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こんにちは、ブッククーリエ 店長の Tote です。
いっきょに暑くなりましたね。
さて、現在、ブッククーリエ店頭には ねずみとはりねずみのピクシー絵本が続々入荷中です。
なぜか ドイツのピクシー絵本には、ねずみとはりねずみのお話が多いです。
ねずみは、洋の東西を問わず昔から童話やおとぎ話によく登場しますが、なぜに、はりねずみ? と思って、いろいろ調べてわかったのは、ドイツでは はりねずみはとてもポピュラーな動物なんですって。
日本では最近ペットとして人気の動物ですが、ドイツには、野生のはりねずみがいっぱいいて、住宅の庭先なんかでも見られるんだとか。ドイツのピクシー絵本にはりねずみのお話が多いのは、そういうわけみたいです。
で、「ドイツ はりねずみ」で検索していると、捨てられらた酒びんに残っていたお酒を飲んで酔っぱらったはりねずみが警察に保護されたニュースをみつけました。
うーん、なんて やさしいドイツ警察。
というか、絵本やマンガみたいなお話ですね。さすが、童話の国?
ねずみとはりねずみのピクシー絵本一覧はこちらでご覧いただけます。
続きがあります。
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このピクシー絵本が再入荷しています。
ピクシーファンに人気の作家ヨルゲン・クレヴィンさんの作品です。
「ぼくのヘリコプター(Ilse igel)」。
主人公ははりねずみのイルス、ヘリコプターの優秀なパイロットなんです。
ヘリコプターとともに街の人たちのために貢献しています。
ある日、おまわりさんのピーターに車で逃走中の銀行強盗を捕まえるのを手伝ってほしいとたのまれました(おまわりさんのピーターといえば、ご存じですか?)。
黄色に赤の水玉もようの車が犯人のもの。
(ちょっぴり、映画の「ミニミニ大作戦」を思い出した。)
なんと、犯人の車が渡ろうとしている橋をヘリコプターでつり上げるという大胆な作戦。
犯人は車ごと川に落ちて、作戦は大成功でした。
街の様子が明るい色とポップなタッチで描かれていて、おもちゃの街のジオラマを見ているみたい。
ヨルゲンさんの絵本には他の作品の主人公たちがちょっとずつ登場します。
それをみつけるのも楽しみのひとつですね。
商品情報はこちらです。
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7月5日の続きです。
「ヴ」をなくしていくというのは、国としての動きでもあるようです。NHKによると、外務省が外国の国名表記をそう変えるようにしています。
非常にフォーマルなところから そうなっているので、そういうことなのでしょう。
まあ、「ヴ」がなくなっても、大して困ることはなさそうだけど。
「ヴ」がなくなる理由については、日本語の発音では「ヴ」と「バ」行の区別がないから、ということらしい。
これについては、やはり「うーん」と思ってしまう。
つまり、日本人には「V」と「B」の音の違いがわからないということになりますが、本当にそうなのかな?と。英語やヨーロッパ系の言語に全くなじみのない人なら、そうだろうけど、わかる人もいると思うけどなー。
学校の英語の時間に、「V」と「B」の発音の仕方を習うじゃないですか。発音できる音は、聞きとれるようになるんだけどな。
日本語の音としては区別ができなかったとしても、Tote はやはり「ヴ」を使いたい。
それは、元の言語を大切にしたいから。
もう少し続きます。
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リトルゴールデンブック・ピクシー絵本とも雨のお話が少ないといいましたが、この絵本がありました!
雨につきもののかさのお話です。
「あこちゃんのこうもりがさ(ein gebliimter Regenschirm)」。
日本でも1970年代に出版されたことのあるピクシー絵本の名作で、タイトルは当時のものです。
2000年頃の復刻版では「はなもようのかさ」になっていました。その方が直訳に近いのでしょうけど、「あこちゃん」の方がいいなあ…。
「こうもりがさ」という言い方もこのごろはあまりしませんね。
ストーリーはとてもシンプル、「もし、はなもようのかさをもらったら…」と主人公の女の子(あこちゃん)が空想をめぐらせます。
おふねになるし、そらだってとべる。
色数をおさえたシンプルなイラストが北欧らしいですね。
ブルーがきれいです。
商品の詳細についてはこちらをご覧ください。
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今年は梅雨が長びいていますね。
雨を描いた作品がないかと探したのですが、リトルゴールデンブック、ピクシー絵本とも欧米の絵本は雨のお話が少ないようです。
そんな中で、このピクシー絵本がありました。
「野ねずみ一家のおひっこし(Familie Maus zieht um)」。
雨が降りつづき、野ねずみの家族の暮らす家が雨もりするようになりました。
家じゅういろんな所から雨水が落ちてきます。これは大変。
「新しい家を探しに行こう」と、お父さん。
松の木の根もとにちょうどいいほら穴をみつけました。
これなら、雨もりの心配もなさそうです。
ここを新しい家にすることにしました。
さあ、雨の中みんなでお引っ越しです。
みんなで協力して、すてきなお家になりました!
助けあって仲よく暮らす野ねずみの家族。
なんだか、ほっこり優しい気持ちになります。
この野ねずみ一家のお話はシリーズになっているみたいです。
商品詳細については、こちらをご覧ください。
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Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)のこの絵本が再入荷しています。
「スーツケースを開けたら(Open up My Suitcase)」。
旅立つ前のわくわく楽しい気分が味わえます。
「ぼくは旅に出るんだ。」と少年がスーツケースを取り出しました。
遠くにいるお友だちに会いに行くんですって。
スーツケースにいろんなものをつめ込んで、旅行の用意をしなくちゃ。
くつ下や洗面道具、テディベアやお気に入りの洋服を入れました。
用意ができたら、よそ行きのジャケットを着て、「行ってきます!」
旅行は準備をするところから楽しいものですね。
この少年はどこへ行くのでしょう? ひょっとして空想の旅?
それでもかまわないんです。
子供ならではの想像力があれば、じゅうぶん楽しめます。
スーツケースに夢をいっぱいつめ込んで、さあ、旅の計画を立てましょう。
1950年代にたくさんのリトルゴールデンブックを手がけた Corinne Malvern のイラストが印象的。レトロで美しい絵本です。また、古い希少な1冊です。
商品情報はこちらです。
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先日から、「ヴィンテージ」という言葉について、思うところを少し書いています。
ヴィンテージ絵本といえば、どんな絵本をイメージするかは人によって違うでしょう。
Tote にとって、特にアメリカのヴィンテージ絵本といえば、先日も紹介した Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)の作品です。
リチャード・スカリーをはじめ、アメリカを代表する絵本作家は数あれど、どうしてこの人なのかというと、やはり時代性でしょう。
コリンヌ・モルバーンは、寡作ではなかったけれど、活躍した期間が非常に短かい作家さんでした。その最盛期は1950年代なので、彼女の作品からは、アメリカの50年代の香りが色濃く感じられます。
「ヴィンテージ」の意味には、大辞林によると、「製造時期や形式による希少性」も定義されていますからね。
コリンヌ・モルバーンによるリトルゴールデンブックは、50年代のアメリカのノスタルジーそのもの。
モルバーンのリトルゴールデンブック一覧はこちらでご覧になれます。
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「ロバートの新しい友だち(Robert and his New Friends)」。
リトルゴールデンブックを語る上で欠かせない作家、Corinne Malvern(コリンヌ・モルバーン)の作品です。
とあるアパート(というより、マンションですよね)に引越してきたロバート少年が新しい友だちをさがすお話です。
大人にとってもそうですが、引越しは子供にとっては大きなイベント。
新しい場所で、お友だちがみつかるかどうかなんて、ドキドキものです。
引越してきたばかりのアパートで、友だちになってくれる子をさがすロバート。
なぜか、消防士の帽子をかぶって行きます。
まずは、ここに友だちがいるかも、とベルを鳴らした部屋は、お医者さんのオフィスでした。
「ここには子供はいないけど、どこか他の部屋にはいるはずよ」と看護婦さんが教えてくれました。すぐ上の階のベイカーさんを訪ねます。
ベイカーさんは親切なパン屋さんで、ドーナツをくれましたが、子供はいない様子。
友だちはみつかるのかな?
最後の部屋に行くと…、
たくさんの友だちに出会えました!
まるで、みんなロバートを待っていたみたい。
商品情報はこちらです。
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6月30日の続きです。
(ココのところ、うまい説明が思い付かないんだけけど)日本語でいうバ行の音を含む外来語をカタカナ表記するときに、ときどき出てくる「ヴ」や「ヴァ」や「ヴェ」ですが、これは「ブ」、「バ」、「べ」とどう違うのか?
それは、その外来語本来の言語の綴りによる発音の違いです。
「ヴ」で表される、元の言語は「V」。
「ブ」、「バ」、「べ」は、「B」なんですな。
例えば、「banana」は「バナナ」、「book」は「ブック」。
「vintage」は「v」なので、「ヴィンテージ」とブッククーリエでは表記しているのです。
しかし、「violin」は、最近は「ヴァイオリン」よりも「バイオリン」の方が多くなりました。
また、ここに来て、「ヴ」の表記がなくなるといわれております。
う〜ん、それでいいのかなあ…。
続きます。
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