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「いろんな動物の絵本」特集GW中も続きます。
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    こんにちは、Tote です。
    ゴールデンウィークが始まりましたね。
    なんとなく自粛ムードが続く中、気づいたらゴールデンウィークだったという方も少なくないのでは?Tote もそんな1人です。
    みんなが少しずつお互いのことを思いやりながら、この休日の間に心と体をリフレッシュできればいいですね。

    さて、ブッククーリエでは現在「いろんな動物の絵本」特集を開催中です。
    リトルゴールデンブック、ピクシー絵本ともバリエーション豊かな絵本が勢ぞろいしています。
    が、実は、まだ店頭に出し切れていない絵本が結構あるんです。また、アップしたとたん売切れたものもあったりで、GW中に店頭の「おすすめ商品」を多少入替える予定です。

    動物を得意とする有名作家のリトルゴールデンブックや懐かしい希少なピクシー絵本がこれからも続々、登場します。お楽しみくださいね。

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    | Tote(トート) | 09:07 | comments(0) | - |
    カワイイは定義できる?
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      こんにちは、Tote です。カワイイについて考えたりしてます。
      いろいろ、思いのようなものは浮かんでくるんだけど、うーん、言葉にするのがむずかしい。
      というより、言葉でクリアにしていくことがむずかしいですね。

      まず、カワイイってどういう意味?カワイイってどんな感じ?って聞かれても、Tote は、うーん、うまく答えられないなあ。
      言葉の上で定義しようとすると、「愛おしく思える」とか、「ちょっと頼りなげな」、「まるっこくてちっちゃい」、「幼い、こどもっぽい」、「お菓子のような」などなど、様々な形容詞が出てきます。それも外見だけでなく性質や要素・印象についてのものまで。

      カワイイ自体も形容詞なんだけど、人によってカワイイと感じる基準や要素は少しずつ違うだろうから、これほど幅広い意味合いを持つ言葉も他にないのではと思ってしまう。定義するのはむずかしそうですね。

      広辞苑で調べてみると、『①いたわしい。ふびんだ。かわいそうだ。②愛すべきである。深い愛情を感じる。③小さくて美しい。』となっていました。①と②はすごく主観的で、人によって大きく変わってくる感覚ですよね。これに対して、③の『小さくて美しい』なら結構多くの人たちが共通で認識できそう。そこで、もし、この通り定義できたとして、この逆はどうなんだろう?
      小さくて美しいものは全てカワイイ?かわいい?
      必ずしもそうではないのでは…。


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      | Tote(トート) | 11:08 | comments(0) | - |
      カワイイについて考える
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        現在、ブッククーリエでは「いろんな動物の絵本」を特集中です。主に1950年代から70年代に作られた動物の絵本を中心に集めてご紹介していますが、こうした絵本をたくさん見ていて思うのは、作家(イラストレーター)さんによって 本当に様々な表現の仕方があるんだなーということです。そして、絵本の中の動物たちは理屈ぬきに愛着を感じてしまう。特に、50年代から70年代の絵本の中のデフォルメや擬人化された動物たちを見ていると、これって「カワイイ」キャラクターの原点では?と思えてきました。

        そこで、「かわいい」とか「キュート」ってブッククーリエにとって重要なキーワードでもあるので、ちょっと「カワイイ(かわいい、キュート、プリティ等の言葉をひっくるめて)」について考えてみることにしました。

        これから、カワイイについて思うところ、考えたことを ちょこちょこ(気まぐれに)書いていきます。


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        | Tote(トート) | 09:29 | comments(0) | - |
        古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし4(本文ページの落書き)
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          4月21日の記事の続きです。

          ゴミやホコリを払ったついでに、本文ページの汚れ落としについてもここでお話しておきます。

          まず、ヤケやシミは落とせません。次に、絵本の古書にありがちな落書きです。
          落書きが消せるかどうかは何で書いたかによります。みなさんおわかりかと思いますが、ちょっと落書きの種類を分類して確認してみましょう。

          1. マジック、マーカー、ペンなどインクまた絵具によるもの
          2. クレヨン、クレパスによるもの
          3. 鉛筆、色鉛筆によるもの

          *ここでいう「落書き」はリトルゴールデンブックやピクシー絵本の本文ページに書かれたものとして考えてください。最近はビニールコーティングされた特殊な紙を本文にも使った汚れに強い絵本もありますが、他の絵本の場合もリトルゴールデンブックとピクシー絵本と同様に考えてよいと思います。

          1. の落書きはシミ同様、紙の繊維の間に染み込んでしまったものですから、落とせません。落とせない汚れはあきらめるしかないです。

          次に、2. を後回しにして、3. について。鉛筆で書いたものは消しゴムで消えるので、消せる落書きですよね。色鉛筆も種類によりますが、普通の消しゴムで消えるものが多いです。
          なので、鉛筆の落書きは消しゴムで消しましょう、と言いたいところですが、注意したいことが結構あるんです。

          次回に続きます。


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          | Tote(トート) | 09:29 | comments(0) | - |
          こじかちゃんのマフラー
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            今日ご紹介するのは「こじかちゃんのマフラー(Kim hat einen neuen Schal)」というピクシー絵本。
            大っきなおめめのキュートなこじかちゃんが主人公です。
            登場する他の動物たちもみんなかわいくおしゃれです。

            お母さんに赤いマフラーを編んでもらったこじかちゃん。
            うれしくて仕方ないこじかちゃんは友だちみんなに見せようと森へ出かけて行きました。こじかちゃんのマフラーのはしっこをよく見て(左下のところ↑)。
            マフラーの毛糸が木いちごの枝にひっかかっていますよ。

            お友だちに会うたびにマフラーが短くなって行きます。


            気づいたときには、マフラーはなくなっていて、こじかちゃんは迷子になってしまいました。
            「どうしたらいいの?」泣き出してしまったこじかちゃん。
            子ぐまくんが「このマフラーの毛糸をたどっていけば帰れるよ。」と教えてくれました。
            無事に、家に帰れたこじかちゃん。次の日、お母さんはほどけた毛糸を巻き取ってマフラーを編み直してくれました。

            ところで、こじかちゃんの名前ですが、表紙をご覧の通り、"Kim" となっています。実は、この絵本、もともとはアメリカの Rand McNally 社から出版された Elfシリーズから翻訳されたもので、Elf版(英語)では "Davy" でした。

            商品情報はこちらです。


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            | Tote(トート) | 10:23 | comments(0) | - |
            たのしいまきば
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              ティボル・ゲルゲイさんの動物の絵本をもう1冊、どうぞ。
              「たのしいまきば(The Jolly Barnyard)」です。

              先日の「さいのルパート」とは対照的にストーリーはとてもシンプルで穏やか。
              ブラウンさんの美しい牧場で暮らす動物たちが紹介されています。

              これはペットのワンちゃんとねこ。

              表情ゆたかな動物たち。
              今日はブラウンさんのお誕生日。動物たちもなんだか楽しそう。
              左のページの後姿がブラウンさんです。

              ゲルゲイさん特有の色使いで描かれたのどかな牧場の風景。
              なんだか懐かしくほっとしますね。
              穏やかで美しい絵本です。

              商品情報はこちらです。



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              | Tote(トート) | 09:30 | comments(0) | - |
              古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし3
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                4月13日の記事の続きです。

                以前にも書きましたが、絵本=紙の汚れを落とすのには限界があります。限界といっても絵本の状態や紙の種類によって違ってきます(ここでは、「当店」でのことなので、どうしてもリトルゴールデンブックとピクシー絵本を対象にした方法になりますので、その点はご了承ください)。
                状態にもよりますが、(自分で)汚れ落としができる紙はビニールコーティングされているものやアートコート紙(表面がつるつるしているもの)ぐらいですね。
                そうすると、お手入れできるのは表紙だけってことになるのですが、本文ページの汚れ落としも全くできないわけではないので、その辺、追々 書いていきます。

                前置きが長くなりましたが、実際にブッククーリエでやっている絵本の汚れ落としの方法をお話していきます。

                まず、古い絵本を仕入れたらどうするか、ですが、とりあえず開いて、全部のページをめくってチェックします。ホコリやちっちゃーなゴミ、お菓子の粉などがはさまっていることがあれば、筆やハケで払って落とします。
                この筆やハケは毛がやわらかい方がいいです。きれいに洗って乾燥させてあれば古いものでもかまいません。
                4月13日の記事で「ここで紹介したもの以外は使いません。」と書いておきながら、以外のもの=筆(ハケ)を早速 使ってますね。すいません、つけ加えてください。

                次回に続きます。


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                | Tote(トート) | 09:32 | comments(0) | - |
                カンガルーのぼうけん
                0

                  こんにちは、Tote です。
                  お待たせしました。今日から、特集中の絵本のご紹介をしていきます。

                  まずは、レトロポップなピクシー絵本「カンガルーのぼうけん(Känguruh-Abenteuer)」です。
                  かわいくてユーモラス、元気なカンガルーの親子のお話です。

                  動物園で暮らすカンガルーの親子。カンガルーのぼうやはいつも「外の世界に行ってみたいよ〜。」とお母さんにせがんでいました。
                  ある日、飼育係がおりのカギをかけ忘れたすきに、思い切って動物園をぬけ出して街へ出かけました。

                  スーパーマーケットを見つけて、「なに、ここ?入ってみましょう。」

                  お店の中で跳びはねたものだから、こんな騒ぎに…
                  お店の人がおまわりさんをつれてきました。

                  おまわりさんはカンガルーの親子を動物園まで送ってくれました。

                  なんだかなつかしいイメージがする絵本でしょ?
                  この絵本の初版は1959年、一部のページが2色刷りです。
                  今回ご紹介しているものは1960年代半ばごろまでの発行と思われます。

                  商品情報はこちらです。


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                  | Tote(トート) | 08:30 | comments(0) | - |
                  古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし2
                  0
                    昨日の続きです。
                    ↑絵本の汚れを落とすのにブッククーリエで使っているモノです。
                    PC用のウェットティッシュタイプのクリーナー、シールはがし液、はがし用のへら。
                    それと、写真にはありませんが、やわらかい布(古いTシャツの切れはしなど)と消しゴム。ブッククーリエではこれら以外のものは使いません。七つ道具ならぬ五つ道具?
                    というか、これまでいろいろ試してきて行き着いたモノがこの5つなんです。

                    上の5つのうち、汚れの種類によって使うものが違ってきますが、布はどのよごれを取るときにも使います。どんな布がいいかというと、ズバリ古いTシャツの切れはしがいちばん。タオルやガーゼよりもいいです。着古してボロボロになって捨てようかと思っているようなもので充分、というより そういうものの方がよりやわらかくなっていてちょうど良いんです。

                    続きます。


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                    | Tote(トート) | 09:35 | comments(0) | - |
                    古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし1
                    0
                      こんにちは、Tote です。
                      今回からは、絵本についた汚れの落とし方について書いていこうと思います。

                      新品で買ってずっと閉まっておいた絵本はいいのですが、「古書」として買う分にはいろんな状態のものがあるわけです。汚れのつき方もいろいろ。
                      当然ですが、絵本は紙でできていて 紙は洗えません。だけど、少しでもきれいにできるものならしたいですよね。

                      紙の汚れを落とすにあたっては 大きく限りがあるのですが、制限がある中で 経験を通して得た汚れ落としの方法をご紹介していきます。

                      絵本の汚れを落とすにあたって、まず、最初にいちばん大切なことを言っておきます。
                      それは「決して無理をしない。」
                      無理=力を入れる=絵本を痛めてしまう、ということです。
                      どういうことかは追々 読んでいただければわかるように次回から具体的な方法や道具をご紹介していきますね。



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                      | Tote(トート) | 09:39 | comments(0) | - |

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