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マザーグースは愉しい。5
2016.02.27 Saturday | category:絵本の楽しみ方
JUGEMテーマ:マザーグース
2月25日の続きです。
ここで、ちょっと「詩」と「歌」と「唄」の違いを調べてみた。
大辞林によると、歌と唄は「言葉に旋律やリズムをつけて、声に出すもの。」となっていて、詩は「近代・現代の詩」となっていました。
歌と唄の大きな違いはないみたいで、いずれも声に出してリズムつきで歌うものということですな。
マザーグースの日本語訳で「マザーグースの詩」とされているものもあるけど、辞書による詩の定義だと、マザーグースは近現代詩ではないから、「詩」っていうのは、どうも、ちょっと違うって感じ?
「詩」は英語で「poem」だけど、マザーグースをはじめ童謡は「rhyme」となっていることが多いです。
「rhyme」は「韻を含む詩」ですが、日本には正確にピタッとあたるものがないものね。
だから、「詩」と翻訳されることがあるのかも。
マザーグースの中には特に決まった旋律を持たないうた(歌詞?詩?)もあるし、近現代詩ではないから(近代のものは1部あるかもしれないが)、まとめようとすると、詩・歌・唄のどれでもくくれないですな。
続きます。
セサミストリートのマザーグース
2016.02.26 Friday | category:リトルゴールデンブック
JUGEMテーマ:学びの絵本
キャラクターのマザーグースの絵本といえば、こちらもよろしく。
「セサミストリートのマザーグース(Sesame Street's Mother Goose)」です。
セサミストリートのゆかいな仲間たちと 思わず、マザーグースのうたを歌いたくなります。
クッキーモンスターがゆかいに「パンケーキのうた」を歌っています。
なんだか、ちょっとクレイジー。
↓こちらはセサミストリートらしい場面ですね。
↓おなじみの「メリーちゃんのひつじ」。
セサミストリートの背景で、こんなメルヘンチックなものはめずらしい。
マザーグースのうたの中でもよく知られたものが収録されていますが、どの詩にもキャラクターたちの名前や特徴が盛り込まれていて、ちょっとした替え歌になっています。
オリジナルのマザーグースと比べてみるのも楽しいかも。
商品情報はこちらです。
マザーグースは愉しい。4
2016.02.25 Thursday | category:絵本の楽しみ方
JUGEMテーマ:マザーグース
「伝承の絵本」ということで、前回はマザーグースの絵本をご紹介しました。
そこで、前々から抱いている素朴というか、初歩的な疑問なのだけど、マザーグースって、「マザーグースの詩」or「歌」どっち?
日本で翻訳され出版されているマザーグース関連の書籍類は、単に「マザーグース」か「マザーグースのうた」、「唄」になっているのが多いみたい。
あー、「唄」ですか。口偏がつくと、なにやら口承ぽい感じがしますな。
あらためて、マザーグースは詩なのか?それとも歌?唄?ってことなのですが、諸説あるようです。
もともと、イギリスの伝承童謡すべてをひっくるめて「マザーグース」と呼ばれているので、童謡=歌なので、歌でもよさそう。
でも、昔、読んだ本によると「歌」というほどのものでもないんだよ、と言っている人もいた。
つまりは、きっちりした旋律なんてなくて、言語特有のリズム感を楽しむ言葉遊びのようなものなので、気楽に楽しめばいいといったようなことだったと思う。
そういわれると、「きらきら星」や「ロンドン橋」などは昔からなにかと歌われる機会が多くて、はっきりとしたメロディーがあるけど、「これはジャックが建てた家」みたいに人によって読むリズムが違っていたりする詩も少なくなさそう。
続きます。
ディズニーのマザーグースが再入荷
2016.02.23 Tuesday | category:リトルゴールデンブック
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
ブッククーリエ店頭では、この春
「伝承とファンタジーの絵本」を取り揃えております。
伝承といえば、まず、ピクシー絵本のふるさとドイツはグリム童話の本場。
これに対し、英語圏では、やはりマザーグースですね。
なので、リトルゴールデンブックにもいろんなマザーグースの絵本があります。
その中でも、こちらは、なかなかゴージャスなマザーグースの絵本です。
「ディズニーのマザーグース(Walt Disney's Mother Goose)」
なんといっても、ディズニーのオールスターが勢揃い。
とても楽しいマザーグースの世界なんです。
人気が高く、しばらく売切れになっていましたが、このたび再入荷しました。
内容は以前にご紹介しています。
商品情報はこちらです。
こじかのおはなし
2016.02.19 Friday | category:ピクシー絵本
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
冬の名残に、冬と動物の美しいピクシー絵本です。
「こじかのおはなし(Das Rehkitz)」。
ちょっぴりファンタジックで、やさしく心に残るお話です。
北欧ぽい透明感ある色使いの詩的なイラストがとてもすてき。
ある日、猟師さんが森で親とはぐれた鹿の赤ちゃんをみつけました。
家につれて帰り、家族といっしょに暮らすようになります。
この家の少年は子鹿をよくかわいがるようになりました。
ワンちゃんとも仲よしに。
右のページ↑、ワンちゃんと子鹿がストーブの下にいるの、わかりますか?
季節が変わり、夏になると子鹿はすっかり大きくなりました。
ある日、庭のへいを跳び越えて、森へ帰ってしまいました。
お父さんが森で子鹿に出会いましたが、子鹿は帰ってきません。
少年もワンちゃんもさびしく思いながら、季節が過ぎていきました。
そして、冬のある日、この家にお客さんが…。
それは、大きくなった子鹿でした。
その後も、毎年冬の間、子鹿は少年の家で過ごすようになりました。
なんだか いい話でしょ?
商品情報はこちらです。
絶対安全マニュアルは存在するか? 4
2016.02.17 Wednesday | category:紙とデジタル
JUGEMテーマ:メディアリテラシー
2月12日の続きです。
でも、やってはいけないことをしない人でも「うっかりミス」をしないとは言い切れない。
完璧な人間なんていないもの。
そういうワケで、このデジタル化された世の中で Tote は人的ミスがいちばんコワい。
だから、(ちょっとした設定ミスやうっかりでデータ流出の可能性がある)SNSはやらないことにしていた。
そして、それが安全マニュアルだと思っていた。
でもさー、LINEはやらないとか、他のSNSもやらないとかしていても、クローン携帯なんて作られたら関係ないじゃないか!ということに気づいたんだよー。根こそぎですからなー。
Tote は自分の iPhone と Mac を同期させて使っているのだけど、ほら、アプリによっては共有していたりする。
これと同じことが他人のパソコンで できないかといわれれば、(悪意があれば)できるだろう。
技術的にも、そうむずかしいことではないだろう。法的にはアウトだけど。
本当にオソロシイ世の中になったもんだ。
恐ろしい、オソロシイばかり言っていますが、もう1つ、ついでに、情報の流出なんかについてのこういうことをコワいと思っていない人がいることもコワい。
続きます。
春に向け「伝承とファンタジーの絵本」
2016.02.15 Monday | category:お知らせ
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
こんにちは、Tote です。
先日からのお知らせ通り、ブッククーリエ店頭の商品入替えを始めています。
今シーズンのテーマは「伝承&ファンタジーの絵本」。
メルヘンやファンタジーには春らしい明るい色合いの絵本が多いですから、店頭も春らしくなってきました。
そして、このジャンル、特にグリム童話ものの絵本は人気が SOLD OUT になっているものが多いのですが、今回、大量に再入荷します。
長い間 SOLD OUT になっていた人気の絵本、貴重な絵本が続々(ぼちぼち)入荷しますので、ぜひご来店くださいね。
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絶対安全マニュアルは存在するか? 3
2016.02.12 Friday | category:紙とデジタル
JUGEMテーマ:メディアリテラシー
2月8日の続きです。
クローン携帯なんてものは故意(悪意を含む)じゃないとできないが、ネットワークカメラの映像が流出したりするのは設定ミスによるもの。
クローン携帯なるものを作ってまで、誰かのスキャンダルをスクープしようという執念はすごいと思うのだけど、クローン携帯を作るのは、ある程度スマホなんかわかっている人なら、そんなすごい労力でもなさそう。
ここで思うのは、クローン携帯を作ったり、情報を流出させて他人を困らせるようなことをするとき、その目的や悪意の深さと実際にそれをやる労力は別だということ。
ときどき、「有名人の◯◯さんがお店に来た。」とかいう個人情報をお店のスタッフが流してしまったとかいうケースがあるけど、こんなの誰でもすごく簡単にできちゃうじゃないですか?SNSなんかに書き込むだけだもんね。
そして、設定ミスなんて本当にうっかりミスですよ。
Tote が怖いと思うのは、すごい悪意があっても、ちょっとした出来心であっても、うっかりミスであっても結果としてすごいインパクトになるということ。
だって、ワールドワイドウェブだから。
やろうと思えば簡単にできることをやらない人もいる(やらない人の方が多い)のは、それはいけないことだとわかっているから。
続きます。
冬のあらしのサプライズ
2016.02.10 Wednesday | category:リトルゴールデンブック
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
暦の上では立春を過ぎましたが、まだ寒いですね。
でも、冬の日が楽しくなってしまう絵本をご紹介します。
リトルゴールデンブックの大人気作家、リチャード・スカリーのドローイングタッチの絵本
「冬のあらしのサプライズ(The Snowstorm Surprise)」です。
今日はビジータウンに冬の嵐が来るという日。
最初は雨だったのですが、
いつの間にか雪になり、すぐに こんなに積もりました。
雪だるまを作って遊ぶ子ねこのハックルとみみずのローリー。
子供たちにとっては、雪は楽しいものですからね。
しばらくすると、こんなに…。
さっき作った雪だるまが埋もれています。
その頃、ハックルの家には、こんなにたくさんのお客さんが…。
大雪でバスが止まってしまったので、乗客が休ませてほしいって。
それ以前から、雪で立ち往生していた人(動物)たちがたくさん来ていて、家の中はラッシュ時なみ。
おまわりさんが家の中で交通整理をしています。
大雪にたくさんのお客さん。
これだけでも驚きなのですが、この後、この日いちばんのサプライズがあるんです。
でも、それはヒミツ。
スカリーならではのユーモラスな雪の日の絵本でした。
商品情報はこちらです。
絶対安全マニュアルは存在するか? 2
2016.02.08 Monday | category:紙とデジタル
JUGEMテーマ:メディアリテラシー
2月2日の続きです。
クローン携帯なんて恐ろしいモノが出てきたもんだと思ったら、防犯カメラの映像がネット上に流出したというのもありましたな。
これも、えらいことなのではありますが、少し考えたら、ありえないことではないよね。
だって、ネットワークカメラなんだもの。
ネットにつながっているんだよ。
昔の社内メールなんかとはワケが違う、ワールドワイドウェブですぜ。
クローン携帯にしても、ネットワークカメラの映像流出にしても、いつかこんなことが起きるんじゃないかと考えていた人はたくさんいるのでは。
だって、「設定する」だけというか、「設定の違い」だけなんだもの。
なんで、そんな設定になってしまったのか。
それは、「悪意」があって故意にそんな設定にするのか、「うっかりミス」でそんな設定になってしまったということですな。
続きます。
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