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4月の特集予告
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    こんにちは、Tote です。
    春ですね、桜も咲いています。でも寒いです〜。
    早く、もっともっと春らしくなってほしいですね。

    来月の特集の予告です。
    このところ、BOOKCOURiER の店頭はガーリィな雰囲気でいっぱいでしたが、ちょっと気分を変えます。5月5日の子供の日・男の子の節句に向けて4月から5月にかけて「乗り物の絵本」がテーマです。

    汽車や自動車、飛行機、と乗り物も古くから数多くの絵本に取上げられてきました。擬人化されていたり、デフォルメがきいていたり、冒険があったり、と子供の日やゴールデンウィークにあわせて、楽しい絵本を数多くご用意いたします。
    上の画像はピクシー絵本だけですが、もちろんリトルゴールデンブックもたくさんあります。
    リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも古い希少な本も多いですよ。

    ご期待ください。

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    | Tote(トート) | 09:20 | comments(0) | - |
    うさぎのハンニバルのスプリングロール
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      うさぎのハンニバル一家のお話をもうひとつ。
      「うさぎのハンニバルのスプリングロール(Hannibals Frühlingsrolle)」です。最近、お腹が出てきたハンニバル父さん。春のお祭りの前にやせようと、一念発起。ノリノリでエクササイズしますが…。なんと!長い耳がからまってお団子結び状態に。
      家族全員でほどこうと、色々やってみますが、どうしてもほどけません。ほとほと困って、知恵者のふくろうに相談に行きます。ふくろうのアドバイスは、「耳のことは考えないで、リラックスしなさい。」アドバイス通りにしたハンニバルは…。

      悩んでいるときほど、リラックスするのは大切ですね。
      透明水彩のほんわかしたイラストがいいですよね〜。ハンニバル一家のやさしい雰囲気を醸し出しています。いやし系の1冊です。

      この絵本は1997年の発行ですが、ピクシー絵本の長い歴史を見ると、年代を経るに従って表現の幅がどんどん広がっていることに驚きます。それだけ多くの作家・イラストレーターさんを輩出しているということですが。ヨーロッパは特に透明水彩の使い方が上手な人が多いですね。それも人によっていろいろなタッチや技法が見られるし、こんなに小ちゃいのに(10cm四方)、アートとしても楽しめるピクシー絵本はすごいと思います。

      ところで、スプリングロール(Frühlingsrolle)は辞書を引くと食べ物の "春巻”。でも、このお話には春巻は全く出てきません。こんがらがって、もつれたハンニバルの耳のことですね。

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      | Tote(トート) | 09:40 | comments(0) | - |
      リトルゴールデンブックのロゴマーク
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        ここの所、リトルゴールデンブックのトピックが続いていますが、ついでに小ネタです。

        うさぎの絵本はかなり古くから再販をくり返しているものが多く、自然と1950年代から各年代の本が集まりました。同じリトルゴールデンブックでも年代によって少しずつ違う部分があって、以前は製本テープのことをお話したかと思いますが、今回は Little Golden Book のロゴマークに注目してみました。

        画像の上から順に、1950年代、60年代、70年代、80年代、90年代前半、90年代後半、2000年以降のロゴマーク。
        創刊当初から1950年代まではシンプルなブロック体の文字だけだったんですね。60年代から現在と同じ書体になりました。この頃まではマークがなかったんですね。70年代に入ってからトレードマークができています(Tote にとっては、このマークが一番印象深いです。キョロキョロしている目みたいで、なんだかカワイイ)。90年代前半のものは The Poky Little Puppy がトレードマークになっていますが、これはクラシックスという意味で、古くから人気の定番ともいえる絵本につくようです。


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        | Tote(トート) | 12:37 | comments(0) | - |
        チキン・リトル
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          JUGEMテーマ:マザーグース



          リチャード・スカリーのリトルゴールデンブックをもう1冊。
          「チキン・リトル(Chicken Little)」です。

          「ヒヨコときつね」と訳されることも多いイギリスの古い寓話です。プラックな結末なんですが、文章が韻を踏んでいたり、動物(鳥)たちが増えていくストーリーからするとマザーグースのひとつ?(近年の同名のディズニー映画は違うお話です。)

          頭にドングリが落ちてきたのを「空が落ちてくる!」とカン違いしたチキン・リトルが仲間たちと一緒に王様に知らせに行こうとします。
          でも、ずるいきつねにだまされて…、

          みんな、食べられてしまうんです!


          どんぐりが頭に当たっただけで「空が落ちてくる!」って思い込むほど、にわとりは臆病な動物だという逸話だったり、小ものが束になっても大してなんにもできないという皮肉が込められているんだとか、キビしい…(イギリスらしい皮肉っぽさ)。

          まあ、でも英語圏に人たちはナンセンスに語呂合わせやリズム感を楽しむお話なんだと思います。

          この絵本の初版は1960年に発行されました(ここでご紹介しているのは1963年版です)。
          結構、古い本なんですが、スカリーは1949年からリトルゴールデンブックを手がけているんですね。
          50年代とまだあまり変わらない紙質や印刷技術が(製本テープもよく見てね)スカリーのタッチをより暖かく見せてくれています。

          商品情報はこちらです。


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          | Tote(トート) | 09:04 | - | - |
          うさぎの絵本/The Bunny Book
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            とっても愛らしいリチャード・スカリーの「うさぎの絵本(The Bunny Book)」をご紹介します。

            かわいいうさぎの赤ちゃんと愛情いっぱいの家族の絵本です。
            小さな赤ちゃんを囲んで、「大きくなったら、この子は何になるんだろう?」と家族が楽しく語り合います。それだけのシンプルなストーリーなのですが、大人たちの優しい視線と家族の暖かさが伝わってくるんです。お母さんは「迷子を助けるおまわりさんになるんじゃない?」
            お父さんは「サーカスのピエロかもしれないよ。」
            家族や親戚のみんながいろんなお仕事を思いつきます。お姉さんは「パイロットじゃない?」他には、カウボーイ、消防隊員、猛獣使い、郵便屋さん、お医者さん、etc...。
            でも、赤ちゃんはそのどれにもなりたくないんですって。たくさんの子供に囲まれた優しいお父さんになるんです。

            この絵本の1ページ目には ”For Huck” と献辞があります。
            Huck とはスカリーの息子さんのニックネームだそうです。生まれたばかりの息子さんのために描かれた絵本だったんですね。どうりで、赤ちゃんうさぎが可愛すぎ。
            幸せな気分になれる絵本です。

            商品情報はこちらです。


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            | Tote(トート) | 07:57 | comments(0) | - |
            うさぎと仲間たち
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              続けて、リチャード・スカリーのリトルゴールデンブックをご紹介します。
              「うさぎと仲間たち(Rabbit and his Friends)」

              ある日、うさぎがタマゴをひとつ見つけます。

              タマゴからかえったのは、みんなに取り囲まれているこの子。
              うさぎも仲間の動物たちも見たことがない不思議な動物です。

              「君は、いったいなんという動物?」とみんなに聞かれますが、
              「ぼくもわからないんです。」
              でも、みんなに少しずつ似ています。

              この後、この不思議な動物はサーカスの団長さんに出会い、カモノハシであることがわかり、サーカスの人気者になったのでした。
              カモノハシが出てくる絵本ってそうそうなさそうです。
              なんともフシギかわいいキャラですね。

              リチャード・スカリーの動物たちは特徴をきちんと捉えつつ、ほどよくデフォルメがきいています。
              このデフォルメの仕方が独特なんですよね。

              カモノハシをこんなにキュートに描ける人が他にいるかしら?
              明るい色使いのレトロポップな絵本です。

              この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
              詳しくはこちらです。


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              | Tote(トート) | 09:20 | - | - |
              リチャード・スカリーのピクシー絵本
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                リチャード・スカリーのピクシー絵本、「ちいさなうさぎの本(Das Kleine Kaninchen Buch)」です。

                えっ、リチャード・スカリーってアメリカの絵本作家では?
                そうです。アメリカを代表する絵本作家、リチャード・スカリーの作品がピクシー絵本にもなっていたんです。これは、掘出し物ですよ。しかも、とってもキュート。

                スカリーはかなりの数のリトルゴールデンブックを手がけています。このピクシー絵本もリトルゴールデンブックと関係なくはないんです。
                この絵本のオリジナルは Golden Shape Books(ゴールデンシェイプブック)というアメリカの絵本シリーズです。ダイカット絵本と呼ばれる動物などの形をした絵本です。そう、Golden という名前の通り、リトルゴールデンブックと同じ出版社から発行されていて、リトルゴールデンブックの姉妹商品とも言えるんです。1960年代に出版された動物シリーズの翻訳ものの1冊のようですね。

                このゴールデンシェイプブック、今でも発行されていると思います。60年代〜70年代にかけ、かわいいものが多く、アメリカではコレクターアイテムとして人気が高く手に入りにくいんです。
                BOOKCOURiER に何冊か在庫があったので、このピクシー絵本の裏表紙と記念撮影。裏表紙にシリーズの絵本リストが載っています。
                表情豊かな擬人化した動物のイラストで有名なスカリーですが、中でもうさぎは生き生きしていて、ほんとにキュート。小さい中に ”スカリーのうさぎ” の魅力がぎゅっと凝縮された絵本です。


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                | Tote(トート) | 09:35 | comments(0) | - |
                小鳥の絵本もよろしく
                0
                  こんにちは、Tote です。

                  小鳥の絵本たちも登録準備が進んでいます。ぼちぼちベースですが、昨日からショップへの登録を始めております。
                  リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも結構古い絵本が多いです。特に、にわとりとあひるのお話が多いです。にわとりとあひるが小鳥?というのは置いといて。昔から童話にはよく出てくる動物ですからね。昔ながらのあのお話、あの人気作家の本もありますよ。

                  ときどき、ショップをのぞいてくださいね。

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                  | Tote(トート) | 09:59 | comments(0) | - |
                  ポーキー・ピッグとバッグス・バニー
                  0

                    今日ご紹介するのは、バッグス・バニーのシリーズの中でもちょっとイイお話。
                    「ポーキー・ピッグとバッグス・バニー(Porky Pig and Bugs Bunny)」というリトルゴールデンブックです。
                    ポーキー・ピッグはバッグス・バニーの友だち、アニメシリーズ・ルー二ィ・テューンズの常連です。ちょっと内気な子ブタちゃん。この絵本では、どちらかというとポーキーが主役かな。

                    ポーキーにはペチュニアというガールフレンドがいます。
                    もうすぐ、ペチュニアの誕生日なのですが、プレゼントを買うお金がありません。バッグス・バニーに相談すると、どこかの家でお掃除のアルバイトをしよう、ということになりました。
                    お掃除する家がみつかり、せっせっと働く2人。バッグス・バニーはほとんど、サボってますが…。
                    なぜか、この家にはハトがいるんです。

                    掃除が終わったころ、この家のご主人が切り出します。
                    「申し訳ないけど、バイト代を払うお金がないんだよ。」
                    怒るバッグス・バニーですが、「バニー、君はほとんどサボってたじゃないか。でも、特別にぼくのアシスタントをやらせてあげよう。」

                    実は、ご主人はマジシャンだったのです。
                    ペチュニアを呼んで、特別なマジックショーの始まりです。ほんとにステキな誕生日プレゼントですね。
                    バッグス・バニーにしては、洒落たイイお話です。あ、ポーキーが主役だからかな。

                    商品情報はこちらです。


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                    | Tote(トート) | 09:46 | comments(0) | - |
                    バッグズ・バニー漂流中!
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                      今日は バッグズ・バニーの中でも Tote お気に入りの1冊をご紹介します。
                      「バッグズ・バニー漂流中!(Bugs Bunny Marooned!)」
                      冒険ものらしいんですが、お気楽なんです。

                      密航しようとヨセミテ・サムの船にこっそり乗り込んだバッグズ・バニーですが、みつかって船から追い出されてしまいます(密航という設定がなんとも、ですが)。
                      ヨセミテ・サムはバッグズ・バニーの敵役。アニメでは言葉使いがちょっぴりお下劣だったような。大きな船に乗っているのがヨセミテ・サム。
                      漂流して流れ着いた島には、マッドサイエンティストの博士がいて、植物や動物を巨大にする研究をしていたのです。博士にみつかるバッグズ・バニー。バッグズ・バニーを研究材料にするのかと思いきや、ココナツに飽きたのでお前をシチューにして食うと言い出す博士。大変、なんとか島から逃げ出さないと…。巨大な蚊とにんじんをゲット。お手製ボートで脱出成功!ね、イージーでいいでしょ?

                      1960年代から70年代は、日本のギャグ漫画でも、同じ登場人物たちが色んな(特に非日常的な)設定でドタバタするパターンが多かったですね。例えば、おそ松くんがなぜか海を漂流しているシーンから始まったり。こういうのはチャップリンやキートンのコメディが源流になっているとか。
                      日本では、いまはギャグ漫画そのものが少なくなりました。ちょっと寂しい。

                      この本の初版は1985年。昨日ご紹介した1954年のものとはかなり絵のタッチが変わっています。70年代ぐらいから色が軽い感じになってきて不透明→透明水彩となっていったようです。
                      海を舞台にしたこの絵本では、透明水彩のにじみやぼかしをうまく使った色の効果がきれいです。

                      商品についての詳細はこちらです


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                      | Tote(トート) | 10:12 | comments(0) | - |

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