「コニーの音楽大好き(Conni macht Musik)」、コニーちゃんが音楽教室に行くお話です。
音楽に興味を持ちはじめたコニーちゃん。自己流に演奏するのはいいのですが、大人にとっては大騒音。そこで、お父さんはコニーちゃんを音楽教室につれていきました。
トライアルレッスンで色んな楽器をさわって、コニーちゃんは教室がとても気に入り、通うことになりました。
この教室の教え方がとても興味深いのです。
いちばん最初のレッスンでは、こどもたちを静かにさせ、耳をすませて身の回りの音を聞く練習をします。車の通る音、鳥の鳴き声、お友だちのお腹の鳴る音…、
それから、身近なものを使って音を作ります。
コニーちゃんはおうちに帰ってから色んなおなべをたたいてみました。大きなおなべは低い音、小さなおなべは高い音がすることに気づきます。
この後、鉄琴を買ってもらって練習にはげみ、半年後、発表会を迎えるのでした。
公式HPではコニーちゃんはTシャツとパンツがお気に入りとなってますが、ドレス姿もキュートです。
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この名前に覚えがないという人でも、「クマゴロー」や「原始家族フリントストーン」、「チキチキマシーン猛レース」、近い年代のものでは「パワーパフガールズ」などのアニメといえばピンとくると思います。
これらのアニメを制作していたアメリカの会社です。
ハンナ=バーベラは1950年代後半から20世紀の終わりにかけ、数多くのヒット作を送り出しました。
ハンナ=バーベラプロダクションはウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラという2人のアニメーターによって設立されました。両方のファミリーネームをくっつけてハンナ=バーベラになったんですね。この2人は当初、MGMのアニメスタジオで働いていて、「トムとジェリー」を生み出したのでした。
「トムとジェリー」は1940年のスタートから1957年にMGMのアニメスタジオが閉鎖されるまでハンナ=バーベラ コンビによって製作されました。
60年代に入り、MGMはアニメスタジオを再開し他のスタッフによって「トムとジェリー」のシリーズの製作も再開しましたが、ハンナ=バーベラの作品への評価がずば抜けて高いのです。
日本では国産アニメの黎明期を迎える少し前の1960年代、ハンナ=バーベラのアニメは毎日のようにテレビで放映されていました。
Tote がよくおぼえているのは「チキチキマシーン猛レース」と「宇宙家族ジェットソン」。シャープなタッチで描かれたキャラクターたちと、大胆に省略かつデフォルメされた背景が印象的で、色使いも今でいうアシッドカラーがきれいでした。
ナンセンスなんだけど、どぎつくないゆるーいギャグも良かった。
今でも「トムとジェリー」とハンナ=バーベラの各アニメはカートゥーンネットワークで見ることができると思います。
1950年代の「トムとジェリー」の絵本をよーく見ていると色使いやディテールなどにハンナ=バーベラらしさがみつかります。
ハンナ=バーベラのキャラクターたちの絵本も近日中にこのブログでご紹介しますので、お楽しみに。
*ハンナ=バーベラの絵本はこちらでご覧いただけます。
*「トムとジェリー」の絵本はワーナーBros. のコーナーでどうぞ。。
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世界一有名なビーグル犬の次は世界一有名なネコとネズミ、トムとジェリーです。
トムとジェリーは もう有名すぎるぐらい有名なアニメ。
日本でも多くの世代にわたり親しまれている作品ではないでしょうか。
トムとジェリーのアニメ第1作は1940年に製作されました。
日本では1964年に初めてテレビ放映されて以来くり返し再放送され、現在でも どこかのローカル局やケーブルテレビで放映されていると思います。
シンプルなドタバタコメディなんだけど、プロットが凝っていて何回見ても笑ってしまいます。理屈ヌキの笑いだから、いつの時代でも子供たちにウケるんでしょうね。
トムとジェリーのリトルゴールデンブックは複数出版されていて、今回ご紹介するのは、その第1号、タイトルもそのまま「トムとジェリー(Tom and Jerry)」。
ある お天気の良い日、ジェリーは仲間の子ネズミ タフィーとちょっとした小旅行に出かけることにしました。
人間のキッチンから食糧をちょっと失敬して、お花の帽子をかぶって、楽しそうですね。
これをこっそり、見ていたのがネコのトム。
もちろんジェリーたちを捕まえようとしますが…。
池で見つけたおもちゃのボートに乗り込みます。
小鳥に引っぱってもらって、
すんでの所でトムは池にぼちゃん、お約束ですね。
筆のタッチが生き生きしていて 躍動感にあふれています。
力強いタッチですが、抑揚が効いていて うるさくなく、ページのレイアウトも白ヌキを上手く使っていて洗練された仕上がりになっています。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
ピーナッツについては、ちょっと思う所あるので、おまけというか続きです。
昨日もピーナッツシリーズは他のアメリカンコミックとは少し違う旨のことを書きましたが、その大きな理由となるのが 作品の性格と並んで、スタートから最終回まで原作者のシュルツさんが自身で描き続けたということです。
アメリカでは漫画やアニメ作品は企業のものという考え方が一般的です。製作あるいは配給会社が作品の権利を持ち、複数のクリエイターたちが代替わりしながら 1つの作品またそのシリーズを作り続けるというシステムになっています。作品やキャラクターを成功させ、寿命を長くするためには効率の良いシステムです。
こうしたビジネススタイルとは一線を画しつつ、シュルツさんは工程のほとんどを1人で 約50年に渡り スヌーピーたちを描き続けたのです。シュルツさんが亡くなったのは2000年。ちょうど ピーナッツ50周年の年でした。
今でもアメリカの新聞に ピーナッツは連載されています。これは以前、描かれたものの再掲載なのだそうです。それだけ シュルツさんのタッチが愛されているということでしょうね。
実は、Tote は50周年を前にアメリカのサンフランシスコで行われた原画展を見に行きました。
漫画の原稿は日本では通常、印刷されるサイズの120%で作られるのですが、シュルツさんの原稿はもっと大きく、丁寧で几帳面なタッチで描かれた とてもきれいな原稿でした。
今回ご紹介した絵本は1987年に発行されました。背景画は他のアーティストの名前が入っていますが、キャラクターたちは、もちろん "drawn by Charles M Schilz" となっています。
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世界一有名なビーグル犬のあのシリーズもリトルゴールデンブックになっています。
そう、スヌーピーと仲間たち、ピーナッツと呼ばれる漫画シリーズです。
ピーナッツの主人公はスヌーピーの飼い主のチャーリー・ブラウンなんですが、スヌーピーの方がいつからか主役のようになってしまいました。でも、やっぱり この仲間たちがそろっているからこそ ピーナッツなんですよね。
本のタイトルは「たこ上げしようよ、チャーリー・ブラウン!(Let's Fly a Kite, Charly Brown)」。
美しく描かれたそれぞれの季節の中でスヌーピーたちが楽しく遊んでいます。
チャーリー・ブラウンたちが住んでいる地域では、春がたこ上げの季節のようです。
こちらは夏です↓
ピーナッツには完璧な正義のヒーローや脳天気にギャグをとばしまくるキャラは出てきません。主人公のチャーリー・ブラウンはよくウジウジ悩んでいるし、他の仲間たちも小学生なのに哲学的なセリフを言ったり、とアメリカのコミックとしては変わり種。
でも、チャーリー・ブラウンとスヌーピーたちの日常はごく普通の人たちの日常となんら変わらない。だから、シュールなセリフもフシギと理屈ぽく感じなくて、いつの間にか自然とこのキャラクターたちの世界に入っていけるのだと思います。
派手な出来事はなくても、スヌーピーと仲間たちはみんな毎日をそれなりに楽しんでいて、特にスヌーピーはささやかな日常を楽しむ達人ですよね。
季節を楽しむ様子がとてもきれいな色合いで描かれています。
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昨日に続けて ペッツィのピクシー絵本をご紹介します。
「ペッツィとふしぎなクスリ(Petzi und ein Wundermittel)」。
ペッツィがヘンなクスリを発明するんです。
雑草取りのクスリを作ったよというペッツィ。ところが、そのクスリを雑草にかけてみると雑草はぐんぐん伸びだします。どうも雑草取りとは逆の効果があるようです。
これをいろいろ試してみようと思いつくところがペッツィらしい。
カメさんにかけてみると…、
こうらに毛が生えてきました。
つぎに、通りがかったおさるのジョーにもクスリをかけると、こんなことになってしまいました↓
「これじゃ何も見えないよー。」というジョーを床屋さんにつれて行きます。
ペッツィが床屋さんにいる間にいたずら好きの仲間がクスリを使い切ってしまったようです…。
床屋さんの前は大行列。
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「ペッツィ 月へ行く(Petzi als Raumfahrer)」。ペッツィとペンギンのピンゴが自分たちで作ったロケットで月へ行くお話です。
なかなかアナログそうなロケットです。見るからに手作り。
ペッツィとペリカンのペルを乗せて、点火!
あららら…、
すすだらけになって落ちてきたペッツィ。かさを持っていてよかった〜。
「これ、おもしろいね!もう1回やろう!」
何度か失敗をくり返し、ついにペッツィたちは月に到達。
ペッツィたちが着地したのはお月様の鼻の上でした。
このロケット、よい子はマネしないように。
シックな色使いがいいですね。がさっとした質感が残る(わざと残した?)印刷が色使いとマッチして いい味になっています。レトロでしゃれた感じ。
Tote はこの絵本を見たとき、ジュール・ベルヌの「月世界旅行」を思い出しました。
ヨーロッパらしいシックでウィットが詰まった絵本です。
ペッツィについて詳しくは昨日の記事をお読みください。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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ペッツィ(Petzi)をご存知ですか?
デンマーク生まれの子グマです。
1951年にデンマークの新聞漫画として登場しました。
作者は Carle & Vilhelm Hansen 夫妻(現在は権利を引き継いだアーティストが描いています)。1953年にドイツで子供向け絵本が出版され、ヨーロッパ中で人気者となりました。
ペッツィの絵本シリーズはハードカバーで現在も続いています。
この絵本シリーズを当初からずっと手がけているのが ピクシー絵本の発行元でもあるカールセン社。そして、もちろんピクシー絵本にもなっているのです。
ペッツィは突拍子のないアイデアを思いついて、仲間のペリカンのペルやペンギンのピンゴといっしょに冒険したり、騒動を起こしたりするのですが、そこは やはりヨーロッパの漫画らしく派手なギャグというよりユーモアとウィットに富んでいます。
色使いやレイアウトも洒落ていて、小さな子から大人まで楽しめる ほのぼのさとウィットが共存する世界です。
ヨーロッパの漫画は派手なギャグや大げさなエフェクトは多用されない分、ストーリーがしっかりしていて気の利いたウィットがあります。
ベルギーの『タンタン(Tintin)』シリーズのように1冊読むと じわじわクセになってきたりします。タンタンよりもストーリーはシンプルでシャープですが、ペッツィもそんな感じ。
ちょっと長くなってしまったので、絵本の内容紹介は次回にします。
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ロードランナーって何という鳥かご存知ですか?
Tote は昔からずーとダチョウだとばかり思っていました。ああいう走る鳥ってダチョウとキーウィとヤンバルクイナぐらいしか知らなくて、ああやってどどーっと砂ぼこりをあげて走るのは当然ながらダチョウ…じゃなかったんです。
この度、調べてみたところ、長年にわたり誤解していたことがわかりました。
本当は「ミチバシリ」という鳥だったんです。アメリカ大陸固有の種らしいです。英語での名前は roadrunner →ロードランナー→ミチバシリ、ってそのままやん!
ロードランナーという名前のダチョウではなかったんだ…。
画像検索すると、けっこう画像がありました(ここで使える画像がなかったので、ご興味ある方は「ミチバシリ」で画像検索してみてください)。ダチョウほど大きくなくて、色もこんな派手じゃないですが、なんか愛嬌がある鳥です。やっぱり、走るのはすごく早いみたい。親子でどどどーと走るんでしょうか?
まあ、ほんとに どうということもないネタです。
ご存知だった方はスルーしてください。
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