JUGEMテーマ:海外の名作絵本
「さいのルパート(Rupert the Rhinoceros)」、こちらもティボル・ゲルゲイさんの絵本です。
けっこう波乱のストーリーなのですが、テンポがとても良く とにかく楽しい絵本なんです。
ジャングルで暮らすさいのルパートは本当はやさしい性格なのですが、いつも他の動物たちをこわがらせてしまいます。
それは、だれにでも何にでもぶつかってしまうから。
そんなルパートが、ある日 人間たちにつかまって船に乗せられてしまいます。
ところが、シケで船は大揺れ。
ルパートは海に投げ出されてしまいます。
運よくくじらに助けられて、夜に海辺の街にたどり着きました。
(なかなか波乱の展開でしょ?)
朝になって、人や車に突進してツノをケガしたルパートは病院に運ばれます。
そこで、出会ったお医者さんは「きみが何にでもぶつかるのは、目がよく見えてないからでは?」
そういってメガネを作ってくれました!
退院したルパートは「なんでもよく見える!」。
これで、もうぶつからなくてすみますね(街の人たちはちょっとこわがってるけど)。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
ここ何回か続けて絵本に出てくる動物たちのことを書いてきましたが、絵本と動物の関係を考えると、どうしても昔話に行き着きます。
和洋問わず、伝承童話や童謡には、動物が出てくるものが多いですからね。
そこに登場する動物たちは、お国柄やその土地の文化が反映されています。
例えば、日本の昔話によく出てくる たぬき。
やたら、人間をだましたりするんだけど、日本固有の動物らしいです。
また、動物が出てくる昔話といっても、動物だけの世界で完結しているお話もあれば、動物と人間が関わるお話だったり。
伝承されてきたストーリーはバリエーションも豊富。
そんなわけで、ひと通り動物の絵本たちをアップしながら、次は、伝承の絵本を補充していかないと、と思っております。
続きます。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
「幸せな小さなクジラ(The Happy Little Whale)」、
リトルゴールデンブックにとって重要な作家/イラストレーターの1人、ティボル・ゲルゲイによる絵本です。
海で仲間たちと楽しく暮らしていた小さなくじら。
ある日、人間たちに捕まえられて、どこへ連れて行かれるんでしょう。
とても悲しそう…。
船が止まり、くじらはプールに入れられました。
そこには、新しい友だちがいて いろんなことを教えてくれました。
ここにはこどもたちもたくさんやってきます。
新しい仲間たちといっしょにいつまでも楽しく暮らしました。
メリハリのきいた色彩と躍動感あるタッチでくじらたちの表情をいきいきととらえています。
特に、このくじらたちはポップでファンキー。
それがゲルゲイさんの特徴でもありますね。
この人は名作といわれたリトルゴールデンブックをほんとうに数多く残しています。
詳しくは、また。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
7月19日の続きです。
ドイツのピクシー絵本によく出てくる動物ベスト3は、くま、ねずみ・はりねずみ、ねこ ですが、これ以外のいろんな動物たちの作品も多いです。
と、思ったら、リトルゴールデンブックも動物もののバリエーションは豊富です。
古いものほど、創作、昔話などの伝承ものを問わず、動物のお話が多い気がする。
国や文化を問わず、昔話にはよく動物が登場しますが、Tote が思うのが、昔の方が人間と動物の関わりが深かったのかなと。
昔話の中では、人間と動物がけっこうディープにからみあってたりします。
日本では、たぬきが人間をだましたり、マザー・グースでは、人間と動物がよくお話ししているし。
昔の人は動物とのコミュニケーション能力が高かった?
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
すてきな動物園を描いたリトルゴールデンブックをご紹介します。
「こどもたちの動物園(A Visit to the Children's Zoo)」、こども専用の動物園です。
明るくポップに、ちょっぴりおしゃれに描かれています。
スージーとネッドの小さな姉弟がやってきたのは こどものための動物園。
この動物園の中では子供だけで自由に遊べるんです。
この扉ページから、ワクワクします。
こうして動物たちとふれあうこともできます。
これが、この動物園の全景↓
とっても楽しそうでしょ?
こどもだけのものにしておくのはもったいない。
この絵本の初版発行は1963年、ニューヨークのセントラルパーク内にある Children's Zoo をモデルに描かれました。
今でもこの動物園、あるのかな?
あれば、ぜひ行ってみたいですね!
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
7月12日の続きです。
絵本によく出てくる動物の話をしていますが、アメリカのリトルゴールデンブックとドイツのピクシー絵本では、という限定です。
それぞれによく登場する動物ベスト3は7月7日の先日の記事「絵本に出てくる動物って、」の通りなのですが、くま と ねこ が最もメジャーということになりそうですな。
ところで、それに加え、4位以下はどうなのかも気になりませんか?
それが、けっこうリトルゴールデンブック、ピクシー絵本ともにばらけているんですよ。
ひつじ、やぎ、きつね、ぞうさん、あひる、うま、などなど。
昔話や伝承系では、欧米では、ひつじ、やぎ、きつね、うま あたりが多いですね。
昔から身近な動物なんでしょう。
きつね は日本の昔話にも多いですよね。
日本では、めずらしい動物なのだけど、ドイツのピクシー絵本にとてもよく出てくるのが、はりねずみ。
ドイツでは、本当に身近な動物のようです。
続きます。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
ひつじのピクシー絵本をもう1冊ご紹介します。
「3びきのひつじ(Drei kleine Lämmer)」。
以前ご紹介した「あひるのひよこ(Die Entchen)」と同じ絵柄の絵本です。
こちらもイラストレーター名の記載がないのですが、リバティプリントのような独特な味わいのある絵です。
動物たちの微妙な表情がなんともいえません。
タイトルからもおわかりの通り、3匹の子ひつじのお話です。
元気よく遊ぶ子ひつじたち。
ぴょん、ぴょーん、って感じでほんとうに元気そう。
遊ぶのに夢中で、いつの間にか牧場の外に出てしまい、迷子になってしまいました。
最初は心配していなかったのですが、だんだん心細くなってきて、のども乾いてきました。
なんか、他のひつじも混じってる。
「ぼくたちのうち(牧場)はどこ?」
疲れて座りこんだところに、同じ牧場に住むうさぎたちが…、
「牧場はこっちよ。」うさぎについて行けば、もう大丈夫。
「おかえりー、君たちのお母さんが待ってるよ。」
牧羊犬が迎えてくれました。
この犬は Lumpi といって、このシリーズの他の絵本にもちょこちょこ登場するんですよ。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
7月7日の続きです。
前回、アメリカのリトルゴールデンブックとドイツのピクシー絵本によく出てくるベスト3(ブッククーリエ調べ)を発表しました。
それぞれ微妙な違いがあるのは、お国柄でしょうか。
少しの違いはあるものの、両方ともベスト3に同じ2種類の動物が入っています。
それは、くま と ねこ。
うーん、両方とも人気の動物なんですな。
ねこはどこの国でも身近な動物ということでしょうね。
絵本以外のジャンルでも、有名キャラクターもいるし。
そして、くまさんです。
くまといえば、ぬいぐるみの動物としても圧倒的に多いんですって。
ドイツのピクシー絵本に出てくるベスト1動物はくまさんです。
あっ、そういえば、ドイツはテディベア発祥の地。
続きます。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
このピクシー絵本が再入荷しました。
「メッテちゃんのひつじ(Susis Lämmchen)」。
とびきりキュートで、「なつかしい!」と思うピクシーファンも多いはず。
1970年代に日本でも出版された大人気の1冊です。
内容はマザーグースの「メリーさんのひつじ」と同じ。
メッテちゃんのひつじはメッテちゃんが大好きで学校についてきてしまいます。
ところで、ドイツ語版の原題では女の子の名前は Susi =スージー ですが、日本語版では メッテちゃん になっています。
Susi という女の子は昔のドイツの絵本によく出てきます。
英語圏のメリーと同じように、ドイツではポピュラーな名前なのかな。
しかし、なぜに 日本語版では メッテちゃん?
デンマーク語版ではメッテちゃんだったのかな?
謎です…。
商品情報はこちらです。
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
いま、ブッククーリエ店頭では、動物の絵本たちがせいぞろいしております。
本当にいろんな動物の絵本があるなーと思うのですが、絵本にいちばんよく出てくる動物って何なんだろう?
ブッククーリエので蔵書でいえば、主にアメリカで出版されたリトルゴールデンブックとドイツのピクシー絵本を扱っているので、ほとんどアメリカとドイツの話になります。
これまで、動物の種類ごとに数えたことはなかったので、売り切れた分も含めて店頭在庫を数えてみました。
いずれも、作家・キャラクターものを除いて、次の通りでした。
リトルゴールデンブックによく登場する動物ベスト3
1位 うさぎ
2位 ねこ
3位 くま
ピクシー絵本 動物ベスト3
1位 くま
2位 ねずみ・はりねずみ
3位 ねこ
続きます。
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)