっても大切なことが散りばめられている物語だと思います。
まず、ものの見方を変えること(コンプレックスである大きな耳で飛べるという発見)。信じて努力すること。そして、ほんの少しの思い込み(カラスがくれた魔法の羽根)。
アメリカでの映画の公開は1941年、第2次世界対戦中でした。日本では、遅れること13年後の1954年に公開されました。リトルゴールデンブックの初版は1947年に発行されています。ディズニーシリーズの3番目でした。本当にながーく愛されている作品です。
商品情報はこちらです。
トラが出てくる本そろいました。
2010.01.23 Saturday | category:-
三匹のこぶた
2010.01.23 Saturday | category:リトルゴールデンブック
こんにちは、Tote です。
今月の特集「なつかしディズニー」のリトルゴールデンブックを少しずつご紹介していこうと思います。
第1回目は、誰もが知っている「三匹のこぶた」。
写真左が1952年版、右が1980年代に発行されたもの。内容はほぼ同じなのですが、’52年版は28ページなのに対して’80年代版は24ページ。新しい方がすこーしだけ省略されていることになります。’60年代から現在にいたるまでリトルゴールデンブックのページ数はどんな内容のものでも24ページに統一されています。創刊から’50年代前半頃までは28ページでした。
今回、中身をお見せするのは1952年版です。
2色刷りとフルカラーページが半分ずつ。レトロな雰囲気がいいですね〜。なんといってもTote がこの絵本の中で好きなのはおおかみ。悪者なのに、なんだかファンキー。その上、おまぬけ。
ひつじのふりをして、こぶたのお家に入れてもらおうとしますが、すぐに見やぶられます。
この絵本、リトルゴールデンブックとしてもかなり古い方ですが(10番目のディズニーシリーズ)、元になったディズニーの短編映画は1933年制作でした。もともとはおとぎ話でしたがディズニー映画になって大ヒットしたことで、世界中に広まったようです。
1933年というと、ディズニー初の長編アニメ「白雪姫」より以前。少し調べてみると、シリー・シンフォニー(Silly Symphony)シリーズのひとつでした。シリー・シンフォニーはディズニー草創期、1929年から1939年にかけて作られた短編アニメ映画のシリーズです。ディズニーアニメの原点とも言え、ここからドナルドダックやプルートなどのキャラクターが生まれました(「Santa's Workshop(サンタさんのおもちゃ工房)」もシリー・シンフォニーの1つでした!)。リトルゴールデンブックの創刊以前からディズニーのコンテンツは充実していたってことですね。
商品情報はこちらです。
1952年版 http://bookcourier.net/?pid=18085693
1980年代版 http://bookcourier.net/?pid=18085592
今月の特集「なつかしディズニー」のリトルゴールデンブックを少しずつご紹介していこうと思います。
第1回目は、誰もが知っている「三匹のこぶた」。
写真左が1952年版、右が1980年代に発行されたもの。内容はほぼ同じなのですが、’52年版は28ページなのに対して’80年代版は24ページ。新しい方がすこーしだけ省略されていることになります。’60年代から現在にいたるまでリトルゴールデンブックのページ数はどんな内容のものでも24ページに統一されています。創刊から’50年代前半頃までは28ページでした。
今回、中身をお見せするのは1952年版です。
2色刷りとフルカラーページが半分ずつ。レトロな雰囲気がいいですね〜。なんといってもTote がこの絵本の中で好きなのはおおかみ。悪者なのに、なんだかファンキー。その上、おまぬけ。
ひつじのふりをして、こぶたのお家に入れてもらおうとしますが、すぐに見やぶられます。
この絵本、リトルゴールデンブックとしてもかなり古い方ですが(10番目のディズニーシリーズ)、元になったディズニーの短編映画は1933年制作でした。もともとはおとぎ話でしたがディズニー映画になって大ヒットしたことで、世界中に広まったようです。
1933年というと、ディズニー初の長編アニメ「白雪姫」より以前。少し調べてみると、シリー・シンフォニー(Silly Symphony)シリーズのひとつでした。シリー・シンフォニーはディズニー草創期、1929年から1939年にかけて作られた短編アニメ映画のシリーズです。ディズニーアニメの原点とも言え、ここからドナルドダックやプルートなどのキャラクターが生まれました(「Santa's Workshop(サンタさんのおもちゃ工房)」もシリー・シンフォニーの1つでした!)。リトルゴールデンブックの創刊以前からディズニーのコンテンツは充実していたってことですね。
商品情報はこちらです。
1952年版 http://bookcourier.net/?pid=18085693
1980年代版 http://bookcourier.net/?pid=18085592
トラが出てくる本3
2010.01.22 Friday | category:ピクシー絵本
こんにちは。トラが出てくる本、まだありました。ピクシー絵本2冊、ご紹介します。
日本語のタイトルは直訳です。正式なものではありません。
写真左の「Theo Tiger(とらのテオ)」。
生まれつきトラのシンボルであるしまが全くないトラの赤ちゃん、テオが主人公。少なくとも10本はしまがないとトラの仲間になれません。テオがしまを手に入れるお話。算数しながら、お話は進みます。
リアルだけどほどよくデフォルメがきいたペン画で、トラの表情が生き生きと描かれています。背景のジャングルも透明感ある色彩がみずみずしい。算数しながらストーリーが進んで行くのが楽しいのですが、他にもこの絵本には楽しみがあります。表紙、本文ページの背景の草や葉っぱの間に小さく不思議な生き物が見え隠れしていているんです。これがとってもかわいくユーモラス。いくつ見つけられるかな?楽しめる絵本です。
右の絵本は「Tiger, Tiger, Segelflieger(タイガー、タイガー、グライダーと訳せばいいのか…、訳すのがむずかしいんです)」。
いろんな動物にまつわる詩を集めた絵本です。いずれもナンセンスに言葉遊びを楽しむ詩のようです。トラの詩は「むかしグライダー(Segelflieger)だったトラ(Tiger)を飼っていた。〜。」といった感じ。ドイツ語特有の韻を踏んでいて、うまく訳せません(汗;)。他にもミミズ(!)やカンガルーなど意表をつく動物たちのへんてこりんな詩にぴったりのユーモラスな絵。ドイツ語がわからなくても、ほんわかなヘンさがじゅうぶん楽しめます。
トラが出てくる本を探していて気づいたのですが、ピクシー絵本(ヨーロッパの絵本全般?)には、意外な動物を主役にした創作童話が多いです。ふつう、絵本に登場する動物といえば、クマ、うさぎ、ねずみ、鳥なんかだと思うのですが、ピクシー絵本にはナマケモノとか、こうもり、もぐら、スカンク、はりねずみなどの絵本があります。「意外な動物の絵本」特集もいつかやってみたい…。
この2冊、お店にアップしています。
商品情報はこちら↓
Theo Tiger(とらのテオ)http://bookcourier.net/?pid=18407605
Tiger, Tiger, Segelflieger(タイガー、タイガー、グライダー)
http://bookcourier.net/?pid=18407743
次回からは、今月の特集の絵本をご紹介していきます。お楽しみに。
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)