JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
「こぐまちゃん(Teddy und die anderen)」、とびきりカワイイくまさんのピクシー絵本です。
かわいいだけじゃなく、ちょっぴり特別な絵本でもあるんです。
というのも、この絵本はドイツで最初に出版された8冊のピクシー絵本のうちの1冊。
今回ご紹介しているものは1964年発行の12版。初版の発行は1954年、もちろんピクシー絵本創刊の年です。
デンマークと同年にドイツでもピクシー絵本が誕生したのです。
あ〜、そう思うと、あらためて感慨深い。
表題の「こぐまちゃん」のお話の他にこうさぎとめんどりさんのお話も収録されています。
いずれの動物たちもキュートで愛くるしく描かれています。そして、ちょっぴりおしゃれ。
60年近く前の絵本とは思えません。
ピクシーファンはもちろん、ヴィンテージ絵本好きの方には必読の1冊です。
内容については次回ご紹介します。
商品情報はこちらです。
寒さも少しゆるんで、町中でおひな様を見かけるようになってきました。
少しずつ春に近づいているんですね。
さて、本日は次の特集のお知らせです。
この時期はブッククーリエ恒例になってきたかの感がありますが、3月・4月の特集テーマは「ガーリィ絵本」。
プリンセスやお人形、とにかく可愛くてしかたない絵本を めいっぱい集めてお送りします。
これまでに売切れた人気本が多数再入荷する予定です。
上の画像は登場予定のピクシー絵本の一部。
売切れてしまった人気の絵本が多数再入荷の予定です。
この他に、今回初めて登場する絵本も見逃せないですよ。
もちろん、魅力的なリトルゴールデンブックもたくさん入荷します。
ひな祭りの3月3日からアップを始める予定です。
どうぞ、お楽しみに!
スカリーのくまの絵本といえば、こんなのもありました。
「おやすみ、こぐまちゃん(Good Night, Little Bear)」です。
内容は以前にこちらで ご紹介しています。
キュートなこぐまちゃんとお父さんのふれあいを描いた ほのぼの楽しい絵本です。
先日の「くまのスモーキー」のタッチと見比べるのも興味深いですね。
ほっこりしたいときに ぜひ、どうぞ。
ショップでもご覧いただけます。
よろしかったら…、
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リトルゴールデンブックにも、もちろん キュートなこぐまの絵本、あります。
中でも、この1冊「おちゃめなこぐま(Sly Little Bear)」は色がきれいでディテールもおしゃれ。かわいい雑貨やぬいぐるみをながめているような気分。
こぐまが主人公のお話が3つ収録されています。
1つ目のお話は表題にもなっている「おちゃめなこぐま(Sly Little Bear)」。
お風呂ぎらいのこぐまちゃん。手だけお湯でぬらして、お母さんに「お風呂に入ったよ。」とごまかそうとしますが、
だまされるお母さんではありませんでした。
次のお話は「あわてんぼうのこぐま(Hasty Little Bear)」。
「きれいな赤い葉っぱをみつけたよー。」とこのこぐまちゃんが持って帰ってきたものは…、
なんと、うるしだったんです。
でも、大丈夫。お母さんが どうすればいいか ちゃんと知っています。
そして、最後に「小さなこぐま(Too-Little Bear)」。
3兄弟の末っ子で、何をするにも「お前はまだ小さいから。」といわれ、すね気味のこぐまちゃん。
いずれも、こぐまちゃんと家族のふれあいが描かれています。
ほのぼのストーリーなんだけど、どことなくスタイリッシュな絵本です。
商品情報はこちらです。
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ペッツィのピクシー絵本をもう1冊、どうぞ。
「ペッツィそりを作る(Petzi baut einen Schlitten)」、この絵本もけっこう古く、一部のページが1色刷りです。
雪の中でこわれた木の車輪をみつけたペッツィとピンゴ。
ペッツィはこれを使って何か乗り物を作ろうと考えます。
車輪を分解して、椅子に取りつけてみました。
うーん、なんかイマイチ…。
そうだ、ソリを作ろう!
ソリがあれば、雪遊びが楽しくなるしね。
いっしょうけんめい ソリ作りに取組むペッツィです。
努力の結果、りっぱなソリが完成!
…したんですが、いつのまにか冬が終わって春になり、雪は雨に、
降り積もった雪もとけちゃった。
せっかく、ソリができたのに。残念でした。
まあ、春が来たってことで。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
よろしかったら、
ゴブリンが日本の小鬼みたいなものだとすれば、Tote が思い出すのは1988年公開の映画「帝都物語」。
この映画の中に、昭和初期の東京の地下鉄工事の最中 小鬼たちが出てきて人夫に噛み付いたりして工事を妨害するというエピソードがありました。
映画を観た当時、健在だった Tote のおばあちゃん(明治生まれ!)もこの話を知っていて「新聞にも載った。」と言っていました。それぐらい大騒ぎだったらしい。
それ以来、Tote は地下鉄、それも 浅草線などの古い路線に乗るときは、なるべく先頭か最後尾の車両に乗って 窓から地下トンネルをよーく観察するようにしているんですが、まだ小鬼はみつけられていません。
もし、地下鉄で小鬼(ゴブリン)を見かけたら、ご一報を。
JUGEMテーマ:キャラクターの絵本
「ペッツィとゴブリン(Petzi und der Kobold)」、昨日の続きです。
ゴブリンを捕まえに森へ行ったペッツィたちでしたが、森の中は薄暗くて ちょっぴり心細い…。その上、おそろしげな鳴き声が聞こえてきました。
コワくてたまらなくなって逃げ出してしまいました。
ん?森へ出かけたのは何人だった?
ペッツィも入れて4人だったよね。あれっ?
↑右のページをよく見て。1人増えてないですか?誰?
森を出たペッツィたち。
あの鳴き声は何だったんだろう?とみんなで考えますが、よくわからない…。
とりあえず、家へ帰ることにしました。
ゴブリンや他の何か恐ろしいものが入ってこれないようにしっかりドアを閉めて。
あら、よく見たら、見慣れないお客さんが…。
ペッツィたちについて森を出たゴブリンが、みんなで鳴き声の正体を考えている間に先回りして 家に来たのでした。ちなみにゴブリンによると、鳴き声の正体はフクロウだったようです。
ペッツィのお話はどれも こんな風にオチがあるんです。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
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JUGEMテーマ:キャラクターの絵本
ディズニーのプーさんがアメリカを代表するくまのキャラクターとしたら、ヨーロッパ代表はこのコ?他に、あのくまさんもいる…?
とりあえず、異論は置いといて、ヨーロッパの人気者、デンマーク生まれのペッツィです。
新聞の連載漫画としてスタートしたペッツィは ちょっとゆるめのユーモアとヨーロッパならではのウィット感覚が魅力。その世界観について詳しくはこちらをどうぞ。
今回ご紹介するのは「ペッツィとゴブリン(Petzi und der Kobold)」。
ペッツィのお話はたくさんピクシー絵本になっていますが、この絵本は初版1966年発行のけっこう初期のもの。一部のページがスミ1色刷りで、新聞漫画の名残りが感じられます。
ストーリーも とてもペッツィらしいんです。
森でゴブリン(小鬼)を見たという仲間の話を聞いて、ゴブリンを捕まえに行くことにしたペッツィと仲間たち。
↑このページのように、初期のペッツィの絵本では、スミ(黒)をとても効果的に使ったレイアウトがよく見られます。なかなか洒落ていますね。
ここで、左側のページをよく見ておいてもらいたいのですが、森へ出かけた仲間たちは全部で何人ですか?
続きは、明日。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
この絵本を まだ紹介していなかったなんて…。
「ビッグブラウンベア(The Big Brown Bear)」、超ロングセラーであり、リトルゴールデンブックを代表するくまさんの絵本といえる1冊です。
イラストを数多くの名作絵本を手がけたグスタフ・テングレン(Gustaf Tenggren)が描いています。
ちょっぴりおまぬけな くまさんの1日が テンポの良い文章と造形的にもすぐれたイラストにより ユーモラスに描かれています。この絵本もやはり名作といえるでしょう。
奥さんに「川で夕飯用の魚をとって来てくださいな。」といわれ、出かけた茶色のくまさん。
川へ行く途中のみつばちの巣には近寄ってはいけません、と奥さんにいわれていたのですが、大好物のはちみつの匂いにがまんできなくて、はちみつをとろうとしたところ…、
きゃー、大量のみつばちたちが怒って、追いかけてキター!
川へとびこんだ くまさん。水の中には はちは来れないもんね。
息ができるように鼻だけ水面から出して、もぐっていたら…、
鼻だけ刺されました。
なんとか、はちから逃れて、魚をとって帰りました。
くまさんの顔を見て、奥さんはびっくり。
奥さんが料理した魚を食べたくまさん。
「これまででいちばん おいしい魚だったな。デザートにはちみつがあれば最高だったのに。」ですって!
この商品は売り切れましたが、別の版が入荷しています。
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