JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
6月11日の続きです。
一方的に昔の動物の絵本がよかったーというつもりはないんですが、いまはかわいいけどデフォルメし過ぎた動物キャラクターが多過ぎる。
デフォルメし過ぎというのは、その動物本来の特徴がシルエットや骨格的にわからなくなっているということです。
例えば、顔だけ見れば、耳が長いからウサギなんだろうけど、体はウサギもネコも犬も一緒みたいな…。
そういうのが良くないというつもりはないのだが、むしろ、あっていいと思うけど、そういうのだけになってしまうのは良くないと思うんですよ。
先日、保育園の先生と話す機会があったのだけど、最近は、親子連れで動物園に行く人たちが減っているんだとか。つまり、小さい子たちがゾウさんやキリンさんを見る機会が減ってきているということです。
それなら、現代こそ動物を動物らしくふつうに描いた絵本って大事になってくるのでは。
そういう意味でも、先日ご紹介した「山をこえた子牛」は、優れた作品だと思います。
JUGEMテーマ:海外の名作絵本
ロジャンコフスキーの絵本、
「山をこえた子牛(The Cow Went over the Mountain)」をご紹介します。
ロシア生まれの絵本作家フョードル・ロジャンコフスキーは動物や自然の描写に定評があり、「3びきのくま」でも有名です。
この絵本は 山の向こうにはおいしい牧草があるはずと思った子牛が友だちの動物たちといっしょに山をこえて行くお話です。
Tote はこの扉ページのロゴが好き。
ロジャンコフスキーさんが描くかえるさんも好き。
表紙の はしっこにもいるので、よーく見てね。
ひょうきんで良い味出しています。
動物たちを包み込むようなおだやかな田園風景が美しく描かれています。
一生けんめい山をこえた子牛たちでしたが、そこの牧草はあまりおいしくありませんでした。いちばんおいしい草はいつも暮らす牧場にあったというお話。
草の香りが感じられる絵本です。
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6月9日の続きです。
リトルゴールデンブックの裏表紙です。
今日は1970年代から80年代初頭にかけてです。
10年ほど同じデザインでマイナーチェンジがありました。
微妙な違いがわかりますか?
左:1973年から76年ごろまで
真ん中:1970年代末から80年代初め、左のデザインにビッグバードが加わっています
右:83年ごろまで 使われていたようです。微妙に地色のグリーンが濃くなっています。バーコードの登場が興味深いですね。
Tote はこの3つのデザインがいちばんなじみがあります。
使われていた期間も長いし、古書でもやはりこのデザインのものが多いです。
子供の頃、セサミストリートやディズニーなどキャラクターが大集合したこの裏表紙を見るとなんとなく楽しくなったものでした。
続きます。
JUGEMテーマ:かわいい絵本が好きなのだ
ねこのピクシー絵本をもう1冊、
「ミッチといなか(Mitzi zieht aufs Land)」。
こちらも、ウフフとなるお話です。
飼い主のセバスチャンといっしょに田舎に引っ越したミッチは田舎がとても気に入って、2人で楽しく暮らしていました。
でも、ある日、ミッチがいなくなってしまいます。
ミッチを探すセバスチャン。心配で、心配でしかたありません。
ミッチは、いったいどこへ行ってしまったの?
ミッチは納戸の中で見つかりました!
それも、こんなにかわいい子ねこたちもいっしょ。
ミッチはお母さんになったのです。
これには、セバスチャンも大よろこび。その後、ミッチ親子と仲よく暮らしました。
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こんにちは、ブッククーリエ店長のTote です。
なんか、いつの間にか6月になり、梅雨空になっております。
このところ、公私ともにブッククーリエ以外のことで忙しく、商品アップがおろそかになっております。スイマセン。
今年の初めからブッククーリエ店頭では動物の絵本を取りそろえきましたが、そろそろネタ切れかと思われていたかもしれませんが、そんなことはありません!
まだまだ、動物の良いリトルゴールデンブックとピクシー絵本があるんですよ。
アップが遅れているだけです(エラそうに言うことではない)。
ということで、うっとうしい天候に負けず、ぼちぼちアップしていきたいのですが、こうして動物の絵本のことをじっくり見ていると、いろいろ思うところがあって。
動物たちが描かれた昔のリトルゴールデンブックとピクシー絵本はよくできているなーとつくづく思う。
もちろん、現代にも動物の良い絵本はいっぱいあるのだけど、特に40年以上くらい前までは、デフォルメされすぎず、リアルながら親しみやすく描かれた動物の絵本が多いような気がします。
この時代は、フルカラー写真の図鑑やテレビが一般的でなかったせいかもしれない。絵本には、それらの媒体に代わって、小さな子供にある程度正確に動物の姿に伝えるという役割もあったのでしょうね。
続きます。
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5月31日の続きです。
年代別リトルゴールデンブックの裏表紙5回目です。
今回でやっと1960年代が終われそうです。
左から順に
1963年、1960年代後半から70年(このデザイン、見覚えありませんか?そう、50年代にも使われていました。その当時とは文章の内容が違っています)、
1970〜71年ごろ、
1970〜73年ごろ です。
1960年代前半まではやたらデザインが変わっていましたが、60年代後半からは1つのデザインが数年続くようになります。
右はしの黄色の裏表紙は今でもよく見かけます。
オーストラリア版では70年代後半も使われていたようです。
続きます。
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「ねこがやってきた(Katzenbesuch)」、
ねこ好きさんなら、ちょっとウフフとなるようなピクシー絵本です。
ダークは屋根裏部屋に住んでいます。
夜、眠っていると、窓からねこが…。
ねこは、ダークにちょっといたずら。
ダークはねこと仲よしになりますが、朝になるとねこは帰って行きました。
ねこはどこからやってきたのでしょう?
ダークの住んでいるところは、こんな家並みになっているのです。
きっと、屋根の上を歩いてきたのでしょう。
ダークはねこの住む家をみつけられるかな?
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⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
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⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
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⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)