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絵本の修復について思うこと4
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    8月25日の続きです。

    絵本に限らず、古い物を修理に出すのって 持ち主が「費用をかけてでも」ということを納得してはじめてできることですよね。この費用分が思い入れということになるのかな。
    そう思うと、持ち主のない古い物を直して商品として売るときに(これは いろんな分野でビジネスとして成立している)お客様に "思い入れ” を押し付けることはできないですね。
    今のところ、大がかりに修復するものは Tote の個人的な思い入れにもとづいてやっているので。

    ただ、今後のことを考えると、修理済みの中古品/ヴィンテージ品として客観的かつ許容できる価格の査定のしかたを考えていかないと。


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    | Tote(トート) | 09:38 | comments(0) | - |
    絵本の修復について思うこと3
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      このところ、絵本の修復について 悩んでいる Tote です。
      正確には悩むというほどではなく、あーでもないこーでもないと考えがまとまらないという感じかな。
      修復にかかる費用を商品の代金に上乗せできるのか?
      できるとすれば、いくらぐらいまでが許容範囲なのか?
      本そのものの価格よりも修理代の方が高くなるようなこともあるわけで。
      修理代というのは ほとんどが タイムフィー。ダメージの度合いによって変わってくるもので、本そのものの値打ち(内容とかヴィンテージ価値とか)とは関係ないんですよね。

      と、あれこれ考えましたが、本に限らず 古い物を時間と費用をかけても修理するかどうかは その ”もの” にそれ相応の価値があるかどうか、ということに行き着くんだよね。
      持ち主にとって すごく思い入れがあるとか、2冊とない希少な本であるとか。


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      | Tote(トート) | 10:02 | comments(0) | - |
      絵本の修復について思うこと2
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        8月12日の記事のピクシー絵本ですが、表紙や数ページが破けて綴じがはずれている状態なので、けっこう時間と労力のいる作業になりそう。

        これまでも、ちょっとした修復はやっていて、貴重な本、希少な本(自分にとってそう思える本)は できる限り直したいと思う。だけど、そうやって直した本を商品とするのはどうなんだろう、商品にしてもいいものなのか、ということを ときどき考えてしまう。

        というのも、修復といっても 本の状態によって作業に必要となる時間と労力が違ってくるのです。ちょっとした破れを直すなら 10分から20分程度で済むのだけど、今回のようなケースだと いったん綴じをはずして、云々といったことになり 2〜3日かかったりする。
        修復の作業にかかるコストってほとんどが手間=人件費なんですよね。

        だから、状態によっては、もともとのその絵本の価格よりも修復費の方が高くなることもありえるんですよね。修理・修復というのはそういうものだろうけど。

        10分やそこらで済むような修復だと無料サービスの範囲だと思うんですが、何時間、何日もかかるようなことになるとその分の作業代を(低めに設定したとしても)商品の価格に上乗せしてもいいものか、どうか…。悩んでしまうんです。


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        | Tote(トート) | 10:03 | comments(0) | - |
        絵本の修復について思うこと
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          こんにちは、Tote です。

          先日、絵本の修復用の紙を買ったことを書きましたが、それからほどなくして、ドイツから探し続けていた超レアなピクシー絵本が届きました。本当に希少な本なんだけど、思っていた以上に… ボロボロでした(T_T)。
          表紙と本文の数ページ分が綴じを境に完全に破けていて、それをテープでべったり貼りつけて とりあえず本の形になっているという状況…。そのテープもセロテープの幅広のやつで、糊が変色してるんです。ううう、う。
          でも、この絵本を手にしたのは、長年ピクシー絵本を集めてきて初めて。
          こんな状態でも、あるのとないのとでは大違いなわけで。
          ないよりはずいぶんマシ、なので、(修復用の)紙も買ったし 直そう。

          しかし、直すとなったら、テープをはがすことから始めないといけません。
          うーん、この暑さ+節電の状況下でテープはがし液を使うのは、ちょっとキツいなあ…。
          涼しくなったら、やりまーす。



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          | Tote(トート) | 08:23 | comments(0) | - |
          古い絵本の究極のメンテナンス3
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            7月5日の続きです。

            昔から、図書館などでは貴重だったり痛みやすい資料は書庫に閉まっておいて 閲覧はポジやマイクロフィルムで、ということはよくありました。こうしたフィルムは いわば代用コピーだと思うんですが、デジタル時代の現在、以前と比べると 技術的にはより手軽に高画質のコピーが作れるようになっています。

            つまりは、ヴィンテージ絵本に限らず、古い本の代用や補完という意味ではデジタルは大いに可能性があると思うんですけどね。
            ここで、前文の最後に「けどね。」をつけたのは、技術的には可能でも 現実はなかなかそうなっていかなそうなので…。ハギレの悪い文章が続くなあ(^^;)。

            この後、このトピックは「紙とデジタル」の中で考えていきます。



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            | Tote(トート) | 09:51 | comments(0) | - |
            古い絵本の究極のメンテナンス2
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              7月2日の続きです。

              同じ絵本が2冊あれば、状態の良い方をベストな状態で保管し、もう1冊を読んで楽しむ用に使えますね。コレクターとしては理想的な環境ですが、この方法には問題がありますよね。
              まず、費用が倍(ときには倍以上)かかる。また、中古本の場合、同じものがみつかるとは限りません。

              現実では、1冊の本を大切に(なるべくオリジナルに近い状態をキープ)しながら読んで楽しむ方法を考えることになりますね。
              では、どんな方法がある?

              ここで、デジタルの出番だと思うんですよ。
              うーん、テーマが「紙とデジタル」につながってきたな。


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              | Tote(トート) | 09:48 | comments(0) | - |
              古い絵本の究極のメンテナンス1
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                これまで、絵本の価値を活かす修復法について考えてきましたが、理想=究極の保存・メンテナンスの方法って どうなんだろう。

                古い絵本のヴィンテージものとして また アート作品としての価値はオリジナルの状態がいかにキープされているかが前提になります。オリジナルの状態を保つためには「なるべく光にあてず、風通しのよいところにしまっておく」ことが必要です。
                でも、これでは…。そう、絵本はやはり情報媒体のひとつ。人に読んでもらって楽しんでもらってこそ、その芸術的な価値も媒体としての役割も生きてくるわけです。

                消耗品(媒体)としての役割(価値)とヴィンテージものやアート作品としての価値を両立させようとするのは やはりむずかしいですね。
                とはいっても、ヴィンテージ/アート的な価値をキープしながら、気軽に読んで楽しむこともしたいですよね。
                で、いろいろ考えたんですが、その究極ともいえる方法って同じ絵本を2冊そろえることではないかと。


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                | Tote(トート) | 09:31 | comments(0) | - |
                絵本の修復について3
                0
                  6月18日の続きです。

                  自分で絵本の修理を始めたころ、ネットで検索していたら本の補修用のプラスティックテープがあることを知り、ちょっとびっりしたことがあります。また、それ以前から、Tote は図書館の本の表紙全体に貼られているビニールのフィルムに違和感を持っていました。
                  というのも、粘着テープには化学糊が使われています。表装での経験を通して、化学糊は全般的に紙を痛めるものと刷り込まれていたのです。はがすのも大変だし。

                  でも、より多くの人に本を読んでもらう、情報を提供するという図書館の役割を考えると、そこでは本は消耗品。短・中期間で不特定多数の人たちの使用に耐えさせるには、表紙をフィルムでおおっておけば補強になるし、テープでの補修は安価で早く済むし、図書館のような所ではそれが効率の良い方法なんでしょうね。

                  ただし、こうしたメンテナンス・修復方法は本を あくまで『消耗品』として扱うことでもあると思うんです。「書籍用」とされる表紙用のフィルムや補修用のテープの糊は変色しにくいようですが、5年先、10年先のことを考えるとやはり紙の劣化につながるし、フィルムやテープを貼った時点でヴィンテージものや「作品」として重要な「オリジナル」としての価値を損ねることになります。


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                  | Tote(トート) | 09:21 | comments(0) | - |
                  絵本の修復について2
                  0
                    昨日の続きです。

                    絵本の修復にあたって、絵本の役割や価値をどう考えるかで やり方が違ってくると思うんですよ。

                    絵本には、大きく分けて2つの価値があると思います。
                    まず、1つ目は情報媒体としての価値、役割ともいえますね。絵本はそこに載せられた文字やビジュアル情報を読者に伝えるためのものです。作者が発信する情報を読者により深く理解してもらい、また少しでも多くの読者に伝わることで、この価値は大きく生きてます。そのためには、くり返し何度も多くの人に読んでもらうことになります。いわば、情報媒体=消耗品でもあるわけです。

                    もう1つの価値はアート性のある作品や工芸品としての価値。ブッククーリエでは、大量生産されたものであっても、1冊1冊の本は内容から装丁、製本も含め作品であり、工芸品であると考えています。そうであれば、なるべくオリジナルの状態をキープしないことには、作品や工芸品としての価値は保てません。

                    どの絵本もこの2つの要素を持っているといえますが、消耗品としての役割とアート性のある作品としての価値、相反するものであり、この両方を共存させることは ムリに近いですよね。
                    保存や修復にあたっては、このどちらを優先させるかになってくると思います。そこで、保存や修復の仕方もおのずと違ってくるのではないでしょうか。


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                    | Tote(トート) | 08:40 | comments(0) | - |
                    絵本の修復について1
                    0
                      絵本好き、特に、古いもの、ヴィンテージものが好きな方なら、本の修復って気になるところですよね。Tote も気になるので、いつか このブログでも取り上げたいと思っていました。

                      ブッククーリエには 直せるものなら直したい!と思う本がけっこうあって、少しずつですが、Tote が自分でコツコツ修理しています。自己流ですけどね。そういう教室なんかがあれば、ぜひ習いに行きたいと思っているんだけど、製本教室はあっても、修理・修復については 探しても ないですねー。幸い、表装を習っていたので、その技術を活かしてやっています。
                      といっても、修復した絵本をショップに出したことはないんですよ。どこをどう直したか説明するのがむずかしいというか。
                      また、修復の方法を文章にして説明するのも、すごくむずかしいし、技術的に開発途中の部分もあるので、とりあえず、修復についての考え方を語っていこうと思います。


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                      | Tote(トート) | 09:36 | comments(0) | - |

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