JUGEMテーマ:童話
はりねずみのピクシー絵本をもう1冊、どうぞ。
「うさぎとはりねずみ、その後のおはなし(Neues von Hase und Igel)」。
グリム童話の「うさぎとはりねずみ」の後日談です。
グリムの「うさぎとはりねずみ」の内容はイソップ童話の「うさぎとかめ」とほぼ同じ。
はりねずみがうさぎに勝つのですが、イソップとはほんの少し違うところがあって、はりねずみは実はちょっぴりズルをしていたのです。
そのことを知ったうさぎとその一族が勝負をやり直そうと言い出します。
そこで、うさぎとはりねずみの一族対抗レースをすることになりました。
待ちに待ったレースの日ですが、この日はお百姓さんが畑に肥料を入れる日だったのです。
レースはこんなことに…。
このあと、みんな大笑いで仲なおりしましたとさ。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
4月11日の続きです。
これまでに、どれだけのタイトル数と部数のリトルゴールデンブックが発行されたかということなんですが、1950年代の裏表紙を見てみると、
「More than one billion Golden Books have gone into the homes of children …」と記載されております。
これ、よく見ると、すごいですよ。
More than one billion と言っています。
なんと、BILLION ですよ。
1billion とは「10億」なんですよ。
「10億冊 以上のゴールデンブックが子供のいる家庭に…」ということなんですが、
ええ〜!
でも、よーく見ると、「Golden Books = ゴールデンブック」となっている。
リトルゴールデンブックとは書いていない。
そう、以前は、リトルゴールデンブックの姉妹絵本がいろいろあったのです。
例えば、この記事「リトルがあるなら1〜4」を見てもらえれば、わかります。
そして、こんなのも。
なんと、ピクシー絵本との関係も見えてきました。
続きます。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
とってもかわいくポップなはりねずみのピクシー絵本をご紹介します。
「ふうせんりょこう(Peter Igel in der Luft)」。
「なつかしい!」と思われる方も多いのでは?
そう、1970年代、日本でも発行されていました
(日本語のタイトルは当時のものです)。
ヨーロッパでも人気なのかな。
なかなか手に入らなかったのですが、ついに再入荷しました。
はりねずみのピーターが赤いふうせんをバスケットにくくりつけて… 、
ふわり。
ふうせん旅行に出かけます。
村の風景が明るくポップに描かれています。楽しそう。
もう、そろそろ帰らないと。
地上に降りるときはどうするの?
こうするんです。
だから、カサを持って行ったのね。
でも、カサで飛べるのは絵本やマンガの中だけです。
決してマネしないように。
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先日は、はりねずみのピクシー絵本「目をさました はりねずみ」をご紹介しました。
この絵本はドイツ語版ですが、ドイツ語版のピクシー絵本には、はりねずみのお話が多いです(なぜかオスカーという名前の子が多い)。
最近、日本では、はりねずみがペットとして人気ですが、森の多いドイツでは けっこう身近な動物なようです。
森の住人なんですね。郊外や田舎の方では、民家の庭さきで野生のはりねずみを見かけたりするらしい。
思えば、フシギな動物ですよね。
あのトゲトゲで自分の身を守っているのでしょうけど、足が短くてあまり早く動けないのだとか。
そのためか、のろまのイメージがあって、有名なイソップ童話「うさぎとかめ」がドイツのグリム童話では「うさぎとはりねずみ」になっています。
また、このごろのドイツでは、はりねずみが交通事故に会うことが多くなり、保護する方向にあるんだとか。
メルヘンの国のイメージがあるドイツですが、現実はけっこう大変なのかも…。
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昨日のリトルゴールデンブック、「3びきのくま/ロジャンコフスキー版」のちょこっとおまけです。
ロシアに生まれたフョードル・ロジャンコフスキーは1930年代フランスでさし絵画家としてスタートしました。
その才能は 単なるさし絵を超えて、数多くの傑作絵本を生み出しました。
今から80年前のことですから、絵本の時代を切り開いたと言っていいかもしれません。
デフォルメされてはいるけど、正確に特徴をとらえた動物や自然物はどことなくユーモラスであたたか。
日本でも多くの絵本が翻訳、出版され、世代を超えて読み継がれています。どれも安心してこどもに与えられる正統派の絵本です。
サブカルチャーものが充実している一方で、こうした正統派の絵本と出会えるのもリトルゴールデンブックの魅力のひとつですね。
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くまさんの定番の童話といえるのが、この絵本。
「3びきのくま/ロジャンコフスキー版(The Three Bears)」。
先日の「ドナルドダックと1ぴきのくま」の元になったお話でもあります。
このお話、ロシア民話なんですね。
ロシア出身の著名な絵本作家ロジャンコフスキーが手がけました。
初版は1948年、長年にわたって愛されたロングセラーのリトルゴールデンブックです。
留守中のくまさんたちの家へやってきた女の子。
おかゆを食べて、
ベッドでお昼寝しているところに、くまさんが…
あわてて、逃げ出す女の子。
考えたら、けっこうずーずーしい女の子ですよね。
くまさんたちと女の子の表情が ちょっとコミカルで良いです。
洋書では、このお話のタイトルが "Goldilocks" となっているものがありますが、Goldilocks はこの女の子の名前です。
この商品は売り切れましたが、他の版が入荷しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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こんにちは、Tote です。
ブッククーリエは、ヴィンテージ絵本ショップですが、リトルゴールデンブックとピクシー絵本だけ扱っております。
つまり、リトルゴールデンブックとピクシー絵本専門の古本屋です。
つまり、Tote はリトルゴールデンブックとピクシー絵本ヲタクといえます。
なので、リトルゴールデンブックとピクシー絵本のことだったら、何でも知っているというところまではいかないが、そうなりたいとは思っております。
で、常々、疑問に思っていることがあります。
ともに長い歴史のあるリトルゴールデンブック、ピクシー絵本ですが、これまでに、いったいどれだけの数のタイトルと部数が発行されているんだろうということ。
いまでも、新刊が発行され続けているので、どんどん部数もタイトルも増え続けているんですが。
まず、リトルゴールデンブックですが、1942年の創刊時から表紙の右上に品番がついています。
枝版がつかずに、番号順に品番をつけていたのは、どうも70年代までのようで、そのタイトル数は600以上。
ということは、2017年のいまでは、1000タイトルは超えているだろうな…。
続きます。
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世界一有名なあひる、ドナルドダックのリトルゴールデンブックをご紹介します。
「ドナルドダックと1匹のくま(Donald Duck and the One Bear)」。
おなじみのドナルドの仲間たちに加え、見知らぬくまさんが登場するのですが、読み進めるうちに、「おや?」となります。
では、ちょこっと中身を見ていきましょう。
ドナルドがおいしいピザを焼きました。
3つ子の甥っ子たちはすぐに食べたがったのですが、ピザはアツアツ。
ドナルドと甥っ子たちはドナルドのガールフレンド、デイジーを呼びに行くことにしました。
留守のドナルドの家からは、ピザのおいしそうな匂いが…。
それをかぎ付けて、やって来たのが1頭のくまさん。
家の中に入ったくまはテーブルの上に、ペパロニ、ソーセージ、サーディン&パイナップルの3種類のピザがあるのを見つけました。
まず、ペパロニピザを食べようとしましたが、熱すぎます。
ソーセージピザは冷たくなっていて、サーディン&パイナップルピザはちょうどいい熱さだったので、くまさんはこのピザをむしゃむしゃ食べてしまいました。
あれっ、このお話、どこかで聞いたことありませんか?
そう、あのお話です。でも、何かがあべこべですね。
ウィットが効いたドナルドの名作童話(?)です。
商品情報はこちらです。
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春は新しい命が生まれる季節。
たまごからかえったばかりのひよこたちのピクシー絵本です。
「ひよこたち(Die Küken)」。
めんどりさんが生んだたまごがかえってかわいいひよこちゃんたちになりました。
このひよこちゃんは好奇心おうせい。
こうやって、ミミズをひっぱたり…。
ガラス越しに見たことない動物をみつけました。
クラシックなイラストが特長的。
このイラストレーターさんのピクシー絵本は何冊か出版されているのですが、いずれも動物のお話で無記名なので、お名前がわかりません。
カチッとした絵柄なのに、どことなくユーモラスな表情なのが魅力的です。
商品情報はこちらです。
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こんにちは、ブッククーリエ店長の Tote です。
東京では桜が咲きはじめました。ようやく春到来です。
さて、ブッククーリエ店頭では、春に向け元気でカワイイ動物の絵本のアップを行っていますが、ひと通りねずみとはりねずみのピクシー絵本のアップを終えたところ、売り切れが続出…。申し訳ありません。
店頭がさびしくならないように、続々とアップしていきますよー。
ねずみとはりねずみに続けて、くまさんの絵本が登場します。
もうすでに何冊かアップしていますが、この後も、あの有名なくまさんのリトルゴールデンブックや超人気のピクシー絵本が再入荷予定となっております。
ご来店お待ちしております!
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