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クロのおつかい2
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    こんにちは、Tote です。
    お待たせしました、今日から特集商品の紹介を始めます。
    「わん・にゃん絵本特集」ということなんですが、まずはピクシー絵本から。
    Tote にとって、わんこのピクシー絵本といえば、これなんです「クロのおつかい(Da Kommt Ein Hund)」
    ピクシーファンのみなさまにもおなじみの1冊のはず。

    日本のピクシーファンの人たちって 日本語版の「ピクシーえほん」世代の方が大半だと思うのですが、そう、「クロのおつかい」も1970年代に日本で出版されていたんですよね。
    小学生だった Tote も何冊か持っていて、その中にはこの絵本もあって、ちょっと特別な1冊でした。
    どうしてかというと、クロが その当時 飼っていたわんこによく似ているんです。
    犬種は違ったんだけど、黒い犬で表情が似ていました。特に、表紙のクロのように小首をちょこっとかしげたところ。

    犬を飼っている人ならご存知だと思いますが、犬って人の目を見ながら よくこんな表情しますよね。この絵本を描いた人は きっと犬が好きで飼っていたんだと思う。「クロのおつかい」では大きな出来事は起きず、クロは淡々とお使いをするのですが、クロの微妙な表情がうまくとらえられています。

    この絵本を読むたび、あの子との楽しかった思い出がよみがえってきます。
    これからブッククーリエ店頭とこのブログでいろんなワンちゃんとねこちゃんの絵本が登場しますが、お気に入りの1冊、特別な1冊をみつけてくださいね。

    「クロのおつかい」の内容については以前にご紹介しています。こちらをどうぞ。
    商品情報はこちらです。


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    | Tote(トート) | 09:48 | comments(0) | - |
    古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし14(表紙・裏表紙)
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      の記事の続きです。

      ここで、PCクリーナーについてちょこっと。
      特にPC(OA)用でなくても、普通のウェットティッシュでもいいのでは?と思えるんですが、実際に使ってみると、PCクリーナーの方が一拭きでの汚れの落ち方は やはり良いです。乾くのも早いし。
      拭いた跡の拭き跡や繊維残りもほとんどないですが、もし あれば、乾いたやわらかい布でさっと拭いておきましょう。

      この後、乾かしてからビニール(PP)袋に入れて(3月10日の記事参照)収納するのですが、乾燥が不十分だとカビが生える恐れがあるので、しっかり乾かしましょう。
      ブッククーリエでは、空調のある部屋の中で 乾燥した季節では1〜2日、それ以外の時期では2〜3日乾燥させてから収納しています。本を乾燥させるときは立てた方が良いです。



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      | Tote(トート) | 07:22 | comments(0) | - |
      古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし13(表紙・裏表紙)
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        5月25日の続きです。

        PCクリーナーだと手あか系の汚れはけっこう落ちるので、ゴシゴシこすりたくなるのですが、調子にのってゴシゴシこすってはダメです。クリーナーの方に印刷色がつくようだと強くやりすぎなので、その時点で作業をやめます。
        また、シールやシールをはがした跡もPCクリーナーでは取れないので、ムリに取ろうとしないように。シール、シール跡については後ほど 別項目で説明します。

        PCクリーナーは主成分がアルコールなので水よりも乾くのは早いですが、水分には変わりありません。あまりしつこく拭いているとコーティングされている紙でも水分を吸収していきます。
        ブッククーリエでは表紙全体はせいぜい2回、部分的な汚れなら数回拭く程度にしています。それ以上は汚れが残っていても、紙を痛める恐れがあるので やめておきましょう。



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        | Tote(トート) | 06:35 | comments(0) | - |
        「わん・にゃん絵本特集」始まっています。
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          こんにちは、Tote です。
          さて、先日お知らせした通り、ブッククーリエ店頭では「わん・にゃん絵本特集」が始まりました。
          これからトップページの特集(おすすめ)商品は続々、増えていきますよ。
          犬とねこの絵本は本当に種類が豊富。動物を得意とする有名作家や ちょっとめずらしいディズニーやその他キャラクターたちのリトルゴールデンブック、古い希少なピクシー絵本などなどが登場します。

          近日から、このブログでの特集商品の紹介も始まります。
          ずっとずっと昔から人間と仲良しだったワンちゃん ねこちゃんたち。元気をくれたり、なごませてくれたり。犬好き、ねこ好きの方にはもちろん、絵本やカワイイもの好きのみなさんにも楽しんでいただけることまちがいなし。

          ぜひ、ショップサイト、ショップブログにおいでくださいね!


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          | Tote(トート) | 09:23 | comments(0) | - |
          紙とデジタル:電子書籍とタブレット端末の行末
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            久しぶりに紙とデジタルの話題です。

            今年も東京国際ブックフェアの案内と招待状が届きました。
            ブックフェアは毎年7月にあるんだけど、あ〜、もう そんな時期かと思うのと同時に去年のことを思い出してみた。去年のブックフェアは電子書籍元年ということで すごい熱気だったんだよなあ。iPad も新発売されたし。そういえば、それがきっかけで、この「紙とデジタル」シリーズを書き出したんですよね。

            1年経って どうかというと、電子書籍の方は… 当初の予想に比べ、日本では あまり盛り上がっているようには見えないですね…。市場が育っている気配がないというか。
            一方で、タブレット端末はどうなんでだろう?iPad2 は予約待ちみたいだし、スマートフォンを持つ人も増えている。でも、電子書籍リーダーの話題は(このごろ)あまり聞かないなあ。

            タブレット端末は伸びているけど 電子書籍は今ひとつって ところなのかな。
            この2つセットで伸びていくと思ったんだけど。
            まあ、タブレット端末は パソコン同様 人によって本当に様々な使い方があって、広がりの可能性は大きいでしょうね。
            電子書籍はそれにのっかるもの(アプリ)の1つではあるんだけど、単に紙媒体をデジタルデータ化したもの?本を読むなら紙の方がいいっていう人が多いから、電子書籍は増えないってこと?
            うーん、そこまで 単純なことでもないような気がする。
            もう ちょっと考えてみよう。



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            | Tote(トート) | 10:37 | comments(0) | - |
            古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし12(表紙・裏表紙)
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              こんにちは、Tote です。
              今回からは古い絵本の表紙と裏表紙の汚れ落としの方法をお話していきます。

              また ここで確認しておきたいのですが、このシリーズ「古い絵本のメンテナンス」はリトルゴールデンブックとピクシー絵本を前提としています。リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも表紙はコート紙あるいはビニールコーティングされた紙が使われています。それ以外の本ではこちらでご紹介している方法が適切でないこともあるので、その点はご了承を。

              それでは、表紙の汚れ落としに使う道具です(↑上の画像)。
              右はやわらかい布=Tシャツの切れ端、本当に古い布切れでいいのですが、きれいに洗って乾かしてあるもの。左はウェットティッシュタイプのPCクリーナーです。特にメーカー等の指定はありませんが、液晶画面にも使えるものがいいです。

              まずは、乾いたやわらかい布で表紙・裏表紙をやさしーく拭きます。
              拭くときは決してゴシゴシこすってはいけません!
              輪を描くようにやさしーく表面をなでるようにするといいです。

              これできれいになればいいのですが、取りきれない汚れがあれば PCクリーナーの出番です。今度はPCクリーナーで拭いてあげてください。拭き方は布のときと同じです。



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              | Tote(トート) | 09:51 | comments(0) | - |
              古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし11(本文ページの落書き)
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                5月21日の記事の続きです。

                前回ご紹介した作業を少し根気良くやれば、クレヨン、クレパスの落書きは完全には消せないまでもけっこう薄くはできます。

                クレヨン、クレパスの落書きは どうせ完全には消せないからとあきらめるのではなく、見つけた時点で 少しでも落としておいた方がいいと思います。それは、汚れが重なったページにも移ってしまうことが多く、また、時間が経つほど 油分が紙に染み込んでいくので、汚れが広がるのを防ぐという意味でも有効です。

                さて、本文ページの汚れ・落書きについては今回で終了です。
                次回からは表紙と裏表紙の汚れ落としについてお話します。



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                | Tote(トート) | 09:36 | comments(0) | - |
                予告:わん・にゃん絵本特集
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                  こんにちは、Tote です。
                  緑が美しい季節になりましたね。

                  さて、今日は6月から7月にかけての次の特集のお知らせです。
                  現在、ブッククーリエ店頭では「いろんな動物の絵本」特集を開催中ですが、「いろんな動物といいながら、どうしてワンちゃんやねこちゃんの絵本がないの?」と疑問をお持ちの犬好き、ねこ好きの方もいるのでは?
                  実は、当初 犬とねこの絵本も含めるつもりだったのですが、やはり、人間にいちばん身近な動物だけあって、リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも すっごく数が多いのです。
                  そこで、この子たちの絵本は別枠で特集することにしたのでした。

                  ということで、次の特集テーマは「わん・にゃん絵本」です。
                  とびきりカワイイ ワンちゃんとねこちゃんの絵本が大集合します。
                  上の画像は特集商品の一部。ここに写っているのは ピクシー絵本だけですが、もちろんリトルゴールデンブックもご用意しています。

                  今週中ごろから これら商品のアップを始めます。
                  お楽しみに!



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                  | Tote(トート) | 09:42 | comments(0) | - |
                  古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし10(本文ページの落書き)
                  0
                    5月19日の続きです。

                    クレヨン、クレパスの落書き消しの作業について説明していきます。
                    ここでもまず、重要なのは鉛筆の落書きと同様、完全に消そうとしないこと。薄くはできても完全には消せないと思っていた方がいいです。
                    そして、プラスティック消しゴム(以下消しゴム)は使わずに練りゴムだけを使います。

                    消えるものは消しゴムでけっこう消せることもあるのですが、ほとんど消えずに汚れが広がるだけのこともあるからです(クレヨン、クレパスの原料によるものと思います)。これに比べ、練りゴムだと落書きの範囲だけこするというワザが使えます。

                    実際に作業に使う練りゴムはノーマルタイプよりもハードタイプの方が向いています。
                    落書きがパラパラして粉っぽい書き跡の場合、練りゴムを丸めて(ハードタイプは丸める必要はありません)軽くぽんぽんとたたくようにして汚れを移し取るようにします。くっつけて取るという感じですが、練りゴムをあまり強く紙に押し付けないようにします。強く押し付けることで汚れがよけいに紙の繊維の中に入り込む恐れがあるからです。

                    このやり方であまり薄くならなかったり べったりした落書きの場合は、練りゴムを落書きの大きさよりも小さくカドが出るように丸めて数ミリずつこすります。特に、この作業にはハードタイプがおすすめです。


                    参考になりましたか?
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                    | Tote(トート) | 09:35 | comments(0) | - |
                    古い絵本のメンテナンス:汚れ落とし9(本文ページの落書き)
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                      5月12日の記事の続きです。

                      今回からはクレヨンやクレパスによる落書きについてです。
                      中古の絵本を買って、さあ、読もうと開いたところにクレヨンやクレパスの落書きがあると どよ〜んとした気分になりますよね。
                      たいていはちびっこ画伯によるであろうパワフルな作品なんですよね(^^;)。

                      さて、落書きについてお話しする前に、まずは、クレヨンとクレパスがどんな画材か確認しておきましょう。非常にざくっとしてますが、いずれも原材料は顔料+ワックス(油)です。ワックスを含む割合によってクレヨンかクレパスの違いになります。

                      Tote はクレヨン、クレパスの顔料はパステルと同じもの(鉱石系)→パステルは消しゴムで消えるので、クレヨン、クレパスの落書きも消せるのでは?と思っていました。でも、経験上、消えるものと消えないものがあるんですよね。
                      どうして?と思って、少し調べてみたら メーカーによって使っている顔料(鉱石系に限らず石油系とかプラスティック系とかいろいろ)が違うようです。

                      要は、クレヨンやクレパスによる落書きは消せるものと消せないものがあるということです。しかし、その違いは消してみないとわからない。古書の落書きは誰がどんなクレヨンかクレパスで書いたかわからないですからね。
                      だからといって、とりあえず消してみましょうというワケにはいきません。ここでも、いろいろと注意したいことがあります。



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                      | Tote(トート) | 09:31 | comments(0) | - |

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