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ディズニーを学ぶ 2
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    初めてディズニーのアニメを見たのはいつ?
    そう聞かれて、「おぼえていないぐらい小さなとき」と答える人が今の日本ではほとんどではないかな。
    Tote もそう。子供の頃は、単純に、ディズニーのアニメや絵本やキャラクターグッズを楽しんでいました。小学校高学年になると、ディズニーは ちょっと子供っぽいと思うようになって、あまりアニメは見なくなり、中学生になるとキャラクターグッズも持たなくなった(サンリオ全盛期だったので、そちらへ移行)。あー、でも、プーさんやドナルドダックのぬいぐるみはずっと大人になるまで大事にしていたな。

    10代も子供のうちだとすると、Tote にとっては、ディズニーは子供時代 自然と身近にあるものだった。

    大人になり、デザインの仕事をするようになってから、子供向けのマーケティングに関わるようになると、どうしてもディズニーのデザインとビジネスモデルを意識せざるを得なくなった。
    それから、ちょっと年を取り、キャラクター開発やブランドマネジメントに関わるようになり、何かわからないことがあったとき、より深くこうした仕事に関わろうとすれば、必ず、ディズニーに行き着く。これは、今でも そう。

    いつの頃からか、キャラクターの造型からライセンスビジネスの手法まで、ディズニーはその教科書だと思うようになった。

    で、年をとるほどに、ディズニーを深く知りたくなって いろいろ研究するようになったわけです。何が ウォルト・ディズニーを「ディズニー」にしたのか?
    ディズニーの原点は何なのか?など。

    本のタイトルなどで、よく「ディズニーに学ぶ〜」とか「ディズニーランドで〜を学ぶ」というのを聞くけど、Tote は、まだまだ、何かちょこちょこっと適当な情報をかいつまんで済むほど修行はできておりません。もっと、もっとトータルにディズニーの歴史とシステムを学んでいきたい。
    なので、「ディズニーを学ぶ」というサブタイトルにしたんです。



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    | Tote(トート) | 16:35 | comments(0) | - |
    次の特集は「ゆかいな動物たち」
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      こんにちは、Tote です。
      本日は5月6月の特集の予告です。

      街の緑もあざやかになってきましたね。
      活動的な この季節のテーマは、「ゆかいな動物たち」
      元気で楽しい動物たちの絵本をお届けします。

      先日から、このブログでもお伝えしている通り、アーカイブ作りに向け、リアル在庫をよりシステマティックに整理しようとしているところですが、あらためて見ると、リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも 多いんですよ〜、動物の絵本。
      それだけに古くから定評ある名作絵本やロングセラーも少なくありません。
      ↑上の画像は その一部。

      ゴールデンウィーク後半からアップを始める予定です。
      お楽しみに!


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      | Tote(トート) | 11:08 | comments(0) | - |
      森のおうじさま 2
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        「森のおうじさま(Der Printz im Wald)」の続きです。

        王さまと女王さまは 王子さまがつれてきた動物たちをあたたかく迎え入れました。
        やさしい王さま一家ですね。
        でも、これでは終わりではないんです。

        このあと、王さまと女王さまは、猟や車を運転するときは無用にうさぎやひつじを傷つけないようにという法律を作ったのでした。
        うさぎとひつじは、(人間が起こした)事故でひとりぼっちになってしまったんですものね。

        あと、かえるのために、お城の中におたまじゃくしが住める池を作ってくれました。

        最初は、よくあるパターンの童話かなと思ったんですが、なかなか深いですね。
        自然との共生というテーマが 隠されていました。それも肩ひじはらず、さらっとした感じが心ニクい。
        この絵本は1981年初版発行なのだけど、30年以上前に こんな絵本が作られていたなんて。
        やっぱり、ドイツは環境先進国なんですね。

        絵柄もやさしくて癒し系の絵本です。
        ショップでも、ぜひ ご覧ください。



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        | Tote(トート) | 10:32 | comments(0) | - |
        森のおうじさま
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          「森のおうじさま(Der Printz im Wald)」
          小さなかわいい王子さまがお友だちを作るお話です。

          森の中の小さなお城に小さな王子さまがいました。
          お城には王子さま以外にこどもはいません。
          王さまと女王さまをはじめ、大人はみんな忙しそうで、王子さまはいつもひとりで遊んでいました。

          ある日、友だちがほしくなった王子さまは自分で作った車に乗って、森へ出かけて行きました。
          王子さまは湖のほとりで ひとりぼっちのかえるに出会いました。
          かえるの友だちは こうのとりに食べられてしまったんです。

          そのあと、王子さまは、
          お母さんを猟師に撃たれてひとりぼっちになったうさぎと、
          兄弟が車にひかれてひとりぼっちになったひつじに出会い、
          みんなをつれて お城へ帰りました。
          お城では、王さまと女王さまが王子さまの友だちをあたたかく迎え入れてくれました。
          そして、みんなで仲よく暮らすようにりました。

          と、普通なら ここで終わりそうなのですが…、次回に続きます。

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          | Tote(トート) | 09:48 | comments(0) | - |
          ディズニーを学ぶ
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            先日、「グランパ・バニー」の感想ということで、「グランパ・バニーはウォルト・ディズニー自身だったのでは?」と書いたのだけど、自分で書いたそのことについて、またいろいろ考えてしまった。考えたというより、いろんな感慨がわいてきたという感じなんですが。

            実は、Tote はかれこれ20年近く、ディズニーを研究している。

            誰かにそう言うと、「あー、東京ディズニーランドによく行かれるんですか?」といわれることが多いんだけど、ここでいう(少なくともブッククーリエとこのブログでは)ディズニーとは、ウォルト・ディズニーと彼が作ったウォルト・ディズニー・スタジオ(という会社とアニメを作るためのそのシステム。ちょっと、ややこしいかもしれないが、こういう書き方の方が後々も説明しやすいかと思うので。)のことです。

            東京ディズニーリゾートは確かにすてきな場所で、大きな存在感があり、今の日本では、ほぼ ディズニー=東京ディズニーリゾートのような認識になっている。
            だけど、 東京ディズニーランドができる以前からディズニーの世界は築かれていた。よく賞賛される東京ディズニーリゾートの世界観やホスピタリティは かつてウォルト・ディズニーが撒いた種が時間といろんな人の手を経て結実したものだと思う。

            ウォルト・ディズニーは生涯にわたって世界中に夢の種を撒いたんじゃないかな。それが彼の仕事だった。だから、グランパ・バニーはウォルト自身なのでは?と思ったのでした。

            絵本「グランパ・バニー」の元になった短編アニメ「Funny Little Bunnies」の発表は1934年。ウォルトが30代前半の頃だから、彼自身そのことを意識していたかどうかはわからないけれど。

            ディズニーについては、Tote はまだまだ勉強中。でも、これまでに研究してきたことを少しずつまとめながら先に進みたいので、整理する意味でも このブログで ぼちぼち書いていきます。



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            | Tote(トート) | 15:34 | comments(0) | - |
            こどものせかい
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              小さな子、それもあかちゃんぐらいの小さな子の世界ってどんな風なんでしょう?
              そんな小さな子から世界はどんな風に見えるんでしょう?
              この絵本を読めば、少しわかるかも。
              「こどものせかい(Kinderwelt)」、かわいい あかちゃんの世界が描かれているピクシー絵本です。

              おひさまの光を浴びながら、ぶらんこ遊び。
              大きな子たちが輪になって遊んでいます。
              小さい子は少し大きな子たちが遊んでいるのを見るのが好きですよね。

              お気に入りのおもちゃや、

              おやつ(?)のオレンジ、ガラスの向こうのきんぎょ。

              ペットの子猫と子犬たち。

              なつかしいタッチの1969年コピーライトの絵本です。
              文章はとてもシンプルなので、絵だけでもじゅうぶん楽しめます。
              小さなあかちゃんを見守る目線とあかちゃん自身の目線で描かれていて、ほわっとやさしい気分になれます。お母さんがあかちゃんをだっこして いっしょに読んでいたのかな。

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              | Tote(トート) | 10:12 | comments(0) | - |
              アーカイブ以前のはなし。3
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                4月6日の続きです。

                こんにちは、今年はアーカイブ(目録)作りに着手しようと意気込む Tote です。
                そのドタバタになるであろう過程を専用タブを作ってこのブログでも記録していくことにしました。既に3回目になるんだけど、アーカイブのデータを作る以前の段階で、すったもんだしております。あー、なんてシステマティックじゃないんでしょう。

                まず、リアル在庫を整理しないといけないんだけど、Tote は片付けが苦手。書類のファイリングは得意なんだけどなー。しかし、とにかく、やらねば。
                データと連動させることを前提に分類しながら整理していけばいいんだよね。
                ということは、整理しやすい分類(カテゴリー)を考えないとなー。
                あー、そうすると、ネットショップのカテゴリーもちょっと見直した方がいいかもしれない。
                なんか、ちょっと大変なことになってきたような…。

                でも、ここをきっちりしておけば、ブッククーリエ全体の蔵書を管理しやすくなるんだよな。
                最初から、ちょっと がんばり時…。



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                | Tote(トート) | 10:36 | comments(0) | - |
                グランパ・バニーを読んで 2
                0
                  昨日の続きです。

                  人は後から生まれてきた世代に生きる術とどう生きるかを直接あるいは間接的に伝えていく。この世界はそのくり返し。
                  グランパ・バニーは若いうさぎたちに仕事を教え、去って行きました。その「仕事」が自分たちの故郷を美しくするものであったのはすばらしいことですね。

                  グランパ・バニーに仕事を教わったうさぎたちも、また そうやって次の世代に伝えていくのだろう。
                  世界はそうやって続いていくのだとしたら、自分はどう生きて終わればいいのか、大人として 少しはちゃんと考えないといけないな。

                  まあ、今回はそんなことを思ったのでした。

                  そして、もう一つ、ふと思ったことが。
                  グランパ・バニーはひょっとして、ウォルト・ディズニー自身だったのでは?

                  1人でも多くの人に知ってもらいたい良い絵本です。
                  ぜひ、店頭でもご覧ください。



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                  | Tote(トート) | 17:05 | comments(0) | - |
                  グランパ・バニーを読んで
                  0
                    先日ご紹介した「グランパ・バニー(Grandpa Bunny)」、いかがでしたか?

                    この絵本はシリーシンフォニー(Silly Symphony)というディズニーの短編アニメシリーズの1つ「Funny Little Bunnies」(1930年公開)が元になっています。シリーシンフォニーには とてもすてきな作品がたくさんあって、「3びきのこぶた」や「みにくいあひるの子」なども含まれています。

                    先日は、この作品はディズニークラシックス以前のものと書きましたが、この時代のものはアーリー・クラシックス(Early Classics)とも呼ばれるようです。

                    残念ながら、Tote はアニメの「グランパ・バニー」は見たことがないのですが、この絵本は何十回と読み返してきました。今回アップするにあたって、また読み直したんだけど、読み返す度に 少しずつ違ったいろんな感想や感慨が湧いてくる。

                    はじめて読んだのは、大人になってから。そのときは「おー、この高齢化社会における おとなのための絵本!?」と思ってしまったのだけど、この絵本の初版は1951年。くり返しになりますが、元になったアニメは1930年に作られているんですよ。

                    うーん、なにか深いメッセージを感じた。
                    それからも、グランパ・バニーのような人生を生きれればいいな、とか自分はこんな生き方ができるんだろうかとか、何度となく読み返してはそんなことを考えた。

                    それ以前に、ヴィジュアルの美しさはいうまでもありません。

                    今回アップしようか迷っていると、ふとテレビから聞こえてきたのが「花は咲く」という 東北復興ソングでした。歌詞の最後の部分「わたしは何を残すのだろう〜♪」を聞いたとき、「グランパ・バニー」ラストシーンが頭に浮かんだのでした。

                    そこで、思ったのは、この絵本には人の世の常(つね)もしくは移り変わりそのものが描かれているのかもしれないということ。

                    次回に続きます。



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                    | Tote(トート) | 22:15 | comments(0) | - |
                    グランパ・バニー 2
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                      昨日の続きです。

                      もっと年がたち、若いうさぎたちだけで雪に美しい影を描けるようになると、グランパ・バニーは また次の新しい仕事を若いうさぎたちに教えました。

                      そして、もっと、もっと年がたったころ、グランパ・バニーは もう みんなに教えることがなくなったことに気づきました。そこで、ある日、子うさぎたちを集めて言いました。



                      「わしは遠くへ行くことになった。秘密にしておくことができるなら、おまえたちにわしの最後の仕事を教えてあげよう。」
                      こうして、子うさぎたちと約束したあと、グランパ・バニーはそっと町を去って行きました。

                      しばらくすると、うさぎの町に嵐がやってきたので、みんな家の中で嵐が去るのを待ちました。
                      嵐が去った後、子うさぎたちが言いました。
                      「見て、見て。グランパ・バニーがやったんだよ。」

                      うさぎたちはみんな、外へ出て空を見上げました。



                      それは、グランパ・バニーの最後の作品だったのです。

                      この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
                      詳しくはこちらをご覧ください。


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                      | Tote(トート) | 10:52 | - | - |

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