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こんなレアな絵本も届いています。
2011.01.31 Monday | category:お知らせ
ちいさなコットンテール/1972年版
2011.01.29 Saturday | category:リトルゴールデンブック
リトルゴールデンブックにはうさぎの絵本がほんとに多いです。
その中でも定番もののひとつ「ちいさなコットンテール/1972年版(Little Cottontail)」をご紹介します。この絵本のイラストレーターはリリアン・オブリガード(Lilian Obligado)という人。
アメリカでは有名な児童画家で、動物、特に、うさぎの絵本を数多く手がけています。
イースターの定番絵本「ゴールデンエッグブック(The Golden Egg Book)」もこの人の作品です。
さて、絵本の内容は
コットンテールという名の子うさぎが成長していく様子がやさしいまなざしで描かれています。
早く大きくなりたいコットンテール。
お母さんやまわりの動物たちからいろんなことを学びます。
毛並みの手入れのしかたや食べ物のみつけ方、
こわいきつねから逃げる方法もおぼえました。
これで、一人前のうさぎです。
リリアン・オブリガードさんは自身でも うさぎを飼っていたそうです。
うさぎ好きによるうさぎ好きのための絵本ですね。
商品情報はこちらです。
楽しんでいただけましたか?
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届いたばかりのうさぎのピクシー絵本
2011.01.28 Friday | category:ピクシー絵本
紙とデジタル:デジタルは時代を分断した?6
2011.01.26 Wednesday | category:紙とデジタル
の記事の続きです。
コンピューター上では、フォント(書体)やポイント数(級数)を変えるのは一瞬のようですが、この一瞬と思える短い時間にコンピューターくんはすごいスピードで かつて職人(オペレーター)さんがやっていたことをやっているんだなーと気づいたのです。気づくの遅っ。
でも、また言い訳ではありませんが、頭でわかっているのと、身(実)を持って知るのとでは大きく違うと思うんですよ。
実は、Tote は写植機の実物も その作業風景も見たことがないのです。10年前、すでに印刷屋さんや出力屋さんにデータを渡すだけで済んでいたので(ここいらの事情は同じDTP関係者といっても 職場の環境で違ってくるとは思います)、コンピューターくんがやってくれることを 手作業に置換えると具体的にどういうことになるのかよくわかってなかったんです。
また、ちょっと話がそれたので、戻すと、要は「作業のデジタル化」って 作業工程をものすごい高速で効率化するってことですね。変化のスピードがあまりに速すぎて、その前と後では世界が変わってしまったように見えるんだろうな。
デジタル化以前から その世界にいる人には 何がどう効率化されたかはわかるのでしょうが、後から来た人は知ろうとしなければ わからない。で、わからないままでも、とりあえず作業をこなすことはできてしまうんですよね。それがコンピューターくんのすごいところだな。
科学や技術はある時 飛躍的・爆発的に進歩することがあって、その”ある時”に遭遇した(している)ってことですね。でも、進歩や変化はそれ以前の歴史の積重ねがあってこそ。
で、結論は、デジタルは時代を分断したわけではなく、変化のスピードをすごく速めたということです。
よろしかったら、クリックお願いします。
コンピューター上では、フォント(書体)やポイント数(級数)を変えるのは一瞬のようですが、この一瞬と思える短い時間にコンピューターくんはすごいスピードで かつて職人(オペレーター)さんがやっていたことをやっているんだなーと気づいたのです。気づくの遅っ。
でも、また言い訳ではありませんが、頭でわかっているのと、身(実)を持って知るのとでは大きく違うと思うんですよ。
実は、Tote は写植機の実物も その作業風景も見たことがないのです。10年前、すでに印刷屋さんや出力屋さんにデータを渡すだけで済んでいたので(ここいらの事情は同じDTP関係者といっても 職場の環境で違ってくるとは思います)、コンピューターくんがやってくれることを 手作業に置換えると具体的にどういうことになるのかよくわかってなかったんです。
また、ちょっと話がそれたので、戻すと、要は「作業のデジタル化」って 作業工程をものすごい高速で効率化するってことですね。変化のスピードがあまりに速すぎて、その前と後では世界が変わってしまったように見えるんだろうな。
デジタル化以前から その世界にいる人には 何がどう効率化されたかはわかるのでしょうが、後から来た人は知ろうとしなければ わからない。で、わからないままでも、とりあえず作業をこなすことはできてしまうんですよね。それがコンピューターくんのすごいところだな。
科学や技術はある時 飛躍的・爆発的に進歩することがあって、その”ある時”に遭遇した(している)ってことですね。でも、進歩や変化はそれ以前の歴史の積重ねがあってこそ。
で、結論は、デジタルは時代を分断したわけではなく、変化のスピードをすごく速めたということです。
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世界一有名なうさぎ2
2011.01.25 Tuesday | category:リトルゴールデンブック
昨日ご紹介した「ピーター・ラビット」は1979年発行のものでした。
やはり、世界一有名なうさぎだけあって、ピーター・ラビットはリトルゴールデンブックでも人気&定番の絵本のようで、再販をくり返しています。
版を重ねるうち、何度か表紙のデザインも変わっていて
↑こちらは「ピーターラビット/1992年版」。中身は79年版と同じです。
これより以降、1994年版からはイラストレーターが変わり、絵柄のイメージもけっこう違ったものになります。
「ピーターラビット/1992年版(The Tale of Peter Rabbit)」の商品情報はこちらです。
よろしかったら、クリックお願いします。
やはり、世界一有名なうさぎだけあって、ピーター・ラビットはリトルゴールデンブックでも人気&定番の絵本のようで、再販をくり返しています。
版を重ねるうち、何度か表紙のデザインも変わっていて
↑こちらは「ピーターラビット/1992年版」。中身は79年版と同じです。
これより以降、1994年版からはイラストレーターが変わり、絵柄のイメージもけっこう違ったものになります。
「ピーターラビット/1992年版(The Tale of Peter Rabbit)」の商品情報はこちらです。
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世界一有名なうさぎ1
2011.01.24 Monday | category:リトルゴールデンブック
世界でいちばん有名なうさぎといえば?
やはり、この子 ピーター・ラビットですよね。
ピーター・ラビットといえば、日本では絵も文もポターさん作の小ぶりの絵本のイメージが強いですが、リトルゴールデンブックにもなっています。
今日、ご紹介するのは「ピーター・ラビット/1979年版(Peter Rabbit)」です。
表紙は油絵タッチでポップなイメージですが、中身はポターさんに近いリアルで繊細な画風です。
内容は第1作のあのお話。
お母さんに言い聞かされたのに、お百姓のマグレガーさんの畑に入って野菜をたらふく食べてしまいます。
あっ、マグレガーさんに見つかった!
大変な目にあいながら、なんとか家へ帰ってきました。
ジャケットと靴(この絵本ではスニーカーなんです)はどうしたの?
その夜、ピーターは寝込んでしまうんですよね。
この絵本のイラストレーターは Adriana Mazza Saviozzi という人。
繊細だけど伸びやかなタッチの動物の絵本を多くてがけている人です。
ちょっぴりアメリカンなイメージを加えつつも、ピーター・ラビット本来の世界観がつまった1冊です。
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紙とデジタル:デジタルは時代を分断した?4
2011.01.16 Sunday | category:紙とデジタル
1月13日の記事の続きです。
考えてみると、1980年代にワープロが普及する以前は 紙に『活字』を印刷(印字)するのって、印刷屋さんにお願いする以外はタイプライター?ぐらいしかなかったと思う。
小学校のころ、学校内のテストやお知らせなどは先生が手書きしたものをガリ版で刷っていたよな(ガリ版って、なつかし〜。たぶん若い人は知らない人も多いはず。謄写版=とうしゃばん が正式な言い方。プリントゴッコみたいなものですが、そういえば、プリントゴッコも販売終了になったんですよね…。ちょっと、さびしい…)。
少し年代が上がって、会社でワープロを導入される前、プレゼン資料などをカッコよく見せるためにインレタ(インスタントレタリング)を使ったり、レタリングの見本帳や雑誌の文字をコピーして切り貼りなどしていました。インレタも今でもあるんでしょうか…?
↑コレは、Tote の個人的な思い出です。話がちょっとそれてしまいましたね、スイマセン。
ワープロ以前、もっとプロフェッショナルな人たちはどうしてたかを話したかったのですが、次回に続きます。
考えてみると、1980年代にワープロが普及する以前は 紙に『活字』を印刷(印字)するのって、印刷屋さんにお願いする以外はタイプライター?ぐらいしかなかったと思う。
小学校のころ、学校内のテストやお知らせなどは先生が手書きしたものをガリ版で刷っていたよな(ガリ版って、なつかし〜。たぶん若い人は知らない人も多いはず。謄写版=とうしゃばん が正式な言い方。プリントゴッコみたいなものですが、そういえば、プリントゴッコも販売終了になったんですよね…。ちょっと、さびしい…)。
少し年代が上がって、会社でワープロを導入される前、プレゼン資料などをカッコよく見せるためにインレタ(インスタントレタリング)を使ったり、レタリングの見本帳や雑誌の文字をコピーして切り貼りなどしていました。インレタも今でもあるんでしょうか…?
↑コレは、Tote の個人的な思い出です。話がちょっとそれてしまいましたね、スイマセン。
ワープロ以前、もっとプロフェッショナルな人たちはどうしてたかを話したかったのですが、次回に続きます。
紙とデジタル:デジタルは時代を分断した?3
2011.01.13 Thursday | category:紙とデジタル
1月6日の記事の続きです。
ブッククーリエを始めてから、古い絵本のことをいろいろ調べるようになりました。それまでは、仕事の資料用もしくは自分の趣味で集めていたものを ヴィンテージ絵本として売るとなると、1冊ずつの本の由来や時代背景などをできるだけ正確にお客様に伝えたいと思ったのです。
作家やイラストレーターについてのエピソードもそうですが、特に 絵本の印刷や装丁の仕方ってその年代特有(まさにヴィンテージ)の要素がたくさんつまっています。ただ、これは専門性が高いことなので、お店の本をベテランのデザイナーさんや印刷会社の人に見てもらって話を聞くことが多くなりました。この1年、印刷の歴史を勉強してきたことになります。
で、思ったことが2つほど。
1つめは、DTPが突然あらわれたのではなく、それまでの印刷の歴史という積重ねがあり そこへデジタル化の流れと重なって DTPは生まれたのだなと。DTP以前の作業の仕方や設備のことを知るうち、DTPは印刷するために必要な指示をデジタルデータに変える作業なんだとようやく実感できたのでした。
気づくの遅っ!というか、頭と手がつながってなかったというか。でも、ここで、言い訳ではないけど、今ではたいがいのソフトでテキストをワンクリックするだけでフォントもポイント数も変えられてプリントアウトできるのが普通ですが、ワープロやコンピューターが普及する前は活字を紙に印刷するのはけっこう大変なことでした。
次回に続きます。
ブッククーリエを始めてから、古い絵本のことをいろいろ調べるようになりました。それまでは、仕事の資料用もしくは自分の趣味で集めていたものを ヴィンテージ絵本として売るとなると、1冊ずつの本の由来や時代背景などをできるだけ正確にお客様に伝えたいと思ったのです。
作家やイラストレーターについてのエピソードもそうですが、特に 絵本の印刷や装丁の仕方ってその年代特有(まさにヴィンテージ)の要素がたくさんつまっています。ただ、これは専門性が高いことなので、お店の本をベテランのデザイナーさんや印刷会社の人に見てもらって話を聞くことが多くなりました。この1年、印刷の歴史を勉強してきたことになります。
で、思ったことが2つほど。
1つめは、DTPが突然あらわれたのではなく、それまでの印刷の歴史という積重ねがあり そこへデジタル化の流れと重なって DTPは生まれたのだなと。DTP以前の作業の仕方や設備のことを知るうち、DTPは印刷するために必要な指示をデジタルデータに変える作業なんだとようやく実感できたのでした。
気づくの遅っ!というか、頭と手がつながってなかったというか。でも、ここで、言い訳ではないけど、今ではたいがいのソフトでテキストをワンクリックするだけでフォントもポイント数も変えられてプリントアウトできるのが普通ですが、ワープロやコンピューターが普及する前は活字を紙に印刷するのはけっこう大変なことでした。
次回に続きます。
星の銀貨
2011.01.10 Monday | category:ピクシー絵本
今日のピクシー絵本も昔からある冬の童話、「星の銀貨(Die Sterntaler)」です。
日本ではあまり有名ではありませんが、グリム童話なんです。
両親が亡くなりひとりぼっちで住む所もなくした少女がいました。
着の身着のまま ひとかけらのパンだけを持って冬の森を行きます。
途中で出会った お腹をすかせた老人にパンをあげてしまいます。
その後も出会う人たちに乞われるまま、服も下着もあげてしまうのです。
雪景色って幻想的で、なんだか切なくなりますね。
この子はどうなってしまうの?
これでは あまりに悲しい、と思っていたら…
空の星が銀貨となって降ってきたのでした。
金貨のようにも見えますが、日本では書籍によっては「星の金貨」として収録されていることもあるようです(同じタイトルのテレビドラマがありましたが、全くの別物です。念のため)。Sterntaler の Stern は星、taler は昔のドイツの銀貨を指すので、「星の銀貨」としました。
商品情報はこちらです。
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日本ではあまり有名ではありませんが、グリム童話なんです。
両親が亡くなりひとりぼっちで住む所もなくした少女がいました。
着の身着のまま ひとかけらのパンだけを持って冬の森を行きます。
途中で出会った お腹をすかせた老人にパンをあげてしまいます。
その後も出会う人たちに乞われるまま、服も下着もあげてしまうのです。
雪景色って幻想的で、なんだか切なくなりますね。
この子はどうなってしまうの?
これでは あまりに悲しい、と思っていたら…
空の星が銀貨となって降ってきたのでした。
金貨のようにも見えますが、日本では書籍によっては「星の金貨」として収録されていることもあるようです(同じタイトルのテレビドラマがありましたが、全くの別物です。念のため)。Sterntaler の Stern は星、taler は昔のドイツの銀貨を指すので、「星の銀貨」としました。
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「冬の絵本とうさぎの絵本」出そろいました。
2011.01.07 Friday | category:お知らせ
こんにちは、Tote です。
寒い日が続きますね〜。う〜、外に出たくない。
でも、世の中は仕事始め!
元気にいきたいものです。
さて、ブッククーリエ店頭では「冬の絵本とうさぎの絵本」が出そろいました。
お正月気分が抜けない Tote ですが、商品の登録作業はせっせっと励みました。
冬の絵本といえば、切なくも哀しい名作童話「マッチ売りの少女」や「幸福の王子」、ハスキー犬を主人公にしためずらしいピクシー絵本がアップされています。
また、うさぎの絵本ではイースターの定番絵本「ゴールデンエッグブック」、「小さなコットンテイル」などのリトルゴールデンブックが届いています。ひとあし早く春を楽しんでいただける絵本です。
近日中から、ブログで特集の絵本のご紹介も始めます。
今年もブッククーリエへお越しくださいね。
寒い日が続きますね〜。う〜、外に出たくない。
でも、世の中は仕事始め!
元気にいきたいものです。
さて、ブッククーリエ店頭では「冬の絵本とうさぎの絵本」が出そろいました。
お正月気分が抜けない Tote ですが、商品の登録作業はせっせっと励みました。
冬の絵本といえば、切なくも哀しい名作童話「マッチ売りの少女」や「幸福の王子」、ハスキー犬を主人公にしためずらしいピクシー絵本がアップされています。
また、うさぎの絵本ではイースターの定番絵本「ゴールデンエッグブック」、「小さなコットンテイル」などのリトルゴールデンブックが届いています。ひとあし早く春を楽しんでいただける絵本です。
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