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東京国際ブックフェア2015に行ってきた。6
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    JUGEMテーマ:3D CG

    7月22日の続きです。

    ブックフェアの話題が長引いておりますが、もう少々、おつきあいを。

    ブックフェアの「洋書バーゲン」コーナーや外国の書店でみつけた、「えっ、これも本なの?」とか「(紙の)本でこんなことができるんだ〜。」と思えるようなもの というのは、つまり、紙の本の可能性を非常に感じさせるモノなのです。

    これまで そういうモノ(本)を何度か(商品として)日本で作ろうとしてきたのだが、その度に、壁にブチ当たっている(あくまで Tote の経験ね)。

    その壁というのが、違う商品を企画しながらも、毎回 同じものなんだな。 

    その壁は、コ ス ト。
    非常に非情なものですな。

    紙の本の製作コストの大半を占めるのが印刷代。
    日本は印刷コスト(加工も含めて)に対して、マーケットが小さい。
    どうして小さいのかというと、日本の書籍類のマーケット=日本語マーケットだからね。

    素材としての紙の可能性を追求すると、よけいコストがかかる。
    海外では可能なデザインでも、日本では物理的には可能だがコスト的にはムリということが多い。

    続きます。





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    | Tote(トート) | 15:22 | - | - |
    暑中お見舞い申し上げます。
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      暑いですね〜。
      梅雨が明けたとたん、猛暑続き。
      急激な温度上昇に全くついて行けず、今年は夏到来と同時に Tote は夏バテです。

      早々に熱中症になりかけ、なんだか、も〜、体力の消耗が激しいです。
      大量の汗でしっしんもひどいし。

      そういうわけで、体がなかなか言うことをきかず休ませる必要もあり、ちょっとブログ更新が遅れがちになっております。
      すいませんが、この夏はぼちぼちやらせていただきます。

      みなさんも熱中症にはお気をつけて、くれぐれもご自愛ください。





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      レビューポータル「MONO-PORTAL」

       
      | Tote(トート) | 15:09 | - | - |
      東京国際ブックフェア2015に行ってきた。5
      0
        JUGEMテーマ:3D CG

        7月19日の続きです。

        Tote は 毎年ブックフェア会場で「おぉ、これは新しい!」とか「そう来たか〜!」などと思うものを見つけている。

        そういうものが毎年 確実に見つかる場所があるのだが、それは「洋書バーゲン」のコーナー。

        うーん、ブックフェアはビジネスユースの展示会であって、展示即売会ではないので、「洋書バーゲン」は主催者からすると あくまでオマケのようなものだと思うんだけど。Tote としても、毎年これだけが目当てというわけではないのだが。

        ただ、わざわざ出かけていくのは、何か目新しいモノやアイデアを得たいから。
        目新しいモノというのは、今までの自分の概念にはない、つまりは自分たちとは違うものの見方やアイデアによるもの。

        それが、洋書の山の中から みつかることが多いのですよ。
        海外の(ごく一般的な)本屋さんでも、そう。


        「洋書バーゲン」や海外の書店では、日本の書店では 見かけない、見たこともないような「本」がみつかる。

        それは、「えっ、これも本なの?」とか「(紙の)本でこんなことができるんだ〜。」と思えるようなもの。

        続きます。






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        | Tote(トート) | 15:20 | - | - |
        「くまさんの自動車修理工場」が再入荷
        0
          JUGEMテーマ:絵本のたからばこ



          クルマ続きの絵本ということで、お勉強にもなるピクシー絵本です。
          「くまさんの自動車修理工場(Bären in der Autowerkstatt)」

          自動車修理工場で働く くまのロジのお話。

          ほわんとしたかわいい絵柄ながら、工場の中の様子がマニアックなくらい詳しく正確に描かれています。
          さすが、ドイツの絵本!

          自動車のことが楽しく学べますよ。
          内容は以前にご紹介しています。

          売り切れていましたが、この度、再入荷しました。
          商品情報はこちらです。




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          レビューポータル「MONO-PORTAL」
          | Tote(トート) | 12:06 | - | - |
          東京国際ブックフェア2015に行ってきた。4
          0
            JUGEMテーマ:3D CG

            7月15日の続きです。

            ここまで、デジタルコンテンツのことばかりになってしまっていますが、もちろん、紙のブックフェアの方もしっかり(今年はあまりしっかりとはいえないかもしれないが)見てきましたよ。

            電子出版エキスポを見て、デジタルコンテンツにできること、つまりはその可能性について、改めて考えこんだToteでした。
            そこで、当然というか、その対となる紙の本にできること、紙の本だからこそできることについても考えてしまう。

            紙の本だからこそ(表現)できること、って何なのだろう?
            紙の本だからこそ できる美しい表現や楽しいことって何?


            Tote は↑そんなことを考えながら、ここ数年ブックフェアに行っている気がする。

            (そんなことを考えてブックフェアに行く人はあまりいなさそうだけど。これって、Toteが出版の世界の人間ではないからかもしれないな。)

            さて、ということでは、今年は(も)何か収穫はあったのかな?

            その答えとしては、ありましたよ。
            というか、今年だけではなく、毎年、なんらか紙の本の可能性についてのヒントはゲットできております。

            続きます。





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            | Tote(トート) | 22:35 | - | - |
            伝説のクルマの絵本!?
            0
              JUGEMテーマ:ファンタジー

              マニアックな人気のクルマのリトルゴールデンブックを紹介します。

              「ラブ・バッグ(the Love Bug)」、1969年に作られたディズニーの同名の実写映画を元にした絵本です。

              この映画は人気となり、1970年代にシリーズで数作品が製作されました。
              2005年には、リメイク映画も作られています。

              主人公は フォルクスワーゲン・ビートル。
              心を持ったクルマなんです。
              70年代らしい ゴキゲンな雰囲気の映画で、ビートルファンの間では知る人ぞ知る作品です。

              この絵本のお話は、映画シリーズにはない、
              リトルゴールデンブック向けの書き下ろしみたい。
              内容については、以前にご紹介しています。

              商品情報はこちらです。





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              | Tote(トート) | 16:53 | - | - |
              東京国際ブックフェア2015に行ってきた。3
              0
                JUGEMテーマ:3D CG

                7月9日の続きです。

                ということで、デジタルコンテンツ関連の いろんな企業が出展していたのだけど、よりリアルな表現・体感を追求する熱気が感じられました。

                うーん、これって、先日書いたあのテーマに通じるものが。

                バーチャルリアリティはリアル体験を超えることができるのか?
                「CGは実写は実写を超えることができるのか?」という疑問に通じるものがありますな、というより、CGもバーチャルリアリティの一つだよな。

                CGは視覚に訴えるものだけどプラスそれ以外の感覚でも体感できたり、視覚以外の感覚に訴えるデジタルコンテンツが増えるのは時代の流れなのだろう。
                それが、Wii だったり(ちょっと古い)、ボーカロイドだったり。

                それで、いろんなバーチャルリアリティの分野ごとに、やはり「不気味の谷」が存在するのだろう。
                バーチャルな体感をいかに自然に感じさせるか、これってもの作りの永遠の課題かもしれない。

                エンターテイメントとしては、その課題に「心地よい、楽しい」がプラスされるわけだけど。
                デジタルに できることの可能性はどこまで広がっていくのだろう。

                続きます。





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                | Tote(トート) | 15:41 | - | - |
                それいけ しょうぼうしゃ
                0
                  JUGEMテーマ:海外の名作絵本

                  それいけ しょうぼうしゃ|リトルゴールデンブック表紙
                   

                  「それいけ しょうぼうしゃ(Fire Engines)」
                  こちらも名作と呼ばれるリトルゴールデンブックです。
                  1950年に初版が発行されて以来、再販をくり返している人気のロングセラーでもあります。

                  日本でも翻訳版が出版されています(リトルゴールデンブックとしてではありませんが)。
                  日本語のタイトルはその発行時のものです。

                  全てのイラストが写真でいうアップ、対象にせまった目線で描かれています。
                  微妙な構図のバランスや切り取り方、アングル(目線の角度)などのデザイン処理がとても上手で躍動感ある絵本になっています。

                  消防車の出動です↓。

                   

                  それいけ しょうぼうしゃ|リトルゴールデンブック1


                  真横から見た角度で描かれた消防車と見開きの片方のページの白い背景がスピード感を強調しています。


                  消火活動を始めようとする消防士たち↓。

                   

                  それいけ しょうぼうしゃ|リトルゴールデンブック2


                  少し見下ろした角度です。

                  緊張が高まりますね。

                  文章がとてもシンプル。
                  それがかえって絵の力強さを引き立てています。

                  子供たちにはこの躍動感や迫力がたまらないんじゃないかな。
                  だから、ロングセラーなんでしょうね。


                  ところで、この絵のタッチ、見覚えがありませんか?
                  先日ご紹介した「ボビーとひこうき」と同じ、ティボル・ゲルゲイ
                  よるものです。





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                  レビューポータル「MONO-PORT

                  | Tote(トート) | 22:57 | - | - |
                  東京国際ブックフェア2015に行ってきた。2
                  0
                    7月6日の続きです。

                    今年のブックフェアでは、じっくり見てまわる時間を取れなかったのだけど、それでも、「これは⁉︎」と思えるものが2つ3つありました。

                    まず、いちばん食いついてしまったのが、3Dプリンター。

                    なぜに、ブックフェアで3Dプリンター?
                    しかも、今さら?と思われそうなんだが、同時開催の電子出版エキスポの中の先端コンテンツ技術なんとかの所にあったんですよ。

                    今さら3Dプリンターに食いつく?という疑問を持たれるかもしれないが、ここ最近、クォリティに対してお値段が非常にこなれてきています。

                    勤め先のデザイン会社の社長といっしょに行ったのだが、2人とも3Dプリンターについては「ほしい。」で意見が一致した。

                    まあ、それはちょっとわきに置くとして、「電子出版エキスポ」つまりは電子書籍の展示会に3Dプリンターがあるのは、やはり、ちょっとフシギな感じがしないでもない。

                    考えてみると、電子書籍の市場や流通システム的な技術ではなく、コンテンツを表現する(あるいは体感させる)ための技術としては、3Dプリンターもありなのだろうと思う。

                    3Dプリンターで出力したモノはリアルに手に触れることができるモノではあるけど、出力するためのデータはデジタルコンテンツには違いないわけで。

                    デジタルコンテンツを作る人たちが、年々、バーチャルをいかにリアルに近づけるかより深く追求するのは自然な流れといえますな。

                    続きます。






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                    | Tote(トート) | 15:43 | - | - |
                    タクシーは大急ぎ
                    0
                      JUGEMテーマ:海外の名作絵本


                      かわいい黄色いタクシーの絵本をご紹介します。
                      「タクシーは大急ぎ(The Taxi that Hurried)」、初版発行は1946年。
                      リトルゴールデンブックの草創期から、読み継がれている人気の名作絵本です。

                      黄色いタクシーと運転手のビルは「スピーディなコンビ」。
                      ある日、駅へと急ぐトム親子を乗せます。

                      「列車に遅れちゃう。急いでちょうだい。」とトムのお母さん。
                      でも、道路は大渋滞…。

                      ドライブテクニックと他のドライバーたちとのかけひきを駆使して駅へと急ぐビル。
                      列車に間に合うのかな?

                      文章のリズム感がよく、読んでいてとても楽しくなってきます。
                      擬音を多用するでもなく、随所随所にうまく挿入されているというか、形容詞の使い方なんかも効果的。

                      子供たちが心地よく聞けるよう工夫された英語なんだなと思います。
                      ネイティブではない大人にとっても勉強になりそう。

                      明るい色使いのレトロポップなイラストも印象的です。
                      アメリカの古き良き時代の街並(黄色いタクシーだからニューヨークかな?)がおしゃれに描かれています。

                      商品情報はこちらです。





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                      | Tote(トート) | 13:19 | - | - |

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