JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
こんにちは、Tote です。
昨日ご紹介した「タミーちゃん/完品」はリトルゴールデンブックの中のアクティビティブック(Activity Book)シリーズの1つです。
このシリーズは1950年代中ごろから60年代初頭にかけて発行されていたようなのですが、絵本の1部が「タミーちゃん」のようなペーパードールのセットになっていたり、男の子向けにはクルマや飛行機のペーパークラフトになっていたりするものでした。
絵本から、そういった部分を切り取って組み立てたりして実際に(アクティブに)遊べることから、アクティビティブックと名づけられたのだろうと思います。
中には、クリスマスツリーのオーナメントを作ることができる「クリスマスツリーをかざろう」なんて絵本もありました(残念ながら、こちらは売り切れです)。
発行されていた期間が短かったので、数も少なく、古本として あったとしても、ペーパークラフトなどのパーツが揃っているものは非常にまれです。
そういう意味では、先日の「タミーちゃん/完品」は非常に貴重なのですが、完品を見つけたときの喜びはひとしお。
数も少なく時代もかなり古くなるアクティビティブックですが、こんなものもあるんだ〜と 心に留めておけば、リトルゴールデンブックを集める楽しみが増えますよ。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
今度はピクシー版の「赤いめんどり」ですが、日本語タイトルは直訳に近い感じで「めんどりさんのパン(Die Henne und das Brot)」としました。
内容はリトルゴールデンブック版の「赤いめんどり」とほぼ同じですが、登場人物が少し違います。
リトルゴールデンブック版の「おとなりさん」はアヒル、カモ、猫、ブタでしたが、こちらには猫が入っていません。
まあ、どちらにしろ、怠け者に変わりありません。
↑めんどりさんが働いているのに、知らん顔のお隣さんたち。
おしりの感じがいいですね。
リトルゴールデンブック版とは違うところがもうひとつ。
ひよたちが出てくるんです。
最後、ひよこたちとおいしそうにパンを食べるめんどりさん。
ご覧の通り、一部のページが2色刷りの古い絵本ですが、絵柄がとってもポップ。
この絵本は1959年発行。
ピクシー絵本初期の頃の希少なものです。
アメリカぽいポップさだな〜と思って、奥付をよーく見ると、アメリカの Rand McNally 社のコピーライトがありました。
Rand McNally といえば、リトルゴールデンブックのライバル、エルフブック(Elf Books)を出していた出版社です。その翻訳物だったんですね。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。
今年は酉年ということで、鳥の絵本をご紹介中ですが、鳥に関する英単語が気になったので。
絵本なのでひよこのお話が多いのですが、辞書によると、英語で鳥全般のひよこやひなといえば、chick 。
よく似た単語のチキン(chicken)はニワトリでひよこよりも成長したものを指すのだとか。ニワトリは、他にも雄雌で呼び方が違いますね。
めんどりは hen 、おんどりは rooster 。
では、ニワトリのひよこは「chicken's chick」でいいのかな?
カラスのひよこなら、「crow's chick」ですな。
ここで、フシギなのが、アヒルや鴨(duck)のひよこは chick ではないのです。
そう、先日の「小さなあひる」の通り、duckling 。
ついでに辞書で調べると、狭義では duck は雌だそうです。
雄のアヒルは drake なんですって。
そういえば、そんな名前のドナルドダックのおじさんがいたような。
ちょこっとピンポイントで英語のお勉強でした。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
リトルゴールデンブック版の「赤いめんどり(The Little Red Hen)」です。
ポップでかわいい作風で定評ある J P ミラーさんが絵柄を手がけています。
ある日、種もみをみつけためんどりさん。
畑にまいて、麦を育てようとします。
お隣さんの動物たちに手伝いをお願いしますが、とりあってくれません。
収穫や粉に引くときも全く手伝いをせず、遊んでばかりのお隣さんたち。
最後、めんどりさんは引いた小麦粉でパンを焼きます。良いにおいにつられてやってくるお隣さんたちですが…
「あなたたちにあげません!」「働かざるもの、食うべからず。」という教訓の寓話ですね。
この絵本の初版は1942年。
リトルゴールデンブック創刊時の12冊のうちの1冊でした。
そういうこともあってか、非常に人気のあるタイトルで再販・重版をくり返しています。今回ご紹介しているのは1970年発行のもの。
表紙のデザインは初版と同じです。
商品情報はこちらです。
めんどりさんの絵本といえば、先日のぜひ、読んでほしい鳥の絵本
「そらをとんだめんどりさん」はもちろんおすすめなのですが、めんどりさんには有名なお話がありますよね。
「赤いめんどり」というお話です。
リトルゴールデンブックとピクシー絵本の両方になっています。
欧米に古くから伝わる民話で、日本では「小さな赤いめんどり」や「おとなしいめんどり」と訳されることも多いようです。
*ピクシー絵本の方のタイトルは「めんどりさんのパン」と直訳に近いものにしています。
働き者のめんどりさんは一生けんめい麦を育てますが、まわりの動物たちは怠け者で全く手伝ってくれません。めんどりさんは 最後、収穫した麦を小麦粉にして美味しそうなパンを焼きますが…。
「あ〜、聞いたことがある、読んだことがある。」と思う方もいるのでは?
欧米では人気のある寓話のようです。
リトルゴールデンブック版、ピクシー版とそれぞれ絵柄も違いますし、ちょっとした違いもあり見比べると楽しいです。
今なら、両方ともショップ店頭でご覧いただけますが、後ほど1冊ずつ ご紹介しますね。
JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
今年は酉年ということで、ブッククーリエ店頭では鳥の絵本と冬の絵本をご紹介しております。
ひと通り、このテーマの商品は出そろったのですが、実は、まだ出し切れていない鳥の絵本があるんですよ。
そろそろ春に近づいていることですし、冬の絵本をさらに鳥の絵本にぼちぼち入れ替えを行っております。
そこで、これからどんな絵本が登場するかというお知らせです。
それは、あひる!
たまたま、ここのところ、あひるつながりになっておりますが、世界一有名なあひるの絵本がけっこういっぱいあるのです。
世界一有名なあひるといえば、あの人(鳥)ですよ。
そう、ドナルドダック。
ディズニーのミッキーマウスに並ぶ大スターだけど、優等生のミッキーとは対極のおっちょこちょいで短期で何言ってるかわからないドナルドが Tote は大好きなんです。
ドナルドダックって、ドタバタしてもなんか憎めなくて、チャーミングなんだよね。
そんなドナルドのリトルゴールデンブックが続々店頭に入荷しています。
ご来店お待ちしております!
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JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
かわいいあひるちゃんつながりです。
このピクシー絵本が再入荷しています。
「あひるのぴいこちゃん(Die kleine Watschel-Ente)」。
1970年代に日本でも出版されたことがある人気の絵本です。
日本語のタイトルはその当時のもの。
ていねいに描き込まれたレトロかわいい絵柄とおっちょこちょいのぴいこちゃんのアンバランスさが良い味になっています。
今回入荷したのは2001年版です。
内容については、以前に2009年版と1970年代版でご紹介しています。
商品情報についてはこちらです。
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
ピクシー絵本には鳥の絵本が多いのですが、リトルゴールデンブックにもかわいい鳥の絵本があります。
ふわふわのうぶ毛のあひるのひよこちゃんの絵本
「小さなあひる(The Fuzzy Duckling)」です。
赤ちゃんに読んであげてもいい、シンプルなストーリーとやさしくかわいい絵柄がいとおしくなってしまいます。
好奇心いっぱいの小さなあひるちゃん。
いっしょにおさんぽしてくれるお友だちをさがしています。
子馬たちに声をかけますが、走って行ってしまいました。
ぶたさんに「おさんぽに行こうよ」とさそっても、
お食事中なんですって。
つまらなくなってきたあひるちゃん。
それに、おうちがどっちかわからなくなってしまいました。
あっ、お母さんときょうだいたち。
「やっとみつけたわ、まいごの赤ちゃん」とお母さん。
よかったね、あひるちゃん。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:メディアリテラシー
2月3日の続きです。
このテーマがやたら長くなってしまっているので、ここらで どうにか終わらせたい。
といっても、この話題は「紙とデジタル」があり続ける限り、というかメディアというものがある限り、ときどき浮上してくるんだろうなーと思いますが。
とりあえず、そろそろ、いったん締めくくろうと。
とにかく、情報の海で溺れないためにどうするか、だらだら長く書いてしまっているのですが、それはコピーライターである Tote が「書く側」として書いてきたなと、いまあらためて認識しております。
では、読む側としては、どうかと。
前回、情報の送り手も受け手も溺れてしまっていると書いたのだけど、それって、受け手である読む側としては100%有害なことかといえば、そうでもないのでは?と思ったんですよ。
読む側からすると、情報の信憑性にこだわらず、ヒマなときにヨタ話や噂話なんかを楽しみたいこともあるよね(Tote自身、そうだもん)。
ただ、仕事のなかで資料やネタを探すときは、信頼できるソースのみをゲットしないといけない。あくまでお金をいただいてすることですからね。
要は、ネットの中には信頼できる情報とそうでない情報があることと、その区別の仕方がわかっていればいいのです。
信頼できない情報を信じてしまうことが、情報に溺れる状態なので。
本当にシンプルなことで、これだけ知っていればいいのだけどね。
知らない人が本当に多いみたいです。
これって、「教育」なんだと思う。
近々、小学校からプログラミング教育が始まるらしいけど、メディアリテラシーも小学校から教えるべきだと思います。
これで、この話題はいったん終わりです。
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
またまた、めずらしいピクシー絵本が再入荷しています。
「あひるさんのすてきな1日(Frau Entes Grosser Tag)」。
1959年発行のピクシー絵本創刊当時の古い絵本です。
この当時のピクシー絵本はあひるとにわとり(それもめんどりとひよこ)のお話が多いです。童話ではおなじみの動物ですものね。
この絵本、一部のページが2色刷りです。
レトロでとってもおしゃれなんです。
良いお天気が続いて動物たちはみんな楽しそう。
でも、あひるさんだけは浮かない顔。
雨が降らないので毎日泳いでいた池が干上がってしまったのです。
そこで、あひるさんは海へ行くことにしました。
なんとも、おしゃれなバカンスですね。でも…、
どうも海は勝手が違って、うまく泳げません。
クタクタに疲れてホテルの部屋で休んでいると、ポツポツという音が…
雨が降ってきた!
急いで、荷物をまとめて いつもの池に帰ったあひるさんでした。
海辺のバカンスもおしゃれでステキですが、あひるさんにとっては泳ぎ慣れたいつもの池の方が良かったみたい。
商品情報はこちらをご覧ください。
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)