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おうちにあるもの
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    本日ご紹介するのは「おうちにあるもの(Things in My House)」、キュートな絵柄がとても印象的な絵本です。
    言葉をおぼえ始めるぐらいの小さい子向けのようです。

    こどもって身近なものの名前から単語を覚えていくものですが、そういった年齢のこども向けのさし絵を描くのは けっこうむずかしいみたい。省略やデフォルメのしかたによっては、2才ごろまでは絵に描かれたものと対象物を別の物と思ってしまうそうです。

    そんなことを考えると、この絵本(のイラスト)は本当によくできてるなーと感心します。
    いろんな物の形状や特徴をとらえつつ、うまく省略されています。
    質感も伝わってきますね。
    あたたかそうなコートはお父さんのもの?ものさしは木でできているのかな?

    Tote は最後のこのページが好きだな。
    わたしのおうちの窓からは お月さまとお星さま。

    はっきりした色合いもメリハリがあって小さな子にはわかりやすいと思います。
    ところどころ使われているグラデーションで深みやあたたかさがプラスされています。
    色彩教育も大事。

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    | Tote(トート) | 09:25 | comments(0) | - |
    外国の学習絵本の楽しみ1
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      こんにちは、Tote です。
      秋らしくなってきましたね。読書にぴったりのシーズンです。

      さて、現在 ブッククーリエ店頭では「学びの絵本特集」を開催中で、アメリカのリトルゴールデンブック、ドイツのピクシー絵本ともに 学習をテーマにした絵本が数多くそろっています。
      こういう絵本を見ていると、読者が学びやすいように絵と文章に独特の工夫がされていることがわかります。その工夫されていることが、大人の目から見ると けっこう楽しかったり、参考になったり。

      特に、理科や社会系の学習絵本の文章は専門的なことを小さな子にもわかりやすいよう 平易な単語と構文が使われていて、ノンネイティブの人が英語やドイツ語の勉強するにあたって、ボキャブラリーや構文の幅を拡げるのに とても役立ちます。

      この他にも学習絵本の楽しみ方や役立ち方は いろいろあると思います。

      「学びの絵本特集」は10月いっぱいまで続くので、ブッククーリエ店頭で楽しめる絵本・役立ちそうな絵本を見つけてくださいね。


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      | Tote(トート) | 10:32 | comments(0) | - |
      救急ドクター
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        ピクシー絵本の働く人シリーズ、「救急ドクター(Ich hab eine Freundin, die ist Notärztin)」です。
        2001年発行の新しい絵本です。ヘリコプターに乗って患者の元に駆けつけるお医者さん、現代的な職業ですね。日本でいえば、フライングドクターが近いイメージかな。
        ドイツと日本では救急医療のシステムが少し違うようで、Notärztin にぴったりの日本語が思いつかず「救急ドクター」としました。

        トレッキング中に骨折してしまった女の子。救急ドクターがヘリで来てくれました。
        救急キットもくわしく描かれていますね。
        この後、女の子はヘリで病院へ搬送され、入院しました。

        入院中の女の子をお見舞いに来てくれたドクター。

        救急車に乗って出動することもあるようです。
        この辺が日本とはちがいますね。

        ドクターをはじめ、救急医療チームのひとたちがテキパキと仕事をこなす様子が描かれています。
        また、ドクターヘリや救急車の内部も きちんと描かれているのが、このシリーズならでは。
        いろんな役割の人たちやさまざまな機械や装備によって救急医療が支えられていることがわかります。社会勉強になるなあ。

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        | Tote(トート) | 09:31 | comments(0) | - |
        タグボートの船長さん
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          前回に続いてドイツのピクシー絵本の「働く人シリーズ」、「タグボートの船長さん(Ich hab eine Freundin, die ist Kapitän)」です。
          この絵本、同シリーズの中でも人気の高い1冊のようで、なかなか手に入りません。

          タグボートって なんだか かわいいですよね。
          Tote は すごく親しみを感じる(どうしてかというと、Tote の正体に関係あります)。

          タグボート(曳き船)はその名のとおり、船やはしけを引いたり押したりして港への出入りを助けます。
          こんな小ちゃなタグボート。ちょっと健気に思えます。

          小さいけど力持ちです。
          ピクシー絵本も小さな小さな本なのに、とても壮観。
          レイアウトが良いですね。

          これはエンジンルーム。

          港に出入りする いろんな船が描かれていて、港で船をながめている気分になれます。
          船好きにはたまらない1冊です。

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          | Tote(トート) | 09:42 | comments(0) | - |
          カワイイ味?
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            このところ、ブログの更新頻度が落ちています。
            何かといそがしいもので…。
            「カワイイについて」も考えていなかったかのように見えるかもしれませんが、書いている時間がなかっただけで、けっこう気になることが たまってはいたのです。

            最近、気になっているのは、食品類、特にお菓子のパッケージ。コンビニやスーパーに行く度にパッケージデザインのトレンドが変わってきてるなと感じます。

            食品パッケージといえば、食欲や味覚を直接 刺激するような色やレイアウトが定番なわけですが、このごろはお店のお菓子の棚で、食品らしくないというか、そういう約束事を超えたパッケージデザインを よく見かけます。

            たとえば、上の画像のヨーグルト。
            (先月、コンビニで見つけて 買ったその日に食べちゃったんですけどね。パッケージがすごく気になったので、食べる前に写真に撮っておきました。)

            そう、最近、こういう思いっきりガーリィなお菓子やデザート類のパッケージ、多いと思いませんか?
            清潔感など食品パッケージの基本は抑えられているけど、味や食欲以前にカワイイを感じる感性に思いっきり訴求しています。

            他のヨーグルトのパッケージとはかなり違って目立っていたのと センスの良い(カワイイ)パッケージ=なんだかおいしそうと思い、買ったのでした。
            それって、つまりはカワイイ=おいしい ってこと?
            実際に おいしかったんだけど。少し甘くてフルーティで後味がすっきりしていました。
            それが、カワイイ味ってこと?


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            | Tote(トート) | 09:05 | comments(0) | - |
            おまわりさん
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              今日ご紹介するのは「働く人シリーズ」の1冊、「おまわりさん(Ich hab eine Freundin, die ist Polizistin)」です。「働く人シリーズ」は Tote が勝手に名づけたんですが、ドイツ語のタイトル "Ich hab eine Freundin, die ist 〜" は直訳すると「ぼくの(わたしの)友だちは〜(職業名)」といった感じかな。

              いろんな働く人(職業)を紹介するこのシリーズ、けっこうたくさん種類が出ているんですよ。様々な仕事の舞台裏が垣間見えて、社会見学しているような楽しさが味わえます。

              それでは、おまわりさんの仕事を少しのぞいてみましょう。

              これは警察署の中の様子。
              わりと普通のオフィスぽいけど、おまわりさんたちは眼光がするどいです、さすが。

              事件の捜査をしています。
              ドイツの警察は緑がイメージカラーなんですね。

              おまわりさんの7つ道具?水筒と植木がほほえましいですね。


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              | Tote(トート) | 09:06 | comments(0) | - |
              はじめての地理の本
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                前回に続いて、この絵本も学習絵本というには なんともぜいたく。
                「はじめての地理の本(The First Golden Geography)」、はじめて地理を学ぶ子供たち向けの絵本ですが、イラストが 美しい!構成のしかたも Very Good! です。

                Tote の記憶によると、日本の小学校では地理の授業は まず自分たちが住んでいる町からはじまって、区や市→都道府県という順番で進んでいったと思いますが、この絵本では逆。
                表紙をご覧の通り、「地球は丸い」ということからはじまるんです。

                そして、山々がどうやってできたか説明されています。

                山があれば、谷や川があって、いろんな地形がありますね。

                大きな海と大陸や島の説明のあと、アメリカ大陸のお話。アメリカ大陸の中にもいろんな地形があり、多様な自然環境があることがわかります。

                絵に魅せる力があるからでしょうね、見ていて とても楽しい。
                実は、Tote は小学校時代から ずっと地理が苦手でした。もし、子供のころ こんな本に出会っていたら、もう少し興味持てたかも… 。

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                | Tote(トート) | 09:50 | comments(0) | - |
                絵本の修復について思うこと5
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                  絵本の修復について 四苦八苦するうちに思ったことがあります。
                  実物の絵本を直すにあたって、デジタルにできることがあるのではないかと。

                  ジャンクといわれる本の中には、修復不可能な状態のものもあるわけです。
                  もうね どう修理したって本の形にはならないというか、ほとんどのページにマジックやクレヨンのものすごい落書きがあるとか。ブッククーリエにも そんな絵本が何冊かあります。それでも、もちろん捨てられません。

                  そこで 思ったのは、内容がわかる程度にページが残っていれば、デジタルで再生させることも可能だということ。
                  スキャニングしてデータとして取り込めば、落書きやシミなどは消せるし、破れて絵の一部が欠けていたとしても(推測でやることになるけど)ペイントして再生させることができる。そして、またこれを紙にプリントアウトして製本すれば本になるな、と。
                  こうなってしまえば、もうオリジナルとは違うものですが。
                  それでも、時間・費用・労力のかけ方によっては、オリジナルに近づけることもできるよな。
                  あっ、これって いわゆる自炊?その逆?


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                  | Tote(トート) | 09:29 | comments(0) | - |
                  宇宙探検
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                    なんともぜいたくな学習絵本、「宇宙探検(Exploring Space)」です。
                    ティボル・ゲルゲイによる科学絵本なんです。希少本でもありますね。

                    ティボル・ゲルゲイは「幸せな小さなクジラ」をはじめ 動物の絵本を得意とし、数多くのロングセラーを残しました。ほのぼのした動物たちのイラストのイメージが強かったので、この絵本を見たときは意外な感じがしました。
                    でも、さすが、といえる画力です。

                    重力の説明とロケットの断面図。

                    この絵本が発行されたのは1958年。この当時の科学技術に基づいて正確な考証で描かれています。
                    当時としては最先端の科学絵本だったんですね。

                    「科学」でありながら、アート性も高いです。

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                    | Tote(トート) | 09:52 | comments(0) | - |
                    大きくなったら、なりたいな
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                      今日ご紹介するのは「大きくなったら、なりたいな(What Will I Be?)」
                      前回に続いて、この絵本も「大きくなったら何になる?」がテーマです。
                      こどもたちの口調で個性豊かな夢が語られています。

                      将来、大工さんや消防士になりたい子もいれば、↓左のページの子は何になりたいのかわかりますか?
                      友だちを必要としている人と話して、悲しんでいる人には楽しくなる話をしてあげたいんですって。この子は将来カウンセラー?それともなにかエンターテイメントの仕事につくかもしれませんね。

                      登山家になりたい子と世界一のパズル名人になるかもしれない子。


                      一人一人の個性を尊重するアメリカの職業教育の考え方が垣間見えます。
                      また、文章がこどもの語り口調で書かれているのですが、口語調の英文を書くときの参考になります。何かと勉強になる絵本です。

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                      | Tote(トート) | 09:26 | comments(0) | - |

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