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ちょっと、ご報告
2011.06.30 Thursday | category:お知らせ
こんにちは、Tote です。
東日本大震災から間もなく4ヵ月経とうとしていますね。
ブッククーリエ店頭では、4月から「いろんな動物」、「わん・にゃん」と動物の絵本の特集が続いています。こうした特集の予定は震災前から決まっていたのですが、被災地・被ばく地の動物たちのニュースを気にしながら、日々のショップ業務をやっていました。
そこで この度、「いろんな動物&わん・にゃん絵本特集」の売上の一部を緊急災害時動物救援本部 http://www.jpc.or.jp/saigai/に寄付させていただきました。といっても、弱小零細ショップなので、ほんのわずかなんですよ〜。だから額は聞かないで…。
これまでに 他の団体に ほんの少しの募金など させていただいたりしているのですが、みなさんご存知の通り、義援金の分配や使われ方が どうも鈍い状況です。そんな中、こちらの動物救援本部は目的も資金の使途も「被災地の動物たちのため」とはっきりしているので、動物の絵本の売上の一部を寄付するには最適と思いました。
被災地の動物たちのことを考えると、昔から好きだった絵本のこの一節を思い出します。
ものいえぬ ちいさなものたちを おまもりください。
被災地の復興はまだまだ これから。
ほんとうに細々でも、いろんなことに目を向けながら なんとか支援は続けていきたいものです。
「わん・にゃん絵本特集」も あとしばらく続きますよ〜。
トムとジェリーのパーティ
2011.06.29 Wednesday | category:リトルゴールデンブック
アメリカで一番、いえ世界で一番有名なねこといえば…いや、キティちゃんじゃなくて、このねこ トムでしょう。ま、彼の場合、あのねずみ ジェリーあってのキャラでもあるんですが。
そう、本日の絵本は おなじみ トム&ジェリーの1冊「トムとジェリーのパーティ(Tom and Jerry's Party)」。
トムとジェリーが仲よくパーティを楽しむという非常にめずらしいお話です。
お手伝いさんが出かけたあと、ねこの仲間たちを呼んでパーティを開くことにしたトムですが、ジェリーたちもやってきます。
「おまえたちは呼んでないぞ!」とトム。
そのとき、「お手伝いさんが戻ってきた!」
ジェリーたちも協力して、ケーキを隠します。
自分たちも隠れます。バスケットの中のねこたちがカワイイ。
お手伝いさんは物音が聞こえた気がして戻ってきたのですが、トムたちに気づかず、また出かけて行きました。
この後、トムとジェリーたちは仲よくパーティを楽しみました。
仲よくすることもあるんですね、このコンビ。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
この記事にはおまけがあります。
よろしかったら…、
ディズニーのわん・にゃん
2011.06.28 Tuesday | category:ディズニー
今月は「わん・にゃん絵本特集」ということで、このテーマのディズニーの絵本を何冊かご紹介しています。
あらためて思ったのですが、ディズニーにはワンちゃんのお話、キャラクターが多いですね。「わんわん物語」や「101匹わんちゃん」、最近では「ボルト」というワンちゃんもいましたね。Tote は 古い実写映画の「3匹 荒野を行く」も好きだったな。
ちなみに、グーフィとプルートの違いってご存知ですか?同じ犬なんですが、グーフィはミッキーマウスの友だち、プルートはペットです。
これとは対照的に、ねこのディズニーキャラクターって少ないように思うんだけど。
脇役では、「わんわん物語」のいじわるシャム猫(上の画像↑)や山猫のピート(先日の「グーフィとマラソンロボット」参照)など個性的な面々はそろってるけど、主役級は「おしゃれキャット」のマリーちゃんぐらい?
どうして あまりねこのキャラを作らなかったんだろう?ディズニーはねこより犬派だったとか?
あっ、ひょっとして、あのパワフルで超有名なねこに関係が…?
グーフィといえば、It's Goofy!
2011.06.27 Monday | category:ディズニー
一昨日ご紹介したグーフィの絵本のおまけです。
グーフィと言えば、思い出すことがあるんです。
Tote は 昔、アメリカに留学していたことがあって、コンピューターの授業でわからないことを先生に質問すると、まず"It's Mickey Mouse!" とか "It's Goofy!" って返ってくるんです。若くてフランクな先生だったんだけど。
ある日、It's Mickey Mouse!ってどういう意味?って先生に聞くと「簡単っていう意味だよ!」だそうで、それじゃ、It's Goofy! は?と聞くと、「(ミッキーマウスよりも)もっと簡単っていう意味だよ!」ということでした。
まさに、アメリカ英語らしい表現ですよね。
ちょっと小ネタでした。
グーフィと言えば、思い出すことがあるんです。
Tote は 昔、アメリカに留学していたことがあって、コンピューターの授業でわからないことを先生に質問すると、まず"It's Mickey Mouse!" とか "It's Goofy!" って返ってくるんです。若くてフランクな先生だったんだけど。
ある日、It's Mickey Mouse!ってどういう意味?って先生に聞くと「簡単っていう意味だよ!」だそうで、それじゃ、It's Goofy! は?と聞くと、「(ミッキーマウスよりも)もっと簡単っていう意味だよ!」ということでした。
まさに、アメリカ英語らしい表現ですよね。
ちょっと小ネタでした。
グーフィとマラソンロボット
2011.06.25 Saturday | category:リトルゴールデンブック
おなじみのディズニーキャラクター グーフィのリトルゴールデンブック「グーフィとマラソンロボット(Sport Goofy and the Racing Robot)」です。
知ってる?グーフィってディズニーのキャラたちの中でも、飛び抜けて運動神経が良いのだそうです。
そんな運動神経の良さを活かしてマラソン大会に出て優勝賞金を稼ぐグーフィ。
実は、賞金でスポーツ用品などを買って恵まれないこどもたちに寄付しているのです。
いつもグーフィが優勝することが気に入らないのがピート。
ピートは山猫でしたね。よく悪役で登場します。
賞金を手に入れたいピートはグーフィよりも早く走るロボットを作ってマラソン大会に出場させますが…、
さあ、レースの行方はどうなる?
ディズニーにはめずらしい ちょっぴりドタバタ調も入った1冊です。
商品情報はこちらです。
よろしかったら…、
電子書籍のポジション?
2011.06.24 Friday | category:紙とデジタル
来月は東京ブックフェアがあります。
昨年のブックフェア会場では『電子書籍元年』という言葉があふれていました。
あれから1年経ちましたが、正直言って、まだ Tote には出版業界での電子書籍の位置付けがよくわからないです。
ほしいと思う電子書籍のコンテンツがなかったり、このコンテンツならやっぱり紙でいいやと思うことが多かったり。電子書籍のメリットがよくわからない。というか、自分にとって メリットのある電子書籍に出会えていないってことなのかな。
アメリカのアマゾンでは既に電子書籍の売上が紙の本を抜いたようだけど、日本の電子書籍のマーケットはなかなか大きくなってないですね。
日本のマーケットの特異性もあるかとは思いますが…。
とはいっても、紙の本にはない電子書籍ならではのメリットもあるわけで、そのメリットを活かした日本ならではの商品や流通システムがこれから普及していくのかな?
今年のブックフェアでは そのあたりのプレゼンがどうなっているのか、見どころではあると思います。
昨年のブックフェア会場では『電子書籍元年』という言葉があふれていました。
あれから1年経ちましたが、正直言って、まだ Tote には出版業界での電子書籍の位置付けがよくわからないです。
ほしいと思う電子書籍のコンテンツがなかったり、このコンテンツならやっぱり紙でいいやと思うことが多かったり。電子書籍のメリットがよくわからない。というか、自分にとって メリットのある電子書籍に出会えていないってことなのかな。
アメリカのアマゾンでは既に電子書籍の売上が紙の本を抜いたようだけど、日本の電子書籍のマーケットはなかなか大きくなってないですね。
日本のマーケットの特異性もあるかとは思いますが…。
とはいっても、紙の本にはない電子書籍ならではのメリットもあるわけで、そのメリットを活かした日本ならではの商品や流通システムがこれから普及していくのかな?
今年のブックフェアでは そのあたりのプレゼンがどうなっているのか、見どころではあると思います。
プルート/黄金の杖をめぐる冒険
2011.06.23 Thursday | category:リトルゴールデンブック
今日の絵本は「プルート/黄金の杖をめぐる冒険(Pluto and the Adventure of the Golden Scepter)」。
王様がなくした黄金の杖をプルートが探し出すお話なのですが、この絵本、フロリダのディズニーワールド案内にもなっているんです。
ディズニーワールドにあるシンデレラ城の前で遊んでいたモ―ティマウス(ミッキーの甥っ子)とプルートが王様に呼び出されて、なくしてしまった黄金の杖を探してほしいと頼まれます。
早速、ディズニーワールド中を探索します。
それらしいものはあるのですが…、
どれも少しちがうみたい。
ちなみにドナルドがいるのはリバティスクエアという所だそうです。
ミニーがいるのは、トゥモローランド。
これは東京ディズニーランドにもありますね。
ようやく、王様の杖がみつかったのは ジャングルクルーズの途中。
なんと、ぞうさんが背中かくのに使ってた(笑;)…。
リトルゴールデンブックでは ディズニーのキャラクターたちが(アメリカの)ディズニーランド/ワールドを案内する絵本が古くから何種類も作られていて、アメリカでは大変人気があります。ガイド役はたいていミッキーかドナルドなのですが、モ―ティとプルートによるガイドはめずらしいです。
東京ディズニーランドと比べてみるのも楽しいですね。
商品情報はこちらです。
よろしかったら…、
絵本の修復について3
2011.06.22 Wednesday | category:絵本のメンテナンス
6月18日の続きです。
自分で絵本の修理を始めたころ、ネットで検索していたら本の補修用のプラスティックテープがあることを知り、ちょっとびっりしたことがあります。また、それ以前から、Tote は図書館の本の表紙全体に貼られているビニールのフィルムに違和感を持っていました。
というのも、粘着テープには化学糊が使われています。表装での経験を通して、化学糊は全般的に紙を痛めるものと刷り込まれていたのです。はがすのも大変だし。
でも、より多くの人に本を読んでもらう、情報を提供するという図書館の役割を考えると、そこでは本は消耗品。短・中期間で不特定多数の人たちの使用に耐えさせるには、表紙をフィルムでおおっておけば補強になるし、テープでの補修は安価で早く済むし、図書館のような所ではそれが効率の良い方法なんでしょうね。
ただし、こうしたメンテナンス・修復方法は本を あくまで『消耗品』として扱うことでもあると思うんです。「書籍用」とされる表紙用のフィルムや補修用のテープの糊は変色しにくいようですが、5年先、10年先のことを考えるとやはり紙の劣化につながるし、フィルムやテープを貼った時点でヴィンテージものや「作品」として重要な「オリジナル」としての価値を損ねることになります。
よろしかったら…、
自分で絵本の修理を始めたころ、ネットで検索していたら本の補修用のプラスティックテープがあることを知り、ちょっとびっりしたことがあります。また、それ以前から、Tote は図書館の本の表紙全体に貼られているビニールのフィルムに違和感を持っていました。
というのも、粘着テープには化学糊が使われています。表装での経験を通して、化学糊は全般的に紙を痛めるものと刷り込まれていたのです。はがすのも大変だし。
でも、より多くの人に本を読んでもらう、情報を提供するという図書館の役割を考えると、そこでは本は消耗品。短・中期間で不特定多数の人たちの使用に耐えさせるには、表紙をフィルムでおおっておけば補強になるし、テープでの補修は安価で早く済むし、図書館のような所ではそれが効率の良い方法なんでしょうね。
ただし、こうしたメンテナンス・修復方法は本を あくまで『消耗品』として扱うことでもあると思うんです。「書籍用」とされる表紙用のフィルムや補修用のテープの糊は変色しにくいようですが、5年先、10年先のことを考えるとやはり紙の劣化につながるし、フィルムやテープを貼った時点でヴィンテージものや「作品」として重要な「オリジナル」としての価値を損ねることになります。
よろしかったら…、
ねこのせんちょうさん
2011.06.21 Tuesday | category:ピクシー絵本
本日ご紹介するのは、とってもキュートなピクシー絵本「ねこのせんちょうさん(Kapitän Kater)」。
元々はアメリカの Rand mcnally社より 発行された「Captain Kitty」という絵本です。日本では知られていませんが、アメリカでは人気の絵本で、数あるねこの絵本の中でも傑作のひとつだと思います。
イラストのキュートさはもちろん、夢があふれる楽しいお話です。
おはようございます、ねこのせんちょうさん。
どこへ行っていたの?
「仲間といっしょに、船に乗って南の島へ…。」ねこのせんちょうさんがお話を始めます。
これは南の島の女王さま。真珠の王冠をかぶっています。
海の底へ真珠をとりに行ったり、
ジャングルで見ためずらしい鳥、
くじらを捕まえようとしたこと、などなど。
とてもチャーミングな1冊です。
1959年コピーライトの古い絵本です。一部のページが2色刷り。
商品情報はこちらです。
よろしかったら…、
ねこのりょうしさん
2011.06.20 Monday | category:ピクシー絵本
これは めずらしい!
「ねこのりょうしさん(Fischer Kater)」、リチャード・スカリーのピクシー絵本です。
スカリーといえば、リトルゴールデンブックを代表するアメリカの作家ですが、ピクシー絵本も数冊描いているんですね。
スカリーは晩年、1970年代にスイスに移住しますが、この絵本は最初のコピーライトが1965年 "by Western Publishing Company, Inc." となっているので、アメリカ時代に描かれドイツ語に翻訳されたもののようです。
そして、 Western Publishing といえば、当時のリトルゴールデンブックの出版元。このお話、リトルゴールデンブック版もあるのかな?Tote は見たことないのですが、何らかの絵本がアメリカで出版されていたはず。興味津々です。
さて、内容は毎日つりをする ねこのりょうしさん。
大きな魚をつったあと、さらに、もっと大きな魚がかかったようです。
この後は、… お楽しみ。
この他に礼儀正しいワンちゃん「Trolli」、
計算好きなふくろうのぼうや「Eulenmatz Lernt Zählen」、
以上、全部で3つのお話が収録されています。
商品情報はこちらです。
よろしかったら…、
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)