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古い絵本のメンテナンス:収納について-おまけ2
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    収納について、おまけで書くつもりが長くなってしまいました。
    昨日の記事の続きです。

    揺れが納まったあと、涙目で散乱した絵本を片付けながら、まず思ったのは「あ〜、1冊ずつビニール袋に入れておいて良かった〜。」
    袋に入れていなかったら、本が開いた状態で散乱していたと思う。
    事務所の床はカーペットということもあって、本にはダメージはありませんでした(とりあえず、ホッ)。
    そして、強く思ったのは、収納ケースのふたはきっちり閉まった方がいいということ。

    段ボール箱を直撃した段ボール製収納ケースは無事で、段ボール箱の方は壊れていました。壊れた段ボール箱は荷物の配送なんかに使う、ごく普通の段ボール箱。無事だった収納ケースは ホームセンターなどで売られているもので よく見るとカドの部分が補強されていました。同じ段ボールでも ちょっとしたことで違うんですね。

    こんな地震って、滅多にないことだとは思うけど、収納ケースはできるだけちゃんとしたものを選んだ方が良いということです。でも、これって予算あってのことだし…。
    あっ、そうだ。ケースにゴムのベルトをかければいいかもしれない。

    次回からは絵本の汚れ落としについて書こうと思っています。

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    | Tote(トート) | 08:49 | comments(0) | - |
    古い絵本のメンテナンス:収納について-おまけ1
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      収納については前回で終わりにしようと思っていたのですが、先日の地震で 思ったことがあったので、ちょこっと おまけに収納ケースについて書いておきます。

      ブッククーリエでは、1冊ずつビニール袋に入れた絵本を収納ケースにしまっています。上の画像はピクシー絵本を入れたプラケースです。ピクシー絵本は ほとんどこのケースですが、リトルゴールデンブックは 段ボール製の収納ケースと単なる段ボール箱に入れています(*同じ段ボール製なんだけど、ちょっと、ここポイント)。
      こうやって絵本が詰まったケースや箱が事務所にはたくさんあって、それを棚に収納しています。

      写真のケースは100均で買ったもの。ピクシー絵本のサイズにちょうどなんですが、フタがきっちり閉まらない…。1コ100円だし、まあ、いいかと思っていたんですが…、地震のとき、棚の上の方に置いていた このケースが落ちてきて、フタが開いて(もともと閉まらない)中身が飛び出し→散乱という事態に。ケースは壊れなかったんだけど。
      これに加え、同じ棚にあったリトルゴールデンブックの段ボール製収納ケースが床の上の段ボール箱を直撃…。

      (次回に続きます。)


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      | Tote(トート) | 09:51 | comments(0) | - |
      「ガーリィ絵本特集」もう少し続きます。
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        こんにちは、Tote です。
        現在、ブッククーリエでは「ガーリィ絵本」を特集中ですが、先週からトップページの雰囲気がちょっと変わっています。お気づきですか?
        トップページのおすすめ(特集)商品を一部入替えたんです。
        ディズニープリンセスの絵本、それも本編とめずらしいスピンオフストーリーの絵本がせいぞろいしています。

        シンデレラが屋根裏で暮らしていた頃のお話や白雪姫と出会う前の小人たちのエピソードなど。ディズニーファンならずとも必見です。

        当初、「ガーリィ絵本」特集は今月末までと考えていたのですが、地震のゴタゴタなんかで商品登録が遅れてしまったので、4月第2週目まで続けることにしました。
        次の特集については、近日中にお知らせしまーす。


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        | Tote(トート) | 08:30 | comments(0) | - |
        古い絵本のメンテナンス:収納のしかた3
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          少し間があいてしまいましたが、絵本のメンテナンスについて3回目です。

          前回、湿気を避けるために1冊ずつビニール袋(PP袋)に入れることをご紹介しました。
          次に、こうした絵本をどうしまうかですが、やはり本は立てて 本棚や箱(収納ケース)にしまうのが良いようです。横にして積むのは下の方になった本を痛めてしまいます。また、立ててしまっていても、ぎゅうぎゅう詰めは良くありません。これも本を痛めてしまいます。
          適度なゆとり(あと2〜3冊入るかなという程度)を持ってしまうとよいでしょう。

          ここで、1つ疑問が出てきませんか?
          立てようとしても立たない薄いソフトカバーや雑誌なんかはどうすればいいの?ということ。

          そこで、ブッククーリエでやっている方法が上の画像↑
          アメコミのペーパーバックです(リトルゴールデンブックとピクシー絵本以外にもこんな蔵書もあるんです)。本よりも少し大きめのしっかりした厚紙を台紙にしていっしょにビニール袋に入れています。画像ではわかりづらいですが、袋の口をメンディングテープで止めています(画像右側)。袋に封をするときは、もしテープが本にくっついたときのことを考えるとセロテープよりメンディングテープ(再はく離タイプのもの)の方がいいですね。

          アメリカの古本屋さんでは、この方法で収納しているところが多いです。
          実は、上の画像のアメコミもアメリカで買ってきたままなんです(^^)。

          ピクシー絵本はアメコミのペーパーバックと同じホチキスの中綴じという方法で製本されています。アメコミ(表紙、本文ページとも同じ紙)とは違い、ピクシー絵本の表紙はけっこうしっかりした紙が使われていますが、表紙が古くてよれよれになっていたり 大きく破れていてコシがなくなっている場合は この方法が使えますね。



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          | Tote(トート) | 09:10 | comments(0) | - |
          童謡集/1974年版
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            JUGEMテーマ:マザーグース
             


            Corinne Malvern の歌の絵本をもう1冊、どうぞ。
            「童謡集/1974年版(Nursery Rhymes)」です。
            この絵本の初版発行は1947年でした。
            今回ご紹介しているのは、74年にオーストラリアで発行されたものです。

            昨日の絵本とは内容も少し違っていて、こちらは楽譜はなし。
            ほとんどがマザーグースの歌です。
            その中から、ずっと小さなときからのTote のお気に入りの歌をご紹介します。

            「きらきら星(Twinkle, Twinkle, Little Star)」です。



            どんなときでも、お星さまは変わらず輝いているはず。
            被災地のこどもたちの笑顔がお星さまみたいと思う今日このごろです。

            商品情報はこちらです。


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            | Tote(トート) | 09:18 | - | - |
            童謡集/1992年版
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              JUGEMテーマ:マザーグース



              とても美しい歌の絵本をご紹介します。
              Corinne Malvern のイラストによる「童謡集/1992年版(Nursery Songs)」です。

              マザー・グースをはじめ、アメリカで古くから歌い継がれている歌が楽譜とともに収録されています。
              この絵本は1942年に発行されたリトルゴールデンブック最初の12冊のうちの1冊。

              今回 ご紹介しているものは その復刻版で、1992年に発行されました。
              創刊の頃のリトルゴールデンブックは48ページ(現在は24ページ)の構成で1部のページが1色刷りでした。
              そうした部分も忠実に再現されています。

              これは、「メリーさんのひつじ」↓



              こちらは、「おぉ、スザンナ!」ですね↓



              誰もが 昔からなじんだメロディ。
              心の中によみがえってきませんか?

              イラストレーターのCorinne Malvern は創刊当初から1950年代にかけ、リトルゴールデンブックで活躍し、数多くのロングセラーを残しました。

              商品情報はこちらです。


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              | Tote(トート) | 12:28 | - | - |
              前を向いて行こう。
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                地震のあと事務所を片付けていたら、↑このゾウさんを発見しました。
                ずっと前にTote が作ったんです。どこにしまい込んだかわからなくなっていたのですが、地震の揺れで床に散乱したモノの中に混じっていました。
                紙粘土で作ったものなのに、よく壊れなかったなーと、ちょっと感心。
                フィギュア作りはTote の趣味の一つなんですが、これは初めて作ったもの。いま見ると、塗装なんかちょっとヘタだな。

                ところで、このゾウさんは誰でしょう?
                ぐるんぱ (のつもり)なんですよ。
                「ぐるんぱのようちえん」はこどもの頃から大好きだった絵本。ぐるんぱは大きなゾウさんなんだけど、ちっちゃーいぐるんぱがほしくて作ったのでした。
                なんだか、ちょっぴりうれしい再会です。

                名前の知らないあの花も増えているので、記念撮影しました(ほんとうは「ぐるんぱのようちえん」の絵本といっしょに撮りたかったんだけど、どこにいったかわからない…)。

                ぐるんぱはうじうじしたり、失敗もするけど、前に向いて進みます。
                ぐるんぱみたいに前を向いて行こう。


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                | Tote(トート) | 09:25 | comments(0) | - |
                ディズニーのメリー・ポピンズ
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                  先日、昨日ご紹介した2冊の「メリー・ポピンズ」はいずれもディズニー映画を元にしたもの。ディズニー版と言ってもいいと思います。
                  このディズニー版は原作とは かなり違っていて、それは原作者のパメラ・トラヴァ−スも指摘していたそうです。
                  なので、ディズニー版は原作とは別物と割り切って楽しんだ方がいいかも。

                  原作はシリーズで何冊もお話があるようですね。ちなみに日本では原作の方は「メアリー・ポピンズ」と表記されることが多いみたい。
                  ディズニー映画とトラバースの原作、それぞれにファンがいるようです。

                  Tote はかなり小さいときに映画を見たのだけど、とてもカラフルで 楽しくて仕方がないミュージカルでしたね。「チムチムチェリー」の歌が今でも頭に残っている。ちょっと くすぐったいようなあの早口言葉も。
                  今から思うと、理屈やストーリーが理解できない小さな子でも楽しめる本格的ミュージカルだったんですね。すごいなあ。

                  メリー・ポピンズ以外にもディズニーが多くの童話や物語を再話してきたのは周知の通りですが(その功罪について語るつもりはありません)、どの作品も「楽しさ」を徹底的に追及したものになっているのは確かです。


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                  | Tote(トート) | 08:33 | comments(0) | - |
                  メリー・ポピンズのゆかいな休日
                  0

                    メリー・ポピンズのリトルゴールデンブックをもう1冊どうぞ。

                    「メリー・ポピンズのゆかいな休日(Mary Poppins, a Jolly Holiday)」
                    こちらもディズニー映画が元になっています。

                    前回の絵本は ちょっぴりコミカルでしたが、こちらは少しリアルなタッチ。
                    洋服や風景などのディテールの描き込みが なかなかおしゃれです。

                    公園にやってきたメリー・ポピンズとジェーンとマイケル。
                    敷石に絵を描いているバートに出会いました。


                    バートはいろんな風景を描いていました。
                    そのうちの1つ、美しい田舎の風景の絵をみつけたマイケルとジェーンは「ここに行ってみたい!きっと、カントリーフェア(お祭り)をやってるよ。」
                    メリー・ポピンズはとりあわないのですが、「それなら、ぼくがつれて行ってあげよう」とバート。
                    みんなで手をつないで、絵の上でジャンプしたら…、


                    あら、ふしぎ。

                    Tote もうんと小さいころ、絵本やテレビの風景の中に入って行けると思っていました。
                    こどもの夢や空想をかなえてくれるメリー・ポピンズとバートはいったい何者なんでしょうね。

                    この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。

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                    | Tote(トート) | 10:58 | - | - |
                    本のちから
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                      メディアによると、被災地の避難所では まだ食糧などが足りていないところも多いようです。
                      胸を痛めつつ、古本屋、絵本のコレクターとして、こんなとき本が役に立つことってあるんだろうか?と考えていました。本はなくても生きてはいけるし、絵本などが役に立つようになるのは もう少し先のことだろうなと思い、絵本の紹介を続けるのが なんとなく おっくうになっていたんです。

                      そんなとき、テレビのニュースで被災地のローカルFM局が 夜に絵本の読み聞かせを放送していることを知りました。夜、暗い中 余震におびえるこどもたちのために、と避難所の人たちから要望があったそうです。
                      本、絵本には癒しの力(ちから)があったんだと改めて感じました。
                      それは 言葉の力でもありますよね。手元にその絵本がなくても、言葉によって心の中でイメージを描くことができる。
                      つらいとき、困難に会ったとき、以前 読んだ本の中の言葉がよみがえってきたり。

                      気が滅入りがちなときだからこそ、明るく楽しい絵本の世界も必要ですよね。
                      明日から再開します。


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                      | Tote(トート) | 11:30 | comments(0) | - |

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