めんどりのお母さんと7羽のひよこたち。
みんなでお弁当を持ってピクニックへ行くことになりました。
「全員そろっている?」お母さんがひよこたちを数えると、1羽足りません。
こんな所に1羽いましたよ。
↑このページ、大好き。たんぽぽにかこまれたひよこがすっごくキュート。
右のページのひよこちゃんが 主役のFederbäll (ドイツ語の発音だと『フィーダバル』って感じかな)。
フィーダバルはきょうだいの中でいちばん小ちゃくて やんちゃなのです。この後、なにかと困ったことをやらかすのですが、なんとか無事、ランチの時間になりました。
でも、お母さんがお弁当の入ったバスケットのカギを地リスの穴に落としてしまいます。
このままだとお弁当が食べられない!
そこで、役に立つのが体の小さなフィーダバル。せまい穴に入ってカギをひろうことができ、みんなで楽しくお弁当を食べることができました。
商品情報はこちらです。
よろしかったら…、
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本日ご紹介するのは、とびきりキュートなピクシー絵本、「かわいいひよこ(Federbällchen)」。
意外にも、このブログ初登場だったんです。
というのも、人気者なのはもちろん(このかわいさですからね)、ピクシー絵本の中でも重要な1冊なのです。
初判発行は1959年、ドイツで初めて発行された8冊のピクシー絵本の1つでした。
2000年以降も再版されています。
日本でも1970年代に出版されました。すっごくストレートな日本語のタイトルはその当時のもの。まあ、その通りですけどね(^^)。70年代の日本語版ピクシー絵本のタイトルには、訳者のセンスが光るものが多いです。
ドイツ語のタイトル "Federbällchen" は表紙のひよこちゃんの名前です。
もともと、この絵本はアメリカ Rand Macnally社の Elfシリーズの翻訳ものでした。英語版原作では、 "Butterball(バターボール)”。
ひよこの綿毛ってバター色ですものね。
ちょっと長くなってしまったので、内容については次回ご案内します。
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前回は話がちょこっとそれたので、元にもどします。
仕事で活字漬けになったあと、図書館に行って、あてもなくフラフラと書棚を見てまわると、緊張がほぐれてリラックスできるというところまで。
今は、いつでも、図書館や本屋さんの本をネットで検索して取り寄せることもできるんだけど、特にあてもなく、棚に並んだ本から読みたい本を探すのって、なんか少しぜいたくな時間に思えませんか?
Tote には思えるんですよ〜。
そうやって、出会った本を噛みしめるように読む時間も幸せ〜。
ところで、「本を噛みしめるように読む」ってどんな?
Tote なりには、内容を完全に理解できるまで 何度も何度も読み返したり、その作家ならではの表現を心に刻みつけたり、といった感じ。
そんな幸せな時間を過ごしてながら、ふと思った。
これって、紙の本ならではの楽しみ方だよな、と。
紙の本でなければ、(電子書籍だと)ここまで楽しめない?
こんにちは、Tote です。
ブッククーリエ店頭では「動物の絵本特集」を開催中ですが、このたび、↑上のひよこちゃんの絵本3冊が再入荷しています。
左から
「ひよこの1日/1973年版(Du bist sehr Gross)」、
「かわいいひよこ(Federbällchen)」、
「あひるのぴいこちゃん(Die kleine Watschel-Ente)」。
動物の絵本の中でも、ひよこちゃんは人気者。
これまでも何回か入荷しましたが、すぐに売切れていました。
どのひよこちゃんも元気で好奇心おうせい、そして とってもキュートです。
ショップの方でも、ぜひ ご覧くださいね!
各タイトルをクリックすると商品ページが開きます。
*「ひよこの1日/1973年版(Du bist sehr Gross)」の内容は以前このブログでご紹介しています。こちらをご覧ください。内容は同じなのですが、タイトルが違っています。もともとのタイトルは "Schnupsis großer Tag" でしたが、1973年の版から "Du bist sehr Gross" になりました。
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活字漬けになっていながら(なっているときほど)、「活字(本)を味わいたい〜!」という衝動にかられることが時々あるんですが、ゴールデンウィーク前もちょうどその時期だったんです。
あの時も、仕事帰りに図書館に駆け込んで、好きな作家のすっごく分厚い本を借りた。
時間に追われて仕事したあと、特に目的なく、図書館の棚に並んだ本の背表紙を見てまわると、ちょっとホッとする。緊張がほぐれるというか。
あっ、いま、気づいたんだけど、Tote にとって、図書館がリラックスできる場になったのは ここ数年のことだ。いまはネットで調べものするのが普通だけど、10年(?)ぐらい前までは、そうじゃなかったよな。昔は、資料探しで、結構せっぱつまって図書館(特に、商工図書館とか)に駆け込むことがあったなあ。
いまでも、仕事での調べものはネットだけでは済まないことが多いけど、図書館の資料もネットで検索して予約もできるし、「仕事で」図書館を使う回数や時間はすごく少なくなった。
その分、図書館でリラックスする時間が増えた。
時代(ITの発達)とともに、図書館の役割も変わってきてるということかも。
ちょっと横道にそれたけど、コレって結構、興味深い発見じゃない?
考えるテーマがまたひとつ増えた。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
「ポーキーリトルパピー(The Poky Little Puppy)」の内容をご紹介します。
穴ほりが大好きな5匹の子犬のきょうだい。
実は、フェンスの下に穴を掘って、家をぬけ出して丘まで来たのです。
ん?5匹いるはずなのに、1匹足りない。
小さな小さな1匹がいません。
きょうだいみんなで丘の裏側を探してみると、そこにいたのは…、
けむしととかげ。
わんちゃんたちはもちろん、他の小動物や自然物がなんとも愛らしい。
テングレンならではの描写です。
小さな小さな子犬(Poky Little Puppy)は丘をおりたところで、鼻をクンクンさせていました。
「お家の方からライスプディングのにおいがするよ。」
4匹のきょうだいは先をあらそって家へ帰りました。
家では、お母さんが怒っていて「穴をほって出て行った子にはライスプディングをあげません!」
みんなが寝しずまったころ、小さな小さな子犬はこっそり家へ帰ってきました。
ライスプディングを食べたあと、そーとベッドにもぐりこみました。
そして、次の日… 。
高いアート性と小さな子も楽しめるユーモアがあいまって、なんともいえない魅力があります。とても すぐれた絵本です。
初版発行が1942年、70年読み継がれている絵本です。
商品情報はこちらです。
ねこの絵本の記事が続きましたが、犬好きのみなさん、お待たせしました!
「ポーキーリトルパピー(The Poky Little Puppy)」、リトルゴールデンブックを代表するワンちゃんです。
この絵本も前回の「はずかしがりやの子猫(The Shy Little Kitten)」と同じ、グスタフ・テングレンが描いています。
そして、こちらも超ロングセラーなんですよ。初版発行は1942年。
1942年といえば、リトルゴールデンブック創刊の年。
そうなんです、初めて発行された12冊のリトルゴールデンブックの1つだったんです。
2000年代に入っても再版されていて、60年以上 愛され続けているわけですが、初版以来、表紙デザインは変わっていないですね。ここで、ご紹介しているものは1997年発行です。
ところで、"Poky Little Puppy" は「小さな小さな子犬」といった意味ですが、由緒ある1冊なのと、原題のゴロがいいので、日本語のタイトルも「ポーキーリトルパピー」としました。
そして、この絵本は続編というかスピンオフのお話がいくつか作られています。こちらも機会があれば、ご紹介したいなあ。
内容については、次回。
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こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
現在、店頭では「動物の絵本特集」を開催中ですが、動物の絵本といえば、ハズせないのが、この作家、リチャード・スカリーです。
リトルゴールデンブックを代表する作家でもあります。
この人の描く動物たちは 本当にポップでキュート。
ショップでもスカリーのコーナーを設けているのですが、いつも人気で SOLD OUT が目立つ状態になっています。すいません。ご迷惑おかけしている状況ですが、この度、上の画像の4点が再入荷しています。まもなく、店頭にアップしていきます。
スカリーファン、動物好きのみなさま、どうぞ お楽しみに!
*スカリーについては、こちらもどうぞ。他にも、ブログ内を「リチャード・スカリー」で検索していただけると、スカリーの絵本がたくさんご覧になれます。
仕事で(半強制的に)、限られた時間内に、大量の活字を読んでいると、「じっくり、ゆっくりと本を読みたくなる」という Tote のこの欲求は何?
ちょっと、どういうことか考えてみると、本を「読みたくなる」というより、「味わいたくなる」といった感じ。
食べ物と食事の関係に似ているかもしれない。Tote は食事はゆっくりしたいタイプ。
好きなものや上質な食べ物でも、時間がなくて、とにかく早く食べないといけないと、なんか もったいなく感じる。逆に、あまり好きなじゃなかったものが、料理のしかたや食事の場の雰囲気が良かったりすると美味しく思えて好きになったりすることも。
食事やデザートやお茶を楽しむように、本を楽しみたいということかな。
そうすると、Tote にとっては、本(活字)は食べ物みたいなもの?というより、栄養?
本が栄養と同じようなものなら、それは頭(脳)にとって?
同じカロリー量や栄養分でも、ゆったりと楽しく食事をした方が、より体にはいいとか聞いたことがある。
速読モードの時でも、いちおう必要な情報は頭(パソコンの支援もあるけど)には入ってるんだけどね。単に、必要な情報を読み取るだけでは、満足できないということか。
よく味わわずに食べたときみたいに、お腹はいっぱいなんだけど、気持ちの上では なにかが物足りないというか…。
「味わいたい」という欲求はどこから来るの?
「味わう」=いろいろ感じる、ということだろうから、心?
ねこのピクシー絵本をもう1冊、「こねこのおはなし(Katzengeschichten)」。
ピクシー絵本には ねこのお話が多いです。
ヨーロッパでも、ねこは身近な動物、絵本の世界でも人気者のようですね。
さて、この絵本、昨日の「こねこのシュノワ」と同じくレトロ感あふれる1冊です(同じイラストレーターかな?「シュノワ」の方はイラストレーター名の記載がないのです)。細密描写ともいえるぐらいの画風ですが、こちらもなんとなくユーモラス。
マザーグースをベースにした4つのお話(詩)が収録されています。
まずは、「Tom und Tim(トムとティム)」。
ねずみの形のお菓子を取りあって、子ねこの Tom と Tim がなぐりあいのケンカをします。
マザーグースの有名な詩パンチ&ジュディをもじったお話ですね。
こちらは「Drei Katzenkinder(3びきのこねこ)」。
色使いがきれいです。
この他に、「Die Mäusefamilie(ねずみの家族)」、「Drei Mäuse mit Filzhut(3びきのねずみ)」が収録されています。
いずれも、ねこちゃんたちが表情ゆたかに いきいきと描かれています。
ねこ好きさんには必見の絵本かも。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
よろしかったら…、
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)